橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

初めての双眼鏡

2019-07-16 | カメラ

ずいぶん前から「ほしいものリスト」の末端にありながら、決して上位になることなく、万年購入を見送っていたものがあります。

それは、双眼鏡です。

キャンプやツーリング、あるいはスポーツ観戦時に「双眼鏡があったらなぁ」とおもうことがたびたびありましたが、あったら良いと思うだけで、絶対に必要とまでは思いませんでした。
だから、つねに「ほしいものリスト」の補欠の位置を占めていました。

ところが、先日、何気なく価格.comで双眼鏡をみたところ、1万円未満で購入できることがわかりました。
てっきり、わたしは3万円ぐらいするものと思っていました。
それが、1万円未満となると一気に手の届く範囲にやってきた気がしました。

そしてもうひとつ気になることがありました。
価格.comによると各製品の「満足度・レビュー」の書き込みが少ないものの、皆高評価であることです。
書き込みが少ないのは、需要が少ないから致し方ないのかもしれませんが、機種に関係なく手に入れることが満足であるのではないか、また、一度手に入れたら買い換えする気にならない人が多いのではないだろうかと推察しました。

とはいえ、公開したくないので、どんな双眼鏡を選んだら良いか、
自分なりに調べてみました。

倍率は「10倍まで」を目安に
倍率が高いほど大きく見えますが、その分視野が小さくなり、手ブレも大きくなります。
10倍程度を目安に選ぶのがおすすめです。
なお、ズーム機能のついた双眼鏡は、設計上、接眼レンズの設計が複雑になるのと像の悪化が著しいため、一流メーカーでさえ製造をあきらめたそうで、選んではいけません。

明るさは「対物レンズ有効径」と「ひとみ径」で決まる
対物レンズ有効径は、双眼鏡外側のレンズ口径のこと。25mm~50mmくらいまでの種類があり、大きいほど集光性が高まって解像度も増します。
また双眼鏡を白っぽい場所に向けたとき、レンズの中心に見える円のことを「ひとみ径」と言い、これも明るさを知るポイントのひとつ。
明るいところで使うなら2~3mmあれば十分ですが、夕暮れ時に鳥を見たり天体観測するなら4~7mmのものを選びましょう。
ただし、口径が大きくなるほど双眼鏡の大きさと重さも増してきます。

見え味のいいポロか、コンパクトで軽量なダハか
双眼鏡は、そのままでは上下が反転して見えてしまうため、プリズムを取り入れて正立して見えるように設計されています。ポロプリズム式は伝統的な製法。レンズに入った光をすべて反射するため、肉眼で見たままの美しい見え味が魅力です。
ダハプリズム式はメッキを施したプリズムを採用し、小型&軽量化を実現しています。コンパクトで持ち運びやすいのがメリット。一方で、プリズムの反射が複雑な分どうしても解像度が落ちてしまうため、ポロと同等にするにはかなり高度な技術が必要となり、価格もやや高めに。
大きめのボディで見え味のきれいなポロ、コンパクトで少し高価なダハ、というのがざっくりとした分類となります。

私の場合、ツーリングに使うので、防水機能は必須で、なるべくコンパクトなもの。
スポーツ観戦を兼用できるように、倍率はそこそこの8倍程度。

そのあたりを重視して選んだのがコレ


KOWA SV25-8
倍率 8倍,対物レンズ有効径 25 mm,,実視界 6.2 °,明るさ 9.6
最短合焦点距離 1.5 m,アイレリーフ 15 m,重量 260 g

「KOWAって聞いたことないメーカー」だというあなた、観光地へ行って備え付けの双眼鏡や望遠鏡のメーカーをみて下さい。
けっこう使われていますよ。

こんなにコンパクトに収納できます。


ケースも付いて、8000円ほどでした。

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レインハット

2019-07-11 | お城巡り(その他)

龍岡城・高島城を訪問した日は、梅雨入りして間もない頃で、

曇りで時折しとしとと雨が降る日でした。

そうした中、大活躍したのが、レインハットでした。


モンベル GORE-TEX クラッシャーハット Men's

以前から、笠がほしいと思っていました。
傘ではなく笠、蓑と笠の笠です。

傘の場合、片手がふさがるので、写真撮影がしにくくなるからです。

レインハットの場合、笠同様両手が空きますし、折りたたんで収納することもでき便利です。

もちろん、強い雨には対応が難しいでしょうが、しとしと雨ぐらいならば気にせずに散策することができました。

デザイン的には野暮ったいのですが、笠の代わりと考えるとこの形になるのでしょう。

両脇を止めると、こんな形になりますが、雨天時には止めない方が機能的かと思います。

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高島城

2019-07-01 | お城巡り(続日本100名城)

龍岡城より、デミオで移動。
昼食時間を含めて、1時間20分でした。

諏訪市役所の駐車場が観光用に開放されており、そこに駐車しました。


歩道橋を渡って城跡へ

歩道橋からみた堀と石垣

1592(文禄元)年から1598(慶長3)年にかけて、諏訪氏に代わってこの地に治めることとなった日根野高吉によって高島城は築かれました。
1601(慶長6)年、日根野氏は下野国壬生藩に転封となり、譜代大名の諏訪頼水が2万7千石で入封。再び諏訪氏がこの地の領主となり明治維新まで続くこととなしました。

城跡は現在、高島公園として市民に開放されています。

石垣の上の塀は復元されたものですが、これがあるだけでずいぶん雰囲気が変わります。


角櫓

高島城が一番美しく見えるアングル

冠木門



亀石
水をかけると生きた亀のように見えるためこの名が付きました。


1970(昭和45)年に造られた復興天守
所在地: 長野県諏訪市高島1丁目
入場料: 大人300円,小人150円
開館時間: 9:00〜17:30(10/1〜3/31は16:30まで)
休館日: 12/26〜12/31,11月第2木曜日

続日本100名城スタンプは、天守閣一階で押すことができます。

天守最上階からの眺め

北西側に諏訪湖が見えます。
元々は湖岸に浮くように見えた城であり、日本三大湖城の一つに数えられています。
ちなみに、他の日本三大湖城は、 松江城(島根県松江市)と膳所城(滋賀県大津市)です。

南東側の眺め

足元に目をやると本丸が見えます。

その本丸を散策してみました。


多門跡
古絵図には「御多門」とあります。


おそらく、多聞櫓があったのでしょう。
多聞櫓は防御のための長屋状の建物で囲んだ物です。

持方月櫓跡

能舞台跡


公園北にも専用駐車場があります。


公園北側の石垣
これは後世に詰んだものでしょうね。


三の丸御殿裏門
高島城は明治時代に破却されましたが、この門は移築されていたため現存することができました。
かつては、この門を抜けると湖だったそうです。


土戸門

その脇には信州らしく道祖神が祀られていました。

高島公園を一周して、諏訪市役所に戻ってきました。
このあたりはかつて三の丸がありました。
この三の丸は湿地に囲まれて孤立しているため、幕府の罪人を預かる場所となったそうです。
徳川家康の六男で越後高田藩主だった松平忠輝や、吉良上野介の養嗣子である義周がここに幽閉されました。

松平忠輝公館と刻まれた祠

見学所要時間 約1時間


おまけ
龍岡城から移動中、猛烈な眠気に襲われ、みどり湖PAで休憩することにしました。
昼食は諏訪市内でとるつもりでしたが、この「山賊焼」という幟が気になり注文しちゃいました。


山賊焼定食
ようは鶏の唐揚げですね。
ただ、その大きさは並みのとんかつぐらい。
これにニンニクと生姜、醤油につけてあり、なかなかの美味でした。
なお、山賊焼カレー,山賊焼ラーメン,山賊焼そばなんていうのもありました。

コメント (4)
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