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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XVI : The Story Foreseen From Lorien (3)

2005-12-13 23:54:46 | Tolkien・HoME
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サムはどうやってフロドの跡を辿ったか。彼はまず岸でゆらゆらしているボートを見つける。そして彼は灰色の物が茨に引っ掛かっているのを見つける。その辺りは大きな茨の群落。彼はすぐに道に迷う。しかし彼は主人がFirey Mt.に向かっている事を確信する。やがてWetwangでゴラムに会う。サムはゴラムに対してはあまり利口でなく,彼にフロドを捜していると言ってしまう。(おやおや(^^;))するとゴラムは「じゃあ,でぶっちょのホビットさん(当時はまだ「彼」としか言ってませんが(^^;))はラッキーだね。だってゴラムはアイツの後追ってるし,見えない足跡だって見えるよ。」彼は「足跡!においもするよ。」と独り言をブツブツ言いながら,サムがストーカーのように追っているのには気付かない様子で(笑)歩いていく。

フロドは足音に気付いて,どんどんペースを上げる。しかしゴラムが周りを徘徊するようになったのに気付き,指輪をはめる。驚いた事にサムが出現。サムとゴラムも同じくびっくり。何故ならフロドが指輪をはずして突然彼らの前に現れたから。しかし1番驚いたのはゴラム。彼はフロドの持つ指輪の力と彼への嫌悪に圧倒され,許しを乞う。お手伝いする事,フロドの認める所以外へは行かない事を約束する。彼は死者の沼地とキリス・ウンゴルを案内すると言う。
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これはまたまた驚愕の下書きですね~(笑) サムがフロドと一緒の旅に出るその出方も全然違うし,ゴラムとサムの関係も思いっ切り違いそうです。しかもゴラムは初めから「キリス・ウンゴル」を口にするんですね!

一方残された仲間達はどうしているかと言えば,これがまたまた...

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フロドを見つける事ができず,がっかりしてキャンプに戻ったボロミア,トロッター,レゴラス,ギムリ。さらにサムもいない事を発見。またさらに,メリーとピピンも。トロッターは悲しみにくれ,自分はガンダルフの後継者の役割を果たせなかったと嘆く。彼はホビット達は皆一緒だと思っている。朝になって彼らが戻らないとわかると,ついに仲間の離散。トロッターはボロミアとミナス・ティリスへ行く事に。しかしレゴラスとギムリはもう旅を続ける意欲を無くして,レゴラスはロスロリアン,ギムリははなれ山を目指し北へ向かう事に。
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以前の下書きと変わっておりません。(笑) ここで気が付きました。レゴラスとギムリは,ホビット達が一緒だと思っているから,旅を続けるモチベーションが続かないんですね。メリーとピピンがオークにさらわれたと知ったから,彼らを助ける為に,しばらくアラゴルンと一緒に旅を続ける気になったのですね。

当時のトールキンさんによれば,ここまでがXX章だそうです。XXI章以降のあらすじは,以下のようになるそうです。

XXI:レゴラスとギムリに何が起きるか,ガンダルフに会うのか?

XXII:メリーとピピンに何が起きるか,道に迷い,エント川へ。そしてファンゴルンの森で木の鬚と会う。彼は彼らをミナス・ティリスへ連れて行く。

XXIII:ミナス・ティリスで何が起きるか,サウロンとサルマンによる包囲。ボロミアの裏切り。ガンダルフが現れる。白の魔法使いとなって。木の鬚が攻撃,敵はアンドゥインの向こうへ。ローハンの騎士がサポートする。

XXIV:フロドとサムに何が起きるか。

さてこの章,後半は大サービス,フロドルートの「その後」の下書きです。

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彼らは2人ずつ寝る。どちらかが常にゴラムを監視する為起きている。
ゴラムは常にフロドを裏切ろうとする。彼は死者の沼地を案内。緑の死んだ顔がプールの中に。サムは見張りについたある晩,彼はゴラムのフロドを嫌い指輪を求めるブツブツを聞く。彼らはキリス・ウンゴルに到達。それは「蜘蛛の谷」を意味する。蜘蛛は闇の森の物より大きく,古代から存在するもの。ゴラムは彼らをよく知っている。彼はやがて姿を消す。蜘蛛達はサムが眠っている間にフロドに糸を張る。サムが気付いて起きた時,彼は緑の,死者の沼地で見たような死の顔になっていて,起こせない。そこで一計を案じたサムは鎖ごと指輪を取る。
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「蜘蛛」が複数になっています。それに,まだサムは戦いませんね。(笑)
おっとここで時間切れ,続きはまた明日‥‥。


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