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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XI : A Story Foreseen From Moria (2)

2005-11-16 21:14:04 | Tolkien・HoME
サムが指輪を手に入れるというのもありかも。フロドはゴラムに裏切られ,Minas Gorgolに連れて行かれる。彼らが指輪を取り上げ,それを見つけるというのはよくない。彼らは彼を地下室に閉じ込め,バラド=ドゥアに連れて行くと脅す事にしよう。

サムにどうやって指輪を取らせるか? 彼はゴラムがフロドへの嫌悪を独り言でつぶやいているのを聞く。彼は剣を抜きゴラムに飛びかかる。彼を引きずっていく。彼(多分ゴラム)は恐ろしい眠りの呪文をフロドにかけようとする。蜘蛛の魔法,もしくは蜘蛛の助けを借りるか? 蜘蛛の谷間があり,ゴラムは蜘蛛を使ってフロドを眠らせるという事にしよう。

サムは彼らを追い払うがフロドを目覚めさせる事はできない。すると彼は指輪を持つ事を思い付く。フロドはオークのガードに連れ去られる。サムは棍棒で彼らを倒す。彼はフロドを見つけるが,フロドの目には一瞬サムがオークに見える。サムはフロドに指輪を返す。サムはオークの服を着る。フロドはひ弱になってしまう。。。

彼らの後をゴラムが追う。ゴラムと取っ組み合いになって彼を奈落へ突き落とすのはサム。フロドとサムはどうやって噴火から逃げ延びるか?


この初期の案って,何となくPJ映画に近いものがありますね(汗)アレはアレで完全な解釈違いではなかったという事? (PJじゃなく)PBがこの下書きを知ってて確信犯的にやったのだったら,イヤですが。でもPBは指輪おたくなので,その可能性も十分あるなあ。。。

次の下書きは映画とかなり違います。

指輪が溶け,黒い雲と影が東へ去る。
噴火。モルドール兵は退却。ローハン兵が追う。
フロドは山の脇に立ち,剣を差し上げ,指輪の幽鬼に立ち去れと言う。彼らは大地に落ち,煙のように消え去る。
フロドとサムをどうやって噴火から救う?


次は,旅の仲間がどうなったかの初期案です。私これを読んで,またまたトロッターに初めて会った時と同じように,本を閉じてコーヒー買いに行っちゃいました。(笑)

メリーとピピンは,フロドとサムを捜すうちにはぐれて,エント川に迷い込み,木の鬚と3人の巨人に捕まる。レゴラスとギムリも道に迷い,サルマンに捕まる。ボロミアとアラゴルンはミナス・ティリスに到着。そこはサウロンに包囲されていた。今や邪心がボロミアを覆い,彼はアラゴルンに嫉妬を感じる。ミナス・ティリスの大公は殺され,人々はアラゴルンを選ぶ。ボロミアは密かにサルマンを訪れ,自分がミナス・ティリスの大公になれるように手助けをして欲しいとお願いする。

ひぇ~,びっくりなお話ですね~。できればこのままでこの後どうなるか,じっくり観察したいもんですが。(笑) しかしこの時のボロミアの行動の要素だけが結局後まで残って,まさに,デネソール侯の複雑な性格への第1歩になったのですね!

そして,

ガンダルフをどうやって復活させるか

ガンダルフ復活説が入ると,ここで初めて木の鬚が悪役でなくなりますが,またまたコーヒーを買いたくなるような(笑)話に変化します。

メリーとピピンも道に迷い,ファンゴルンに迷い込む。木の鬚はサルマンの行為に怒っている。彼はメリーとピピンにいろいろ話を聞かせる。一方,アラゴルンは,フロドがはぐれてしまった事にとても悲しみ責任を感じる。レゴラスはもう旅の仲間は終ったと感じ,ロスロリアンへ行く事に,そしてギムリはもうやる気がなくなり(汗)はなれ山に帰る事をそれぞれ決意。2人は一緒に北へ向かう。2人は弔歌を歌いながら歩いていたが,しかしそこで突然ガンダルフと再会する!

この章まだまだ掘り出し物が一杯ありそうです。(笑) 今日はここまで。

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