Mr.DO vsユニコーンの謎

MAMEのNicolaさんのblogでMr.DO Castleの謎が取り上げられていた。
何故かメインのZ80からスプライトデータを受け取ってビデオメモリにコピーする＊だけ＊の3番目のZ80が乗っかっているらしい。しかも、シングルバッファでデータを送っているので、CPU#3が処理するまでCPU#1は待ち合わせをしているのだそうだ。

コメントも含め、色々と意見は出ているのだけれど、恐らく最初のコメント「他社が３つCPUを積んでいるのを出したから、ウチもCPUを３つ積め！と管理職がエンジニアに指示した」というのが正解なんじゃないかと思った。採算を重視する業界で、無駄な設計があるとしたら、面子とかそういったあたりが臭い。
そうでなければ、単なるエンジニアの趣味で、将来を見越したつもりの仕掛けか。あの時代なら、海賊版対策ってのもありうる。1980年代初頭にZ80×3という贅沢構成だから、海賊版メーカにはちょっと嫌そうだし。

ユニバーサルで当時設計をしてた人に、真相を聞いてみたい話ではある。