夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

2010年の大晦日

2010年12月31日 14時00分45秒 | Weblog
ついに大晦日。

全国的にお天気が荒れ模様とのこと。
とても寒い年越しになりそうだ。
私にはいつもの如く、静かな年末。

今年を振り返れば・・・何と重たい1年だったことか。
この日記を見返しても、心穏やかな日々なんて数えるほどだった。
J家の暗部全て?が明るみに出たことで、私の覚悟はより強まったのかもしれない。
<毒を食らわば皿まで>なんて書いたこともあったが、冗談でなくまさしくそのとおり。
もう後には退かない。
ついで言うなら、私はその毒を浄化し、皿まで洗ってやろうと思ってる。
これってヤンデレかな?

某知恵者が<ヤンデレ>の定義を書いていて興味深かった。
つまり相手に対する依存度や独占欲をどのように表すかで、ヤンデレの重症度がわかるらしい。
行き着くところはストーカーだったりするみたいだが。
それによると、私は相手を「拘束型」の「監視型」の「洗脳型」に近いタイプのようだ。
Jと公私共に一緒にいたいというのは、相手を束縛したい表れだと。
そして浮気防止のために、あれやこれや諭すのは「洗脳」なんだそうだ。
確かに私の独占欲は強い。
過去話にヤキモチ妬いてるくせに知っておきたくなったりする。
のらりくらりしているJがなかなか捕まらなくて、それでヤキモキしているんだし。
(J本人は、もう捕まっておとなしくしているのにね (^_^;))
Jの独占欲も強いと自ら言ってたが、今のところあからさまな束縛を感じたことは無い。
私の行動を尊重するし、ひたすら優しく何かを強要されたことはないかも。
もっとも今は仕事が忙しくて、他のことなど気にしちゃいられないか。
ただ、異性に対して病んでいる(壊れている)部分があるので、それをいかに包みこんで癒していくかは課題だ。
愛しているからと言って、一緒に堕ちていくわけにはいかない。
けれど私の中にアブノーマルな部分があるので、多分そこがJとシンクロするところなのだろう。
身体で繋がっている限り、私とJに別れはこないように思ったりする。
もうあれこれとヤキモキするのは今年までにしよう!

毎年だが、ここに書き記すことによって、心の平静を保っているように思う。
私にはひとつひとつがJとの軌跡。
来年、いよいよ夢が実現すると予告されている。
Jもそのつもりで来年を語ってくれている。
私も手放しで、その言葉を信じたい。
・・・が、しかし・・・
裏切られたトラウマが、どうしてもJを信じ切らせてくれないでいる。
こんな不安要素のままの年越し。
そんな昏闇を心の奥に残しているが・・・
来年は、ひたすらJの愛を信じていこう。
少しでも世界が明るくなるように。。。  

この1年、Jとのなかなか発展しない関係を見守っていただきまして、心から感謝しています。
いつまでもご心配おかけしてすみません。
来年こそは、夢が実現すると信じていきます。
皆さまにいっぱい幸せが届きますように。
よいお年をお迎えください 


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お正月準備

2010年12月30日 23時06分23秒 | Weblog
寒い年末。

日本海側の地域などは大雪とか。
私の地元は、いつも穏やかなお天気の年越しだ。
2年間の田舎生活の時は、いつも美味しい空気の中にいたが、私の地元は産業道路や工業地帯に近いので、年末年始の休みに入った時だけ空気が澄む。
特に元日の空の色・空気の美味しさ。
天気予報を見ると、今年も穏やかな年越しになりそうである。

年末の押し迫った時の事故・事件もあったりする。
そう言えばJも、知り合ったその年の年末に追突事故を起こされ、今のPassoくんに乗り換えたんだ。
この前も現場で脛に鉄パイプが刺さって、血が止まらなかったって・・・
自分で止血&消毒したという傷を見せてもらったが、10円玉ほどの大きな穴がかろうじて塞がったという感じ。
いくら自衛隊でサバイバル経験積んでいるからって、そのまま放置は良くないので軟膏をつけて絆創膏処置したけど。
今年のJは大晦日まで仕事だとかで、今まで過去いちばんハードな1年だったと言っていた。
みんな無事に年越しして欲しいと思う。

思えば・・・
そんなハードな1年だったJに、私はどれだけ積もり積もった不満や不安をブツけてきたか。
はっきりできないJも良くないと思うけどね。
お互いに離れた生活をしているうちは、自分の見えることだけが精いっぱいだったりする。
先の見えない関係に没頭できるほど、恋愛にのめり込んでいたわけでもないし。
私が騒がなければ<来年10月>の約束は、その時じゃなくては知らせてもらえなかったとしたなら・・・そうと知るまでの日々を、私は不安と不満で埋め尽くすだろう。
Jはそれでも良かったのかな?
あ・・反省してJを労おうと思ったのに、自分を正当化してしまった。
どっちもどっちということで、ま・いいか♪

次男・長女を連れてお正月の買出しに行く。
行き慣れた近所のスーパー。
昼間には母も(重たいのに)お餅やお米を持ってきてくれて、久しぶりに我が家の食卓が潤った。
みんなで焼き肉。
仕事疲れで寝ていた長男も顔を出し、和やかな年の瀬。
田舎生活の時は長男と離れ離れになっていたので、やっぱり家族みんなで過ごせるって幸せだ。
やっぱり帰って来て良かった。
まだ来年に向けて経済不安は拭えないけど、それでも何とか持ち堪えていこうと思える。
正月飾りする気にはなれず、ゴミ出ししていつもの掃除をして。
Jと一緒に仕事ができるその時が、私の新年のように思える。
その時まで、私の生活はどのように動いていくんだろう・・?

まだ離婚する前。
Jと知り合って半年、田舎で一緒に暮らそうって話をしていた年末。
その時もこうしてその時を心待ちして、お互いの次男・次女の高校受験が終わるのを願っていた。
年明けには一緒に住むアパートを探したし、家電の何を揃えるかなんて、まるで新婚のような話をしていたよね。
アパート契約も済ませ次男・次女も無事に高校合格。
お互いの離婚(Jは事実婚だったと発覚)も成立して、長女の転校手続きも終わり、後は一緒に住むのを待つだけのその時!
Jの事情で一緒に住めなくなっただけじゃなく婚家から出られず、結局は私が折れて週末婚になってしまった。
元夫が頼んだ<別れさせ屋>かと、本気で思ったし★
Jが変わらずに通ってくれたから何とか続いたのかもしれない。
・・・それから何だかんだの3年だよ。
何回も先延ばしされている前科があるから、なかなか信じ切れない。
また落とし穴があるんじゃないかって疑ってしまう。

「来年の年越しはふたりでどこかのんびり過ごせるところに行きたいよ。
 来年の大晦日は温泉がいいな。」

仕事で忙しいJが、メールでそんなことを送ってくる。
上げ足を取るわけではないが『行きたいよ。』であって『行こうよ。』じゃないから。
・・やっぱ上げ足取ってるか・・ (^_^;)
つまりは来年になってみなくてはわからないってこと。
だいたいJの性格わかってるよ。
ただね、私をほんとに一緒の職場に入れてくれるなら、『行きたい』を『行こう』にすることはできる。
そういうスケジュールにしてしまえばいいんだもん。
予約も会社で取っちゃうし、取引先にも休みのお知らせを早めに出しちゃうし。
いくら入出金の確認業務があるとしても、大晦日に持ち越さないように手際よく終わらせればいい。
私だって大晦日に温泉でのんびりしてみたいもん。
願望で終わらせることなく、今度こそ実現したいよ~~~~ 




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*無事に仕事納め*

2010年12月29日 23時07分11秒 | Weblog
デイケァの仕事納めも無事に終わった。

7月にハローワークで見つけた地元のデイケァ。
Jと一緒に仕事をするまでの繋ぎとして、もしJとの夢がかなわなければ一生ここで働こうと決めていた。
この夏の猛暑の中で連日お風呂介助をやらされ、1日も早く辞めたいと思っていた職場だったが、何とか乗り越えて約半年になろうとしている。
初めてもらった冬のボーナスも寸志程度。
介護職になってから3つめの職場だが、法人の福利厚生はしっかりしているように思う。
この業種にしては珍しく日祝日が定休だし、3ヶ月に一度は会費無料の親睦会が開かれる。
その親睦会でも、参加のDr.が必ず何かしらのお土産を用意してくれている。
私は出席できなかったのだが、今年の納会では何と院長がみんなにひとり5000円のお年玉を配ったとか。
もちろん私も後日いただいた。
生活がかかっている身なので、金銭的に助かるに越したことはなく、<繋ぎ>として決めたわりにはけっこう良い職場かもしれない・・なんて思ったりして。 (*^_^*)

『終わり良ければ全て良し』

今年1年を振り返ると、そんな言葉が浮かんでくる。
春:長女の高校進学と同時に、地元に帰ると決めたこと。
夏:地元のデイケァに転職したこと。
秋:Jと大ゲンカをして<来年10月>の約束を取り付けたこと。
冬:Jの過去の過ちを懺悔されたこと。
アップダウンの激しい1年だった。
社長業の引き継ぎに(今も)忙しいJにはかまってもらえず、そんなストレスも加わっていた。
今まででいちばんJと言い合った年かもしれない。
おかげで世界でいちばん遠慮のない間柄になってしまったけど (^_^;)

音楽教室講師をしてた27年間は、いつも年末は発表会の準備に追われていた。
それが介護職だけになったこの2年間は、少しだけ気楽な年越しだ。
しかし・・・
来年はいよいよJと一緒に家業を引き継ぐことになる。
私には、またまた異業種への転職となるので、どんな年末になるかは推測の域だ。
(その前に、ほんとに一緒に仕事できるよね?という不安もある。)
Jは、私が仕事を手伝うことで、自分の負担が軽減されることを無条件に喜んでいる。
来年こそは一緒に仕事納めしたいと思う。

田舎生活していた時のデイのケアマネさんや相談員さんや同期さんに、仕事納めの挨拶メールを送った。
その際に知ったのだが、まだ冬のボーナスが出ていないらしい。
どうも来年1月に遅延となっているとか。
介護従事者への支援金もそれっきりらしい。
ん~~~~~★
管理者に問題ありなのか!?
転職してて良かった・・・と心の底から思ってしまった。

NEWSでは、大晦日まで臨時ハローワークが開設されていると伝えていた。
不況には変わりない。
でもその一方で、円高効果にあやかって海外で過ごす人もいる。
これが格差社会なのか、やり繰り上手の結果なのかはわからない。
どんな生活をしたいかは、自分次第だ。
子供たちにお金がかかる今は、綺麗ごとなんて言ってられない。
少しでも子供たちに苦労のないように、そのためのステップアップだ。
Jとの出会いは、私の人生に幅を持たせてくれるだけでなく、子供たちの将来も左右するほどの事になる。
私たちは親だけど管理職としても、子供たちにより良い道標を示さなくてはと思う。
そんなチャンスを与えてくれた運命に、ただ感謝するのみだ。

Jと一緒に仕事をする日まで、あと275日。
日祝が休みなので、(有休も差し引けば)実質デイケァでの仕事はあと175日程度。
それを長いと思うか短いと思うか。
私の中では、夏のボーナスをもらって辞められたらベストなんだけど。
それまでに新事務所ビルの確認やPCセキュリティの勉強など、やっておきたいこともある。
<来年10月>
信じることで、愛を示そう。。。 



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今年最後の週末

2010年12月27日 20時52分16秒 | Weblog
年の瀬。

寒さが本格的になってきた。
今年の勤務もあと1日を残すのみとなり、振り返ればあっという間の1年か。
一足先に休みに入る同僚に年末の挨拶をし、私もこのデイケァの一員という気になったりする。
「来年もよろしく。」
なんて言い合うけど、いよいよ来年はどうなるのやら。。。

「美月~~~~♪
 今日のお肉はスゴイよ!
 ミスジ肉だからね。
 親父御用達の店に、5日前から頼んで取っておいてもらったんだ。
 1頭の牛からこれだけしか取れない部分なんだよ。
 とりあえず1㎏400gあるから、子供たちも満足できると思うよ。」
ミスジ肉?
葉山牛のミスジ肉っていうからには美味しいんだろうけど。
「え!?
 美月はミスジ肉食べたことないの?
 ヤバい、こんな美味しい肉 持ってくるんじゃなかった。
 美月には贅沢だな。」
だって食べたことないんだもん、仕方ないじゃん。
・・・というわけで、PCで<ミスジ肉>を調べてみた。
なるほど、Jの言ってることは間違いない。
「美月にミスジ肉も食べさせたことないなんて、外で言われちゃかなわないからな。」

週末のすき焼きパーティ、Jは大はしゃぎだった。
私は・・というと、連日の食べ過ぎのせいで胃もたれを起こしていた。
正直、久しぶりのすき焼きをどのくらい満喫できるか、自信がなかった。
早めにドラッグストァに行って、胃腸薬を仕入れてきたくらいだし。
・・・ところが・・・だ!
Jお手製小料理屋仕込みのすき焼きは、お肉の美味しさも加わって胃もたれなんて言ってられない。
こんな甘くて柔らかい牛肉は初めてかも。
子供たちと争奪戦かってくらい。
〆のうどんも、柔らかく味が滲みてて思わずおかわり♪ (*^_^*)

「親父にミスジをすき焼きにしたなんて言ったら怒られちゃうけどな。
 ほんとは刺身で食べるのがいちばん美味いんだ。
 でもスライスの仕方で、すき焼きもイケルんだよ。」
普段は主夫業のJだから、すき焼きのお肉と言ってもせいぜいスーパーの大型パックを持ってくるかと思っていた。
子供たちがいれば、質より量となりがちな食材なのに。
「今度はミスジでお刺身食べてみたい~♪」
なんて言ってみたら
「まったく美月はつい半日前まではミスジなんて知りもしなかったのに、ちょっと知ったらすぐ食べてみたくなるんだな。」
「だって美味しいのがあるの知ったら、一度は食べて死にたいじゃん。
 それにJだけ美味しいの知ってるの悔しいし★」
「なんだ・それ (^_^;)」

期待していなかったすき焼きパーティが、Jのおかげでとても楽しいひと時になった。
今年最後の週末。
この1年を振り返れば、Jと何度 別れようと思ったか。
12月の最後まで危うかった。
そんな私の気持ちもお構いなく、能天気なJは来年の抱負を語る。
「来年は俺 年男だよ。
 年男の時って調子いいんだ。
 だって来年はいよいよ美月と念願かなって一緒になれる。
 新しい事務所も建てて、俺の思うように動かすしね。」
「いよいよ念願かなうのかな。
 だけど新事務所ビル、あそこじゃなかったじゃん。
 私、送迎であのあたりをグルグル回っているから、通るたびに気になるのよね。」
「あ。
 親父に訊いたら、この間のところじゃないって。
 おまえどこ行ってんだって怒られちゃったよ。
 でもあの通りには間違いないって。」
「そ言えば、あの通りの次のブロックに、マンション建設してるとこあったけど。」
「下は店舗だけど、真ん中あたりはマンションだよ。」
ん~~~~ また休みを潰して確かめに行ってみるか?
寒くてあんまり出かけたくないけど、気が向いたら出かけてみるかもしれない。
何せ、年末年始しばらくはフリーだもん♪
Jは入金確認だの挨拶周りだの忙しいらしいけど、今年の私はまだ関係ないし。
のんびりするのも今のうちか・・・!?

来年の運勢をみると
「夢がかないます!」
なんて1行目から嬉しい結果。
占いの種類によっては、けして良い運勢ではないはずなんだけど。
まあJが良いって言うなら良いか。
ここまで来たらジタバタしても仕方がない。
来年10月まで長いけど、いつかその日が来るだろう。
その日まで、何とか無事にやり過ごすしかない。

来年1月になれば、デイケァでも有休がつくようになる。
そして夏になればボーナス。
1年経てば昇給。
勤め人として送る人生も選択肢のひとつだ。
波瀾万丈なJとの人生か、堅実なサラリーマン人生か。
楽しい人生はどっちだろう。。。 



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☆Merry X'mas 2010☆

2010年12月25日 21時00分37秒 | Weblog
クリスマス寒波到来。

こんな日は、迷うことなくおうちでファミリークリスマスかな。
連日のご馳走で、満腹状態が解消されることが無い。
今週の始まりから忘年会だったし。
ほんと冬眠できそうなくらい、食べている・・・ (^_^;)

母に誘われて出かけた地元のクリスマスイルミネーション。
その日は母の行いが良いせいか、とても暖かい夜だった。
冬休みに入った長女と3人、大好きな地元の洋館めぐりをした。
73歳の母だが、足が丈夫で元気なのが有難い。
この日も、シングルクリスマスがつまらない母が言い出しっぺだ。
言い出したからには、夕飯をご馳走するというので、最後には次男まで合流した。
「だってひとりで外食なんてもったいないじゃない。
 あんたたちにご馳走するって名目があれば、少しくらい贅沢したってイイものね。」
そんな母には、今まで何度も金銭的危機を助けてもらっている。
どんなに心強い存在か。
まだお金で返す余裕が無いので、できるだけ母の望みを叶えてあげようと思う。
今までの恩を返したい気持ちでいっぱいだ。

母と話す中で、Jと言い合いして「財産目当てみたいだ」って言われたことを打ち明けたら、いつも温厚な母が怒りだした。
「何なの、それ!?
 そんなのヤメな!
 財産目当てなんて失礼しちゃうよ!!」
私の自尊心へのこだわりは母譲りである。
もっとルーツは、母の父(母方祖父)であるが・・・要はDNAだ。
「大丈夫、撤回してもらったから。
 ほんと失礼な話でしょ。
 どんだけ財産あるんだか知らないけど、一緒に仕事してくれって言ったのはJだから。」
「そうよ、こっちから頼んだわけじゃないんだからね。
 財産目当てなんて、言われる筋合いないから。」
やっぱ私の母だ。
長女も似たようなことを言ったりする。
・・・やっぱ そうだよね・・・

デイケァで、初めての源泉徴収票をもらう。
年収を見ると、何と200万円越えで、明らかに増えている。
あぁ、これなら児童扶養手当が減らされるわけか★
なんかこの先、Jと一緒に仕事しなくても何とかなりそうな気がしてくる。
私の細腕でも子供たち3人を育てていけそうな・・そんな錯覚を覚える。
少しは自信持っても良いのかな?・・なぁんて。

50歳になっての再婚なんて、これ以上 余計なシガラミを抱えるより、母や子供たち身内だけで支えあって質素だけど幸せに暮らしていく生活もある。
それでもいいよね。
無理してJに付いていくこと無いよ。
期待も異存もしなくて済む。

恋愛って何なんだろうなぁ。。。

そんな私の心を知ってか知らずか、愛を疑わないJから
「週末はすき焼きパーティして温まろう♪」
なんて暢気なメールが来た。
<すき焼き>だけじゃなくて<すき焼きパーティ>かい!?
この年末年始の物入りの時に、ちょっとキツイんだけど★
・・と言うわけで、お肉はJがカンパしてくれることになった。

この週末は、今年最後のお泊まりになる。
年末年始はしばらく会えない。
私は私の冬期休暇を満喫すれば良いかと思う。
寂しさを紛らわすというほどではない。
家族で過ごす休日に、安らぎを感じてきている。

<来年10月>までモツのかな。
そんな倦怠感に包まれた2010年X'mas。。。 
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冬至も過ぎ。。。

2010年12月23日 12時52分08秒 | Weblog
暖かい冬至だった。
定番となったカボチャにゆず湯。
今年もひとつひとつ過ぎていく。。。

去年の今頃は、長女の高校受験も一段落して、田舎暮らしからどういう形で脱出するかを考えていたと思う。
いちばん期待していたJとの新居は、結局のところお父さまの株損失発覚で立ち消えになった。
もっともその前に、私は母の援助で地元に帰れる算段となったのだが。
去年の今頃の思いとしては、来年こそJと一緒のクリスマスを♪という気持ちだったろう。
ドラマのテロップではないが、<1年後>の今年、果たしてどうか?
地元には戻れたが、Jとの関係は何も変わらず。
むしろ家業を引き継いだおかげで、今までしていたデートすら儘ならず。
ストレス溜まりまくって、50歳のBirthdayにブチ切れたおかげで<来年10月>から一緒に仕事をする約束は取り付けたが、先日 新事務所の場所にたどり着かなかったことが、また私の疑惑を生んだ。
なんとアップダウンの激しい恋愛か。

21歳のころ・・・
高校時代に喫茶店で知り合った男友達が、ふいにTelをかけてきた。
当時は携帯電話など普及されていない時代で、当然 家デンだ。
その男友達は2歳上の超イケメンで、私の親友たちも憧れの人だった。
用件と言うのは、私に結婚式の演奏を頼みたいとのこと。
5か所あって、アルバイト代は5万払うと言う。
結婚式なら定番の曲さえ弾けば楽な仕事なので、私はすぐにOKした。
そして久しぶりの再会で、私はそのイケメンNさんに情熱的なKissをされてしまい、あえなく落ちてしまった。
当時、私は元夫と交際中で、ちょうどその時は、元夫は義父の代わりにヨーロッパに接待旅行されていて不在だった。
私としては、そんなつまんなさのあげくのアバンチュールのつもりだったのだが・・
3回ほど呼び出されたが、いつまでたっても結婚式の仕事の話は具体的にならず。
NさんのKissは、私の一生の男性経験の中でも、いちばん情熱的だったのでイヤではなかったが、さすがにいつまでも仕事の話が出てこないのは変だ。
けれど、結局Nさんから仕事場に連れて行ってもらうことは一度も無かったのだ。
世間知らずの私の頭でも、Nさんに騙されたとわかった。
NさんとのHは、独身時代だし元夫にない愉しみだったので、関係したことは後悔していないが、私を騙したことは許せない。
目には目を・歯には歯を。
そんなハムラビ法典が思い浮かんだかどうかは定かじゃないが、とにかく私はNさんを試すことにした。
「このアルバイトでお金入ると思ったから、私 北海道旅行を申し込んじゃったの。
 どうしよう。。。」
もちろんウソである。
私のこの言葉で、Nさんがどう出るか?
驚いたことに、Nさんは仕事もしていない私に5万まるまるくれたのだ。
「仕事もしてないのにもらえないよ。」
「こうして美月ちゃんの時間を拘束していること自体、アルバイトしているのと同じだから。」
と言うNさんの言葉に負け、ついで復讐心もあって、結局は受け取ってしまった。
やがて元夫がヨーロッパ旅行から帰って来て、私とNさんはそれっきり。。。
結婚式場の仕事の話は、私を騙すというより付き合う口実と解釈すれば、そんな腹もたたずに済んだのか・・?
でも、どんな理由であれ、ウソは許せない。

何故 今だにそのことが忘れられないかと言うと、NさんとJは同じ町内に住んでいるのだ。
年は5歳も違うので、接点があるとは思えないが、Nさんに妹がいたと聞いたことがあるので、もしかしたらJと接点があったかもしれない。
今では確かめようもないことだ。
けどイケメンで女癖が良くないことや、女性に平気でウソをついてHすることなど、もしかしたらお土地柄じゃないか?
Jの住んでいる地域って、そんな男女ばかりだと聞いたから。

Jの話は子供の戯言。
その度に一喜一憂するのがバカバカしく思えてきた。
浮世の塵は麓遠しで育ってきた私にとって、Jの告白は世界がひっくり返るような衝撃だらけなのだが、さすがに今回を乗り越えたら肝が据わった。
もうちょっとやそっとじゃ動じないだろう。
例え内心でショックを覚えたとしても、表面では「あ・そぉ」と言って受け流してしまうと思う。

「都市伝説」番組で、あれこれ取り上げられている内容の中に、Jが前々から私を怯えさせてる話がある。
多少アレンジがしてあるのか少し違うが、Jが都市伝説ネタを仕入れて私に話すのか、それともその都市伝説は何かの事実に基づいているのか。
いちいち気にしていたら、身がもたない。

新事務所にたどり着かなかった一件で、私は改めて興信所に信用調査を依頼しようかと思い詰めた。
しかし、結局はお金がないことに阻まれちゃうんだけど、それにしてもJ如きに20万も使う価値があるのかって。
今の私にとって調査費用にまとまったお金を払うなら、その分 子供たちの生活に役立てた方がよほどマシ。
どちらにしても<来年10月>にはわかるわけだし、もし騙されたのならかつてのNさん相手にしたように、その時に報復を考えればいい。
それまでは、Jを泳がせておく。
・・・犯人か!?って・・・ (^_^;)

幸せな再婚を夢みて、始まったお付き合いのはずなのにね。
いつからこんなサスペンスというか、心理戦というか、ラブモードから外れちゃったんだか。
虚言や妄想というなら、よほど入念にプロットをたてたに違いない。
マッド・サイエンティスト並みに、自分の世界に入り込んでいることになる。
Jは、ほんとに資産家の一人息子なのか、稀代の大ウソツキなのか。
<来年10月>までには、判明する。。。 



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忘れもの

2010年12月22日 12時22分11秒 | Weblog
秋に始まったドラマが、次々と最終回を迎える。
月9ドラマ「流れ星」もハッピーエンドだった。
現実に臓器移植がどう?というよりも、純粋にせつなさに浸れるドラマだったように思う。
個人的に竹ノ内豊や松田翔太・上戸彩が好きなので、綺麗な人たちが演じると、せつない恋愛に美しさが増すようだ。

「去年できなかったことを今年やってるの。
 お兄ちゃんは、去年できなかったこと 今年やってる?」

そんな台詞が心に留まった。
ドラマではテロップで<1年後>とすれば、あっという間に歳月は流れる。
しかし現実はそうはいかない。
苦しい今を、あっさり流すことはできないから。
来年の今ごろ・・・・
私も「去年できなかったことをやってる」だろうか?
今はただ、その日を夢みて。。。

先週末、Jは早く来ると言いながら、到着したのはいつもより遅かった。
理由も聞かぬまま、私はバイクのヘルメットを抱えて
「今から新事務所の場所 行ってよ。」
と強行手段に出た。
・・・なんか、文章だけ読むと<イタイ女>みたいだ・・・
Jはムッとして拒んだが、それでも私が退かないので、バイクのエンジンをかけた。
「そんなに信じられないなら、行きたいとこ全部連れてってやるよ!」
全部はご免こうむるが、とりあえず家から15分くらいのはずの新事務所の場所に連れてってもらうことにした。

「なんで遅かったの?」
「親父を病院まで送ってきたんだよ。」
「え!?具合悪いの?」
「いつもの酒の飲み過ぎだよ。
 たまに血中のアルコール濃度が高すぎて調子崩すんだ。
 すぐに収まったよ。」
「・・・回復してるなら良いけど・・・」

そんな時に悪かったかと思ったが、もう引き下がれない。
しかし結論を言うと、Jは新事務所の場所をよく覚えてなかったのだ。
地元だしデイケァの送迎地域なので、私の方が土地勘はある。
グルグル回りながら、ここだとたどり着いた場所は、私もよく知っている他人の土地だった。
「おかしいな、確かここだと思ったのに。」
「もう一度お父さまに訊いてきてね。」
「わかったよ。
 じゃぁ、次はどこに行く?」
「・・・もういいよ、寒いし遅いし、もう帰ろう。」
こんな寒さの中でのバイクって、手袋してても手が冷たい。
私はJの背中にくっついて、手はJのポケットに入れていいよって言われてそうしたけど、運転しているJのほうが凍えているに違いない。
それに新事務所の場所にたどり着かなかったことは、私のテンションを一気に下げさせた。

帰ってJと話し合う。
抱いていた疑問とJの思惑の答えを訊きたかった。
それらが納得いけば、しょせん悩みの根源は過去にあることなので、私への愛が変わったわけではない。
「美月をだます理由がない。」
「そんなこと、金持ちの道楽なんて庶民には考え付かないもの。
 新事務所の場所だってたどり着かなかったし。」
「それは親父にちゃんと訊いておくよ。
 俺 一回しか行ったこと無いんだからさ。」
うん、それだけははっきりさせようと思う。
それだけのビル、もう工事に取り掛かってないと10月には間に合わない。
どんなに<イタイ女>しようとも、しっかり確認したいと思ってしまう。
Jは、全部をその時に明かすようなサプライズを考えているみたいなんだけど、それってどうなの?
その日まで、暢気に信じてて良いのかなぁ・・・?

今年の年末から新年にかけて、Jのお付き合いが続きまくり。
たぶん今週末が今年最後で、新年はしばらく会えないようなこと言われた。
<まるで不倫しているみたい>
まだ去年までの方がましだった。
「なによ、つまんないの!」
「あら、また怒っちゃった★」
ほんとに今年は最低な年越しかも。
伸びた髪を切る気にもなれないくらい。
ドラマのように、いきなり<来年10月>ってならないもんかね。。。 (ーー;)

Jが帰った翌日、言われるまで気付かなかったベッドサイドの忘れもの。
本の陰で気付かなかった。
「腕時計忘れたから、次の週末まで預かっておいて。」
平日どれだけ忙しいんだか。
私の方が休みもあるので、近くまで届けようかと言ったが、週末まで預かることとなった。
そんなにシークレットにしたいのかね?
財産目当ての女性ってどんなのを言うのか、よくわからない。
過去にJが関係してきた女性で、私の友達にいるようなタイプはひとりもいない。
「俺だっておまえみたいな固い女、初めてだよ。」
「女の部分だけなら、私だって愉しみたいことたくさんあるけど。
 でも母だったり嫁だったりするなら、やっぱりきちんとしなきゃ示しがつかないでしょ。」
「だから一緒に仕事しようと思えたんだけど。」
「私もJのこと、お父さまから引き継ぐよ。
 けどJも、お父さまからひとり立ちするなら、自分のことしっかり把握したほうがいいよ。
 もうイイ年なんだからさ。」
そんな話をしたら、Jも共感してくれたのか、自ら過去を清算する気持ちになってきたようだ。

また<財産目当て>かどうか、試されたのかな?
ふいにそんなふうに思ったりする。
全ては来年わかること。
忘れていった腕時計を眺めながら、こんな愛人みたいな立場に、早く終止符を打ちたいと思う。
宇宙戦艦ヤマトではないが、Jと一緒に仕事を始める日まで
あと 282日。。。 

 
 
 

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愛がお金に換わる時

2010年12月19日 13時42分27秒 | Weblog
デイケァで法人主催の忘年会があった。
渋谷の某レストランを借り切っての大イベント。
盛り上がる中でのくじ抽選。
ディズニーランドのペアチケットや商品券にグルメカード・ビール券。
職場の同僚たちが次々と金券ゲットするのを眺めるだけの私。
・・やがて、当たったのは末等の入浴剤セット。
同僚たちは気を遣ってか「良い香り♪」とか言ってくれたけど、取り残された気分は寂しい限りだ。
もともとくじ運は良くないと思う。

Jという資産家の一人息子を引いてしまったのは、運が良かったのか悪かったのか。。。

「じゃぁ 私を新事務所の場所に連れてってよ。」
「それじゃ財産目当てミエミエじゃないか。」
「言葉を信じられないから言ってるんでしょ。
 それが財産目当てだと言う意味がわからないわ。」
「俺を信じなくてもいいから、親父の言葉を信じてよ。
 ちゃんと<来年10月>って約束したんだし。」
「私はお父さまと結婚するわけじゃないから。
 信じてほしいなら、何故 私の要望を聞けないの?」

そんな平行線なやり取り。
Jとの将来に不安を覚えて、なんやかんやとツッカカってしまう。
・・・ところで私は何が不安なんだ・・・?

ネット内で人生相談やお悩み相談のサイトはたくさんある。
私もひとつ壁にぶつかるごとに、何度となく覗いていた。
悩みを抱えると、世界で自分がいちばん不幸じゃないかと思い詰めてしまうものだが、意外とそうでもないことに気付く。
今回のことも、キーワードを探し当てるまで少し模索したが、ヒットしてみればよくある悩みのひとつのようだ。
いろいろ寄せられている回答はどれも
「そんな男は止めなさい。」
「結婚前にわかって良かったじゃないですか。
 そういうことは結婚してもまた繰り返します。
 別れなさい!」
の一言だ。

私が何を悩んでいるか、書けば迷惑を被る人もいるかもしれないので、あえて伏せている。
タイトルにもあるように、愛とお金を天秤にかけるような内容ということで推察してもらえばと思う。
<無理が通れば道理が引っ込む>
<情に掉させば流される>
そんなことわざが浮かんでしまう・・・

「過去のことと割り切って、今の彼を見てほしい。
 結婚前に話してくれたのは誠意があるからだ。
 それを信じて彼の過去を受け入れてあげてはどうか?」

中にはそんな回答もあった。
別れる以外の選択肢か。
女性が回答したら、100人が100人「別れろ」と言うだろう。
たぶんこの回答を出したのは男性かもしれない。
Jの過去は女性全てに嫌われるほどのことだ。
いくらメンドクサイと思っても、いちおう騒がないとマズイと思っている。
それだけ重大な過ちだし、狂った倫理感だし、それらを踏まえた上で私に対しての愛を認識させないと。
ただ受け入れるだけでは、単なる甘やかしで、Jのためにならない。
うんとお灸をすえるつもりだ。
2度と繰り返させないために。

今まで私が付きあってきた男性で、Jほど酷い過去を持った人はいない。
それだけ私は紳士に恵まれてきたのだろう。
然るにJを取り巻く環境は、老若男女問わず未開の野蛮人ばかりだった。
そんな女性ばかりを相手にしたからこそ、Jは<財産目当て>に神経質なのかとも思う。
またJを擁護するなら、そんな環境で育ってしまってはJの倫理観が狂うのは、仕方ないことなのかもしれない。
都会育ちの私は、野蛮人なJに魅力を感じてしまうのかね?
もちろん、私と知り合ってからは「紳士」になってもらうけど。
救いなのは、Jの俺さま的でない性格だ。
教育の余地が無ければ、とっくに別れている。(海老蔵みたいなのとかね (^_^;))
私自身に力を得るまでは、おとなしくしているのが得策ではないかと考えたりする。
これも愛をお金に換えているのだろうか・・?

これからもJが何かバカなことをしでかして、私たちの生活を不穏に陥れるのではないかっていうのが私の抱える心配だ。
その心配を取り除くために、私には知恵がある。
問題解決能力を駆使するしかない。
私がいるからには、Jにもうバカなことはさせない。
新たな決意か・・・
来年をどう過ごすかで、私の人生が決まるような気がする 

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心うらはら。。。

2010年12月17日 18時24分37秒 | Weblog
寒さが増している。

デイケァではクリスマス会の準備。
ここでもクリスマスソングの歌伴になった。
転職してから一度も弾くことをしていなかったが、弾き方を忘れていなかったみたい。
講師だったのにね。
たった3年半前なのに、全てが驚くほど遠くに感じてしまう。。。

またJとモメテいる。
<来年10月>からの約束の後、その日を待ちながら落ち着いた日々を送るはずだった。
Jもまた、目標が決まったことで私との関係をより深めようとしていた。
・・それがアダとなった。
ヤブからヘビが出たことは間違いない。
聞かなきゃ良かったと思ったりもする。
現在・未来と続くJの過去。
J家の人々はみんな、お金があることで人格が歪んでしまっているのかもしれない。
私は庶民なので、そんなJ家に嫁入りすることに不安を感じている。

「なにも心配することない」

とJは言った。
そりゃJの狂った倫理感では、そうかもしれない。
全てお金が解決してくれる。
・・・しかし、それでいいのか?

私の心の中には、「それでいい」と思う怠惰な気持ちがある。
いいんじゃないの?
今までそうしてきたんだし、今さら私が倫理観を振り回したところで、何が変わるの?
長いものに巻かれてしまえ。
私もJと同じ穴のムジナになってしまえばいいんだ。
それが優しさであり愛なんだ。

もう一方で、私の自尊心に傷がつく。
お金で解決できるのは目先の問題だけで、根本的な解決にはならない。
J家のバカさ加減にうんざりしているって言うのに。
私まで、同じ次元に考えられたくない。
いけないものはいけないと、Jにはっきり言うべきではないか。

メンドクサイなぁ・・と思う心と裏腹に、私はJを非難している。
ほんとはどうでもいいじゃん。
賢く立ち回るなら、来年10月までおとなしくJ家の言いなりになっていればいいことだよ。
それでJと再婚してJ家の実権を握れば良いことじゃん。
私の倫理観を振り回すのは、それからでも遅くない。
知らぬが仏だったのにね。
けどさ、もう知っちゃったんだし。
知ったからには、私の人格の証明として、話すべきことは話さないと。

クリスマスを前に破局するかもしれない。
どうせ何も期待しちゃいなかったけど。
プレゼントを先渡しされてるの返したほうが良いかしら?

再婚に失敗したくない。
お金とHさえ良ければいいのか?
・・・充分でしょ。
現実に夫婦なんてそんなもんだよ。
性格なんて、お金とHさえ良けりゃどうでもいいんだ。
自尊心だの倫理感だの、そんなこと気にして生活していたら息苦しくて仕方ない。
もっと要領よくやれば良いんだよ。
Jの刺激たっぷりな魅力はわかっている。

Jが私に求めているのものは、ただ<優しさ>だ。
一切全てを許容することを望んでいる。
それがわかるから
「私は期待外れよ。
 だって私は凡庸だから。」
とメールした。
Jからの返信はこうだった。
「外れを引くのもまた美徳。」
親子で悪徳の栄えの限りなのに、贖罪のつもりかって!
意味わかんないよ (-_-メ)

そしたら私はJに何を求めているんだろう?
Jがどうあれば良かった?
幸せだけを与えてくれる存在?
夢だけを見させてくれる?
・・・小娘じゃないんだし、王子さまなんているわけないのは承知している。
むしろ一緒に苦労していきたいと考えていたし。
普通のささやかな庶民生活で良かったのにね。
この不況の時代に贅沢な悩みか。
病んでる心もお金が解決してくれるのかな。

「美月が好きだから言えなかった。
 けど結婚したら隠し通せることじゃないし、俺がどんな気持ちで過去を話したかわかってほしい。
 元妻が出ていった真相が、俺がいちばん言えなかった大きな事だ。
 ほんとに清水の舞台から飛び降りる心境で話した。
 だましたわけじゃない、これを受け入れるかどうかは美月次第だよ。」
 
 
そうか、まだ選択の余地はあるんだな。
受け入れられなければ、Jとのこと終わりにしてもいいんだ。
ほんとに財産目当てだったら、J家の人たちがどうであろうと関係ないんだろうけどね。
そぉ言えば・・・私に話していないことで、まだ小さいことがいくつかあるって言ってた。
なんだろ?
全部聞いてから終わりにしたっていいんだ。
自分の手で夢を終わらせるのも、ひとつの実現の形かもしれない。。。 


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さすがに秀逸☆

2010年12月12日 11時24分01秒 | Weblog
「Q10」最終回。
久しぶりにメッセージ性の強いドラマだった。
木皿泉ならあたりまえか。
演出も良かったよ。
キャストも良かった。
このクリスマス時期に、世界を語り心を語ったのもタイムリーだったように思う。

校長先生が、親が家出し生活苦から自主退学した元生徒の仕事先(パン屋)に行き、会話するシーンがある。
「君、誰か一人で良いから頼れる大人を見つけることだ。
 そうすれば人生順風満帆だよ。」
みたいな話をする。
元生徒はそれを受けて
「はい、見つけました。
 それは校長先生です。」
と返す。
ふたりの笑顔が心温まる。

不況の世の中、大人たちは自分の生活に追われ、子供たちの将来まで考えてあげられる余裕が無くなっている。
児童虐待。
育児放棄。
大人になれないアダルトチルドレン。

シナリオを担当した木皿泉はご夫婦とも1950年代生まれで、私より少し年上だ。
古き良き時代をご存じなのだろう。

「まず自分を信じることから始めよう。」

「Q10を愛するように、世界を愛せ。」

「目に見えないものを信じる。」

目の前にあるものしか理解できない10代の時の狭い視野を、もっともっと広いものへ導いているような想いになる。
そして浅い思考を、もっともっと深いものに。

新卒の就職が超氷河期を迎えている昨今、将来に悲観して投げやりになっている学生が増えていると聞く。
そんな若い世代に、少しは頑張れる希望を投げかけられたら。
私も、せめて自分の5人の子供たちにとって<頼れる身近な大人>になりたい。
そしてJにとっても。

優しさは伝染する。
甘やかしとは違う。
この瞬間を大事にしようと思えばこそ。

今まで曖昧にしてきたJの過去。
それは過去の話であって、現在の私たちには関係無いと勝手に思い込んでいた。
しかし、過去の結果は現在・未来にまで及ぶことが判明した。
3年半の付き合いとは言っても、限られた時間しか会えない関係の中では、Jの見えない部分が多すぎる。
何故Jは自ら告白したのか?
たぶん。。。
<来年10月>からの約束に向けて、もう全てを話しても良いだろうと判断したからではないかと思う。
何を話しても私は逃げない・・・そう思ったのだろう。

「Jは私にプロポーズした時から、全てをわかってたわけでしょ?
 何故 私なの?
 私ならJの全てを受け入れると思ったの?」
「美月はデジャブー体験したの覚えてない?」
「ん? いつ?」
「まだネットでつながっていた時のこと。
 あなたは俺のブログとMixiを同時刻にアクセスしたんだよ。
 俺のPCにしっかり残っている。あり得ないだろ?
 その時にあなたのスイッチが入ったのを、俺は知ったんだ。」

そんな説明、何が何やらちっともわかんない。
だいたいネットでつながっていた時の記憶なんて、今じゃもう曖眛過ぎちゃって。
とにかくJなりに運命を感じたってことか。

私はSF小説は嫌いじゃない。
星座的にも未知なるものや神秘の世界に惹かれる傾向があることは否めない。
サダコで知られる「リング」も、最終的には創造主のいる内的世界の話だったことを興味深く読んだ。
けどね、それはあくまでフィクション。
現実と別物だと理解している。
だから、例えば自分がロボトミーされてるとか何かに暗示をかけられてるとか、もしくは自分が知らぬ間に見えない創造主に動かされているコマだとか、そんなことは絵空事であって日常には有り得ないと考える。

JはドSだ。
すぐ私を怖がらせる。
そうして愉しんでいるに違いない。
真面目な私は、すぐ引っかかってしまうよ (*_*;

Jは自衛隊時代にいろいろ経験し過ぎたせいで、精神的に少し欠落した部分があるのかもしれない。
それ以外にも、幼少時代から波瀾万丈だったし。
身近に頼りになる大人がいなかった結果・・・だとしても、娘2人をしっかり子育てしてきたわけだからそれほど人並み外れているわけでもない。
ベトナム戦争から帰還した米兵が、揃って何かしらの心的外傷を受けている事実は周知の如く。
Jには癒しが必要。
それが私の答えだ。。。 
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