夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

人生での<踊り場>

2012年10月28日 21時33分19秒 | Weblog
また雨。。。

日曜日が雨になると知って、Jにメールを送る。
「今週末はお天気が崩れるらしいから、今度はクルマで来たほうが良いかも。
 高血圧症で具合が悪いのに、バイクで来て雨に濡れたら大変だよ。」
再検して結果を見るまでは、とにかく体調が心配だった。
あれからずっと、Jの体調不良は続いていたし。
「わかった。
 今度はクルマで行くね。
 受診結果を話すからよろしくね。」
との返信が来て、とりあえず雨の心配は無くなった。

そして。
日曜日は午前中から雨だった。
助言した事が当たったので、まずはホッとする。
「今日は美月の言うとおりにクルマで来たから大丈夫♪」
と言いながら、スタッフやジェフ・べックのDVD鑑賞の後、ひとしきり楽しいおしゃべり。
やがて雨が本降りになる前に帰っていった。

Jが帰った後、夜半の雨。
寂しさが増す。。。

再検の結果、Jの高血圧症はまだそれほどの重症ではなかった。
頭痛・耳鳴りや倦怠感は、降圧剤の種類を変えた途端に、ピタリと止まったらしい。
今週末に会ったJは、表情も元に戻っていた。
再検で受診した専門のクリニックは、問診に2時間近くを費やし、Jの生活やメンタル部分まで網羅したカルテを作ったとか。
そして降圧剤をJの身体に合った物に変更し、Jが知らずに溜めこんでいた日ごろのストレスや生活習慣の悪い部分を改善するためのアドバイスをしてくれたようだ。
3週間の服薬と、その間にもう一度受診をすることになっている。
グレープフルーツ禁(降圧剤服用のため)と減塩を守れば、差し当たっての生活は大丈夫らしい。
まずは、ひと安心♪ (*^_^*)

久しぶりに出会った頃の話になった。
「初めて美月と会って話をした時、美月が40代半ばにして誰の色にも染まっていない事が嬉しかった。
 きっとそれだけ心を写した男性がいなかったんだと思った。
 俺はホストをやっていた経験上、謂わばその道のプロなわけだし。
 誰の色にも染まっていない美月を、俺の色に染めたくなったんだ。」
ふぅ~~~ん、と思いながら聞いていた。
そんなふうに思ってたんだ。
「誰の色にも染まってないって、Jには私がそんなふうに見えたの?」
「うん、それは男性経験が無いって言うんじゃなくて、男性経験が少ないって事だよ。
 それがわかった時、俺の中にある映画のストーリィが思い浮かんだ。」
「??何??」
「『ローマの休日』。
 美月は本当はお姫様じゃないけど、世間知らず的な部分は一緒かと思って。
 方や俺は百戦錬磨の新聞記者ならぬ元ホストなわけでさ。
 お忍びのお姫様を楽しませる事くらい朝飯前って思う反面、お姫様なんだから大切にお守りしなきゃって思った。
 もちろん、映画でのお姫様が自国に戻るって結末は違うけどね。」
面と向かって<お姫様>とはくすぐったい。
返事が出来ずに、そのままJの話を聞いていた。
「だから最初の頃は、美月との会話から性格分析をして、俺の虜になるようデートプランを練ってたんだ。」
「え~~!?
 初対面から?」
「そうだね、2回目に会えるとなった時に脈ありだと思ったからね。」

・・・確かに当たってる・・・

Jは知り合ったコミュで自身の年齢を13才若く記載していた。
会えば同年代だってわかるだろうとJは思っていたらしいが、生憎と世間知らずの私はわからなかった。
てなわけで、年の差恋愛など考えてもいなかった私は、初対面の後Jをフっている。
それなのにコミュでいろいろあって、何故か2度目のデート。
帰り際のおしゃべりで同年代だとわかり、私はJを恋愛対象として見るようになった。
だけど、そんなホストテクにハマっているつもりは無かったんだけどね。
Jがセフレ目的だったとしたら、すぐには見抜けなかっただろうなぁ。
去年にケンカ別れした時Jが復縁を申し出てくれなかったら、私は<良い年してオトコに騙されたオンナ>だったんだ。
まぁ、今後の成り行き次第では、まだ危ういけど (*_*;

「美月と出会った頃からの事は、日記に詳しく残してるんだ。」
「え!? 今も?」
「ううん、もう書いていないよ。
 美月とは一度完結したんだ。」
「あ・それって去年のケンカ別れ?」
「違うよ、美月が介護福祉士に合格した時。
 あの時で、俺たちの関係はもう揺るぎないって思ったんだ。
 次に再開するのは、美月と一緒になってからだよ。
 それまではちょっと小休止かな。」

そんなJの言葉を聞いていて、私はある直木賞受賞の本の中の一節を思い出した。

<就職の次は結婚、結婚の次は妊娠・・とずっと階段を昇り続けていこうとするあなたにとって、思いどおりに階段を昇れない今は停滞期。
 謂わば人生の踊り場なんじゃないかな。
 だけど長い人生では、そんな踊り場を楽しむ事も大切だと思うよ。>

みたいな、なんかそんな感じの文章。
Jの<小休止>って言葉に触発されて思い出しちゃったみたい。
私も、離婚の次はすぐ再婚・・みたいな気になっていたし。
だけど、人生そんな思いどおりにはいかないよね。
私が母であると同時に、Jも父なんだから。
お互いに子育ての責任は果たして当然、そのくらい心広くなくてどうするか☆(って自分に言い聞かす。)
次から次、と階段を昇るばかりが人生じゃないのかも。
そんなふうに思えるのも、今が安定してきているからのような気がする。

末っ子長女の最終面接も終わり、今は合否を待つばかり。
次男も、就活のメドが立ってきた。
あとは長男と将来について話し合い。
末っ子長女の歯列矯正の費用も払い込んでお金は無くなったけど、生活できないほどじゃない。
子供たちにお金がかかるうちは、J共々、親である事を完結させなければ、一緒に楽しむ事も儘ならない。
だから今は。
<人生の踊り場>を楽しもう。
いつか、次の階段を昇れる日まで。。。 









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やっぱり年齢相応か!?

2012年10月23日 22時57分31秒 | Weblog
先週から、ずっと体調不良が続いている。

台風が通過するあたりだったか。
深夜に目が覚めたら、偏頭痛を起こしていた。
朝になれば治っているかと思ってそのまま寝たが、朝になっても治まらなかった。
とにかく仕事は休めない。
薬を飲むしかないか・・・と悶々としていたら、Jから毎朝の『おはようメール』がきた。

「おはよう。
 雨は止んだけど肌寒い朝だね。
 耳鳴りと偏頭痛が酷いから薬を飲んでみるね。
 今日は事前カンファだけど、早く帰れるといいね。
 今日もいっぱい元気を送るね。
 美月大好き♪」

ありゃ~~ Jも偏頭痛☆
台風だから気圧変化もあったのかな。
ふたりで体調不良なんて、マイッタね (*_*;

私の偏頭痛は、たぶんホルモン周期にもよるのかもしれない。
だいたいお月さま前後は、偏頭痛になり易いし。

実際、私の偏頭痛は鎮痛剤を服用してすぐに治ってしまったし、その後Jからいつも来る夕方の『お疲れさまメール』も
「頭痛は治ったよ♪」
という返事だったので、いつもの偏頭痛かと思い、あまり心配していなかった。

ところが!

週末に会って話を聞いたら、頭痛は治ったが耳鳴りはまだ続いていると言う。
しかも、あまりに酷い耳鳴りに堪えられず、受診した先で下された診断は、なんと<高血圧>!!
医者に『このままでは大変なことになりますよ』と言われたのだそうだ。
高血圧って成人病じゃん。
いつも私の体調を気遣い、マッサージやストレッチをしてくれているJなのに、何でなの??? (?_?) 

「今はダイエットしてるから止めてるけど、それまではスナック菓子が大好きで1日5袋は食べていたかも。
 ラーメン大好きだから、必ずスープも飲み干してるし、医者には塩分とり過ぎだって言われた。」

医者の不養生!?(医者じゃないけどさ☆)
ずっと家事全般して子育てをしてきたから、それに姑の介護もしてるし、栄養成分表みたいのは熟知してるんじゃないかと思ってたけど。
あ~~ でも一緒にお寿司食べる時とか、お醤油かけるのタップリだったな。
週末しか一緒にいないから、普段の生活全部がそんなふうだと、思いもしてなかった。
J本人曰く「身体には自信があったから、俺が病気になるなんて思ってもみなかった。」だそうだ。
そりゃ私も、Jの体力を見る限りでは<病気>なんて考えもしなかったことだ。
だけどよくよく考えて、<体力>と<体調>は別物だよね。
オリンピック選手だって<病気>になる。
Jが病気にならないなんて、そんなの勝手な思い込み。
自衛隊で鍛えて、48才の今まで柔軟な筋力と体力を維持してきたとしても、年を重ねているのは一緒。
身体は確実に年齢相応の<老化>をしているんだ。
Jは70才くらいになるまでオジオジしないんじゃないかと思っていたけど、そんなことはなかったって事だよ。
<高血圧症>なんて、立派なオジオジ病だ。

聞けば、私と知り合う前から血圧は高かったらしい。
最初の頃のデートなんて、寝る間も惜しんでおしゃべりしてたけど、寝不足でパッタリいかなくて良かったよ。
あの耳鳴りがなければ受診なんてしなかっただろうし、自覚症状が酷くならないうちに発覚したことに感謝している。
じゃなきゃ、せっかく老後を楽しもうと思っているのに、それどころじゃないじゃない。
もっとも、もし脳出血で後遺症とかなったとしても、介護福祉士の知識とデイケァでの経験の元に至れり尽くせりのお世話をしてあげられるけどね。
Jと一緒にいられるなら、私はどっちでも良いような気もするが。。。 (^_^;)

受診結果に基づいて処方された降圧剤。
服用したはいいが、ここ何年も高めの血圧で生活していたJには、逆に副作用のほうが強く出てしまい、ふらつきや倦怠感。
身体のダルさが抜けない状態になってしまったようだ。
・・それでも、Hはいつもどおり・・ (~_~;)

だから良しってわけもなく。
今週中に、総合病院で再検することになっている。
問題ある場合は、精密検査まで考えに入れて。

「もし検査入院とかなった場合、私はお見舞いに行ったらマズイのかな。」
「なんで?」
「だって娘たちとかと会ったら挨拶していいの?」
「入院なんてならないよ。」

そんなふうにして話を濁されてしまったけど。
今の私とJじゃ、住んでいる地域も違うし、実際知り合い(友達?)以外の何者でもないし。
ま・難しく考えるのはやめよう。
執着はしない。
どうしてもダメなら、いつでも終われるようにしておくよ。

先日、前のデイでの恋話友達のケアマネさんからTelが来た。
また彼氏との恋愛の悩み。
Jの傍らで1時間半以上も話し込んでしまったけど。

恋愛相談なんて、当事者同士で話すのが一番良いんだろう。
だけどすれ違ってしまえば、第3者の言葉で冷静さを取り戻すしかないのかもしれない。
私は、ここに記述するおかげで、自分の行動を客観視させてもらってる。
Jとの5年半近く、バカげた話も多々あった。
今もあるのかもしれない。
これから先もあるかもしれない。

もし、この高血圧症が元でJが急逝しちゃったら・・とか、今のままでJが危篤になっちゃったら、看取ることすら叶わないんだろうなぁ・・なんて。
ちょっと考え過ぎかな。
それはそれで仕方が無い事だと思えばいいか。

子供たちさえ立派に育てば良いよ。
次男も20才を迎えた。
あとは末っ子長女を一人前にするだけだ。
女より母として。
そういう選択も有りなんだ。。。 
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ちょっと専業主婦気分♪

2012年10月16日 12時33分12秒 | Weblog
週明けから綺麗な秋空が続いている。

久しぶりの平日休み。
子供たちみんな通勤・通学で出かけていき、家には私ひとりの空間。
こんな日は、何だか久しぶりの専業主婦気分になれたりして。
家の片づけして、掃除して、洗濯して。
懐かしい感覚。
・・あの頃は、幸せだったのだろうか・・・?

前述したが、今月は閉経を思わせるような微量で、いよいよ更年期突入かとドキドキさせられていた。
ところが今週、Jが帰宅するあたりからいつもと変わらないお月さまが始まったのだ。
Oh! Happy Days♪ \(^o^)/
身体はダルいが、心はスッキリ。
今までのモヤモヤ感がなくなって、とても心穏やかな自分に戻っている。
ん~~~~★
そしたら、今までのJへの不安や不満って、ホルモンバランスのせいだったってこと?
所謂<PMS>ってヤツだったのかしら?
やたら感情不安定だったから、無きにしも非ず。
閉経を受け入れる気持ちでいたけど、まだまだホルモン周期と付き合っていかなくてはいけないってことかな。

だけど、年齢的にも節目にいることには変わりない。
親友や同僚など、周囲の同年代で私みたいに毎月ある人ってひとりもいない。
反面、去年の国内統計で、50代で出産している人が25人もいるって話も聞く。
自分の身体とどう向き合っていくか、とても大事な時期だと思う。

長年連れ添った伴侶が老いを迎えていく。
生殖器官の衰えは、老いていく身体をイヤでも認識させる。
自衛隊で鍛え抜いてきたJは例外として、40代前半にお付き合いしていた1才下の元カレFさんは、そんな自分の衰えを打ち明けていた。
夫婦間で問題となっているSexless。
私も元夫とそうだったし、Fさんもそうだった。
末っ子長女を出産したのが35才で、その後はほとんどHした記憶が無い。
お月さまもだんだん不定期になり、Fさんと知り合わなければ、そのまま閉経になっていたかもしれない。

実際、枯れかけていた私に水を与え、また花を咲かせてくれたのはFさんだ。
それがわかるから、私はFさんに尽くした。
しかし、水を与えられなかったFさんの妻は、(私より2才下にもかかわらず)更年期で苦しんでしまった。
そんな話を聞かされたから、お別れする気にもなったんだけど。

Fさんとお別れして6年が過ぎ・・・
いつの間にか50代の自分になってしまった。

長年連れ添った夫婦は、一緒に年をとっていくんだろう。
子供の成長を、自分たちの人生に重ねて。
辿ってきた道程を振り返りながら、また一緒に歩いて行くんだろう。

再婚は・・・
初婚での年月に及ばない事もあるけど、老いていく伴侶と寄り添っていく大事な年月を共にする。
Jの体力気力では<老い>なんて70才代にでもならなきゃ来ないかもしれないけど、凡人の私の肉体は、確実に年齢相当の老化をしているはずだ。
感情的だったり、わがままだったり、気まぐれだったり。
マイナス思考が増えていく中で、そんな私ときちんと向き合おうとしてくれるJに、感謝の気持ちが芽生えてくる。
少なくとも、今の私の想いをブツけられる相手。
50代になる私の身体も、変わらず愛してくれている。
だから私はずっと女でいられる。
それだけで充分かもしれない。

子供たちが生まれる前に、姓名判断に凝った事がある。
大人向けなので、男女の相性などにも言及されていて興味深い内容だった。
名前を見れば、初対面の人でも性格・志向など凡そ見当がつく。
もちろんその人が辿る運命も。

Jが私に大ウソをついて自分の私生活を隠していた事実。
そのことが判明した時、私は<やっぱり。。>という感想だった。
すんなり許せたのは、姓名判断でJの虚言性を知っていたからだ。
可愛いウソではなく<大風呂敷を広げる>あたりも、まさしく姓名の魔力だと思った。
Jが今の姓名を持ち続ける限り、虚言癖は抜けないかも。
(ちなみに、あのiPS細胞で手術をしたと世間を騒がせた某教授?も、虚言性ありの姓名だったりするが。。。)
そしてJが欧米人並みのフェミニストだったりするのも、姓名に表れてたりするんだけどね。

姓名判断による私の一生は、可も無く不可も無く。
器用貧乏で終わる人生らしい。
<幸せだったか?>なんて、死ぬ時に初めてわかるんだろう。

介護の仕事に携わって、様々な人の終焉を垣間見る。
私は誰に看取ってもらえるんだろう。
それともひとりで死んでいく?
伴侶を看取る事もあるんだろうか?

まだまだ遙かな道程。。。 












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秋の遠足 Part2

2012年10月14日 17時05分42秒 | Weblog
朝4時半。
灯台で日の出を見るために、自宅を出発する。
夜明け前の冷えた大気の中をJとタンデム。

良いお天気に恵まれた週末。
かねてより計画していた<行楽の秋>企画第2弾。
<秋の遠足>として、海岸めぐりをしようと出かけた。
雲が多くて、朝6時過ぎにやっとご来光 \(^o^)/
その後場所を変え、、Jの地元のシークレットゾーンでうっすらと見える富士山を眺める。
・・そこは、実はバイク進入禁止なのだが、地元ならではの裏ワザがあって、かなりの難所もバイクで楽ちん♪

「ここから見る富士山は絶景だよ。
 俺と付き合ってて良かっただろ?」

はいはい。。。 (ーー;)

それから、そのまま海岸線を走る。
海は波待ちサーファーで混雑してて。
なるほど、わりと良い波が来てる。
今はロングボード主流のようで、私が20代の時とは変わったなぁ・・と眺めつつ。。。

予定ではJの地元でグルメツァーをするつもりだったが、時間も早いしあまりに良いお天気なので、急遽、足を延ばすことにした。
<秋の遠足>Part1で出かけたイタリアン料理の店近くに、もう一度行きたくなったのだ。
「疲れない? 大丈夫?」
Jの問いかけに、思ったほど疲れてない身体を感じる。
バイクツーリングの体勢に慣れてきたのかもしれない。

「Let't Go!」

日が昇ると気温も上がってくる。
バイクで出かけるにはちょうど良い陽気。
綺麗な空色を仰ぎながら、すっかり秋の風景となった国道をひたすら走る。

・・・先週、捲し立てるような話し方がイヤだとJにブツけた・・・

「そんなイヤなら他の男と付き合えよ。」

珍しくそんな乱暴な言動も飛び出したJだったけど、即座に前言撤回のTelが来た。
そして謝罪。
いつものように仲直り。
「最近の自分は調子に乗り過ぎていた。
 美月を年上の女性として尊重する事を等閑(なおざり)にしていた。
 これからは気を付けるので、許して欲しい。」
と言ってくれたので、私はまた穏やかな気持ちでお付き合いできる事を望んだ。
ふたり長くお付き合いしている中で、遠慮がなくなるのは仕方が無い。
だからこそ、より親密になれるわけだし。
だけど、自分の意見だけを捲し立てて良しとするなら、伴侶はいらないよね。
私と付き合っていきたいのか、自己完結したいのか。
それが重要だったのだ。
Jが、それに気付いてくれて良かった。
おかげで、楽しい<秋の遠足>Part2を敢行することが出来る (*^_^*)v

某米軍基地近くのアメリカ雑貨屋さんで、Jはバイクのお守りを買った。
ハーレー乗りがよく付けているらしい。
ちょっと珍しくて、Jは掘り出し物にニコニコだった。

美味しいランチや秋のスィーツ。
またまた満腹になって、寒くならない内に帰宅する。
1日の総走行距離230㎞。
連れていってくれたJもバイクくんも、ほんとにありがとう m(__)m

翌日は一転、曇り空から小粒の雨が落ちてきた。
週末は良いお天気が続くと思っていたJは、慌てて自宅に帰っていった。

・・・ま・いいんだけど・・・

<不完全燃焼>というわけじゃないんだけど、なんか寂しい。
いろんな話をする中で、道徳観や教育論的な話になると、どうもJの意見に賛同できない自分がいたりする。
別に反対する必要もないので、あえての反論はしないでいるが。
どうもJの意見の信頼性を疑ってしまう。
日本の未来像を、まるで見てきたかのように話すので「なんでそんなことがわかるの?」と噛みつきたくなる。
私もJのテクニックに乗らず、聞き流していれば良いものを。
この頃、Jの話の意図がよくわからない。
それにJの話は、私個人がどうこうできるような問題提起じゃなくて、日本国や地球規模でどうこうする内容だから、不毛というかやり切れないというか、とにかく未消化のまま話が終わる。

Jの地元の環境も、どうしても好きになれず。
どっちがメジャーでもマイナーでもかまわない。
とにかくお互いが生きてきた環境が違うのは事実だ。
それを踏まえた上での、お付き合いが必要なんだと思っている。
とっくに理解できているもんだと思っていたが、案外に引っかかるものなんだなぁ。。。

今週・来週は、私が週末出勤なため、Jにはいつもより1日後に来てもらう事にした。
もうこれからずっと、そのパターンで過ごそうと思う。
執着しない、気ままがいちばん。
<長過ぎた春>になるかどうかは、神のみぞ知る。。。 




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不完全燃焼

2012年10月08日 13時06分00秒 | Weblog
秋休みの4連休、最終日。
日中の気温も下がり、確実に秋だ。

この頃の週末は、やたら雨が降ったりやんだり。
バイクで来ているJにとっては、できれば雨の中を帰りたくない。
そんな気持ちを優先するのはわかるけど、私は我慢を強いられるつまらない週末。
これを<寂しい>というのなら。
私一人が折り合いをつければ良いだけの事なのか?

『全力で愛したいのに、不完全燃焼な気がするのは私だけ?』

そんな想いになってしまったのは、夕食後、団欒のひと時でJが何気に言った言葉に起因する。
「Jは家でなんて呼ばれてるの?」
団欒の中での他愛のない質問。
その質問に対するJの返事が、私の心に波紋を投げかけた。
「家で・・?
 ん~~ 何だろう?
 俺はお父さんって言ってるけど、そう呼ばれた事ないな。
 なんだか娘たちのダンナみたいな感じだしな・・・」
「ダンナ?
 親子じゃないの?」
「ん~ いろいろ支え合ってるから、親子って言うよりダンナみたいな。。。」

(そうなんだ。
 親子って言うよりダンナか。
 じゃ、週末に来ているうちって何なの?
 J家で完結していれば良いだけの事じゃないの?
 しかも娘たちにそんな気持ちがあるってことは、J家のままで良いんじゃないの?
 そんな片手間に来てもらったって、嬉しくも何ともない。
 心の重きが私に無いなら、週末の来訪だって、だんだん気が入らなくなるかもね。
 だから雨にかこつけて、すぐに帰ろうとするんだよ。
 私んちって、それだけの事でしか無いんだ。)

そんなつぶやきを、ひねくれていると言うなら、そうなのかもしれない。
Jの娘たちに対する<嫉妬>だったら、ナンセンス。
娘たちの背後にいる<妻>の存在が不愉快なだけ。
更年期特有の鬱でもいい。
とにかく苛つくし、気に入らない。

最近、特にハナにつくのが、Jに話を持ちかけると、短絡的に断定的に頭ごなしに答えを出すところだ。
今まではそんなじゃなかった。
もっと気持ちに寄り添うような解答を出してくれていたのに、そんな自己完結しているヤツに答えなんて求めたくない。
長男の言うように、それが本性なら、これ以上のお付き合いは望めないということだ。
あとは適当に付き合っていくしかない。
実際、どっちなのかって疑問も出てくる。

そんな気持ちを、Jに全部ブツけてみた。

案の定、短絡的に断定的に頭ごなしに私の気持ちをブッタ切った答えを出してきた。
「だったらもうお互いに何も言えないよね。」
「俺で不足なら、他の男を見つけてくれ。
 こんなに尽くしているのに、これ以上は無理!」
「わかったわ、それが答えね。
 今まではそんなこと言わなかったのにね。
 Jの気持ちがわかったわよ。」
そう言ってTelを切ったら、すぐにまたかかってきたけど。

私自身、無い物ねだりだとわかっている。

この身動きの取れないJとの関係に、閉塞感を抱いている。
Jは、石橋を叩いて叩いてブチ壊してしまうほどの慎重派。
私のこの閉塞感など、目標達成のためには気付きもしない。
どうしたらこのモヤモヤを解消できるのか。

話し合いの結果、どうするのがお互いのためか、お互いに答えを模索することにした。
お互いの欠点を責め合うのではなく、どうしたら今後また仲良くお付き合いしていけるのかどうか。

むむ。
私の無い物ねだりに、答えなんてあるのだろうか。
いろんな我慢を積み重ねている現状。
いっそ、そんな娘たちやおばあちゃんみたいなシガラミの無い男性とお付き合いするか。
そしたら私も、完全燃焼できるのかな。

とにかく気持ちが、ついていかない。。。 
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*秋休み*

2012年10月05日 15時46分45秒 | Weblog
夢をリセットして、1年が経つ。
これで良かったのだろうか?
ふと 立ち止まる。
秋の空を眺めながら。。。

末っ子長女は、着々と自分の目標を達成してきている。
選抜クラスを維持し、苦手な英語を克服し、将来の夢を見つけた末っ子長女。
そのまま併設された大学に進学することになった。
勉強するうちに英語が好きになり、今じゃ海外留学も考えるほど視野を広げてきたので、長男・次男の存在が逆に薄くなってきてるというか、ちょっと勢いを失くしてる。
勢いに乗る末っ子長女のために、母親としては学費の工面をし、後顧の憂い無いよう後押ししてやりたい。
まだまだ頑張らなくちゃ。

女系家族だった私の実家。
亡き祖母の後を継いでマンション経営している母。
いずれは私が継ぎ、やがては末っ子長女が継ぐだろう。
老後の生活に困らなければ、あとは何とかなるように思う。
人はひとりで死んでいく。
どうしても伴侶をって固執する必要も無いのかな・・・

先週末、台風から逃げるように帰っていったJ。
後日、やはりその時の心理状態を自己分析し、1年前の出来事から改めて謝罪してきた。
私の親友たちに会い、ウソをついてた事を別の角度から叱られたのが、どうも堪えてたらしい。
「改めて自分の愚かさ醜さに気が付きました。」
とのメールに、私は何だか<がっかりした>って言うのが本心かも。
だって、親友たちに会わなければ気がつかないって、どんな神経よ☆って思うじゃん。
1年前に昇華出来てた事なのに、またブリ返したみたい。

そんなんで、また気持ちモヤモヤ。。。

なのにJは、と言えば。
謝罪してスッキリしたんだか、逃げ帰った先週の事などすっかり流して、いつもの調子を取り戻している。
・・この気持ちのズレが、何だか重い。

だからなのか、今月はお月さまもちゃんと来なかった。
このまま終わっちゃうのかな?
来月52才の年齢なら致し方ないか。
仕事や家庭のストレスを抱えて、ここまでやってこれたんだから良しとしよう。
あるがままを受け入れる。
そんな心境に至っている。

長男に言われるまでもなく、先週末のJの言動には心底がっかりさせられた。
その後謝罪されたのだが、あまり心に響かない。
それだけ衝撃が強かったのか。
『ブルータスおまえもか!?』ってカンジ。
有名なシーザーの言葉だけどね。
去年の裏切られたその気持ちを、完全に思い出してしまったんだろう。
これじゃ、再婚なんて無理だよ。
だから<おひとり様>でも良いかと思ったり。

去年の復縁からこの1年、望みどおり介護福祉士の資格も取得したし、子供たちも就職に向かって歩いてるし。
安定した職場に、安心の家庭。
これ以上の何が必要なの?
Jと再婚するなんて波風をたてなくても、充分 充実した楽しい余生のような気もする。
もう自己完結しちゃって良いのかも。

40代の評論家が急に亡くなられたり、同じく40代の主婦が幼い娘ふたりを刺し殺したり。
世の中、いろいろな出来事にあふれている。
それぞれに想うところはあるが、亡くなられた方々には慎んでご冥福を祈りたい。

こんな私は、どこを彷徨うのだろう。
道標は、これで間違っていないのだろうか。
歩き・立ち止まり・振り返る。
そしてまた、歩いていくのだけれど。

想いに耽る 秋の夕暮れ。。。 
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