昨日は私が関係している医療機関で新年会がありました。近隣の方々数十人が集まり、バイオリンやお琴の生演奏やら、ゲームやらで楽しい時間を過ごしました。
その時のことです。毎年生演奏のために来て下さる音楽家の方々のお話です。彼女らはあちこちで演奏活動をされていますが、商業的な場だけでなく、文化庁の後援で各地の小中学校を訪ねて、演奏することがあるそうです。毎年数十挍にも及ぶそうです。きっと生演奏など聞いたことがない子供たちが目を輝かせながら聴いているのだろうと思いながら話を聞いていました。
ところが最近は文化庁の予算が減ってしまい、このような活動があまりできなくなったと嘆いていました。
私の頭の中では、文化庁の後援と言うとつい大ホールで行われる音楽会や、オペラの公演などが浮かんできますが、こういう地道な活動も公的な援助で支えられているのだと初めて知り、不明を恥じました。
ここまで書いてから、思いついて文化庁の予算を調べてみました。細かいことは分かりませんでした。
いずれにしても熱心に子供たちに音楽の素晴らしさを伝えようとする事業が縮小されるのは残念なことです。