小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

年の瀬

2011年12月26日 | その他
今年も残すところあと5日です。
12月定例会が20日に終了し、夜には議会と理事者(役場の課長以上)との忘年会を兼ねた懇親会が開催されました。理事者も議会もメンバーが多少入れ替わっており、また違った雰囲気の懇親会でした。

年の瀬ということで、毎年この時期は積もる仕事も多々ありまして忙しい日々を送っています。
恒例の「議会REPORT新年号」の発送準備も整いました。
このブログで一足先に掲載いたします。私の後援会会員には新年に届くよう発送いたします。

事業実施計画

2011年12月19日 | 活動日記
朝から議会全員協議会が開催されて、終日、事業実施計画について議論しました。

地方自治法で「市町村は、その事務を処理するに当たっては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならない。」と定められています。

これが「総合計画」といわれるもので、地方自治体が策定する自治体のすべての計画の基本となる行政運営の総合的な指針となる計画です。

この総合計画は計画期間が10年間で、高浜町ではこの平成23年度に新たに策定されました。(私はこの計画策定の審議委員会委員を務めました。)

本日議論した「事業実施計画」は、この総合計画を受けて、今後実施される具体的な事業計画を定めるものです。
10年間を前期と後期に分けて、平成27年度までの前期事業実施計画について理事者側から素案が示され、その内容について議論したものです。

終日、会議室に詰めて議論したので非常に疲れました。


浜掃除など

2011年12月18日 | 活動日記
早朝より和田地区委員会主催の地区民総出による浜掃除に参加しました。
200名以上は参加されていたと思います。偉大なる人海戦術で浜の漂着ゴミはみるみるうちに一掃されました。
広い砂浜ですが、参加人数がこれだけあると短時間で見事に綺麗になりました。
(携帯電話を忘れて写真が撮れずに残念です。)

午後、小浜市の100満ボルトで修理の完了したプリンターを受け取りました。
この12月議会の直前に故障し、仕方なく7千円台の安いプリンターを急遽購入して議会はそれで対応していました。
今回の修理代が1万5百円。
痛い出費ですが7千円代のプリンターではインク代が割高になるため、この修理代金を支払ってもこちらが有利との判断です。
更に、プリンターを受け取って代わりにデロンギのオイルヒーター(何故か電源が入らない)を修理に出しました。年の瀬に出費が嵩みます。

夜、青戸区の総会に出席。来年度は班長が回ってきました。

忙しい一週間

2011年12月17日 | 活動日記
ブログ更新もままならない、忙しい一週間でした。(と、言い訳する。)
今週の活動をざっと紹介すると以下の通りです。

12日(月):日中は議会の予算決算特別委員会に出席。夜は廃棄物減量等推進審議会に出席。
13日(火):夜、若狭高浜観光協会理事会と月例の勉強会に出席。
14日(水):日中は議会の厚生文教常任委員会に出席。夜はお日待ち講の関係の用事に参加。
15日(木):日中は議会の地域医療対策特別委員会に出席。夜は有線放送・有線テレビ放送運営審議会に出席。
16日(金):日中は議会の原子力対策特別委員会に出席。夜は、一週間ぶりの晩酌で少し飲みすぎる。

そして、今日(17日:土曜日)の活動。

【原子力・エネルギーの安全と今後のあり方を真剣に考える会】
午後、越前市福祉健康センターで開催された「原子力・エネルギーの安全と今後のあり方を真剣に考える会」主催による勉強会に出席しました。
この会は、呼びかけ人に連合福井の山岸会長、JA県中央会の山田会長、県経団連の川田会長、福井大の福田学長ほか、越前・坂井市長ら県内13市町が加わるもので、代表には中央大学学長の久野修慈氏(福井県出身)が就任されています。
民主党福井県連の糸川衆議、自民党の山本拓衆議を顧問に迎えるなど超党派で構成されており、私もこの会の会員です。

11月24日に設立総会と第1回の勉強会が開催されましたが、当日は風邪のためあいにく欠席しておりました。
本日の第2回の勉強会では、日本原子力学会・原子力安全部会長の阿部清治氏による「福島第一原子力発電所の炉心溶融事故、なぜ起きたか、何が今後の課題か」と題する講義を聴き、その後参加者からの質疑を受けるというものでした。


講義は専門性の高い内容でしたが、今回の福島事故で、これまでの原子力安全確保の何が間違っていて今後の課題は何かについて理解が進んだように思います。
この会では来年5月頃まで全部で7回の勉強会を重ね、最終的には会として提言をまとめ、政府に対し提起していく予定になっております。

【民主党福井県連幹事会】
福井市内のホテルで夕方から民主党福井県連の幹事会と忘年会が開催されたので上記勉強会終了後に参加しました。
明日早朝に地区の用事があるため泊まって帰る訳にもいかず、ウーロン茶での物足りない忘年会となってしまいました。

一般質問など

2011年12月08日 | 活動日記
【絵本読み聞かせ】
今日は本会議で一般質問が予定されています。本会議が始まるまでに、朝、和田小学校5年生に絵本の読み聞かせを行いました。

オットー―戦火をくぐったテディベア (児童図書館・絵本の部屋)
クリエーター情報なし
評論社


【一般質問】
今日は一般質問が行われました。私は7番目で本日最後の登壇です。別の日記に一般質問の質問原稿と答弁の原稿を掲載しました。
今回の一般質問は再質問に重点を置きましたので、この原稿のやりとりだけでは全体のイメージは表現できていないかもしれません。ぜひテレビの録画中継をご覧下さい。

12月定例会:一般質問

2011年12月08日 | 一般質問
平成23年12月議会一般質問の質問内容と答弁

【質問(小幡)】
先週の土曜日、12月3日ですが、高浜町内の心身障害児者福祉協会の「高浜町つくしの会」のみなさんと、京都府与謝野町にある障害者の就労施設である「リフレかやの里」と障害者福祉センターである「夢織りの郷」を視察してまいりました。
今回の視察は、私にとって目からうろこの体験になりました。障害者の就労事業というものの考え方が大きく変わりました。この件に関しましては、後ほど、再質問の中で触れさせていただきますので、まずは事前通告に従いまして、障害者基本計画と障害福祉計画について質問いたします。
平成17年11月の障害者自立支援法の公布を受けて、平成18年度に、高浜町の障がい者福祉行政の基本となる「高浜町障害者基本計画」と具体的な推進施策を定めた「障害福祉計画」が策定されました。
これらの計画は、この平成23年度末をもって6年間の計画期間が終了します。
この6年間、高浜町の障がい者福祉行政は、この基本計画と、基本計画の6年間の計画期間をそれぞれ前後3年間ずつを計画期間とする「第1期、第2期障害福祉計画」に基づいて実施されてきたところであります。
以上を踏まえて以下2点について質問いたします。
まず、1点目ですが、この6年間、障害基本計画と障害福祉計画に基づく、障がい福祉行政について、その評価と今後の課題についてお聞きします。
次に2点目ですが、始めに申し通り、今年度末を持って計画期間が終了する障害者基本計画と障害福祉計画について、今後の策定の予定についてどのように考えているのかをお聞きします。

【答弁(福祉課長)】
高浜町障害者基本計画・高浜町福祉計画につきましては、平成18年度から23年度までの6年間の計画期間として、平成18年度に策定されたもので、その際には議員にご協力をいただいたところです。
この6年間の取組みや実績等につきまして概要を報告させていただきます。
まず、障害者の数ですが、現時点で身体障害者手帳所持者504人、療育手帳所持者64人、精神障害者保健福祉手帳所持者36人、であり、平成18年計画策定時に比較すると、身体障害者手帳所持者は44人減少していますが、療育手帳所持者は15人増加し、精神障害者保健福祉手帳所持者は7人増加しています。
また、各種の障害者サービスについてはほとんどが利用者や利用時間が増大しており、特に生活介護や就労支援の利用の増加が顕著となっています。また、計画期間中に新たに実施した事業としては、日中一時支援、移動支援、障害者カフェなどがあります。
今後の課題としましては、計画策定時の重点プロジェクトとして掲げています「細やかな総合相談窓口づくり」と「自立を支援するための就労環境づくり」がまだ十分でありませんので充実を図っていく必要があります。
また、町内での障害者の授産施設や一時預かりの施設も必要と考えています。
相談窓口づくりについては、専門の知識や経験を生かした者を配置した相談体制を設け、就労環境については、障害者の雇用機会を更に拡充していきたいと考えています。また、障害者を預かる日中一時支援等の機会も増加させていきたいと考えています。
障害者の授産施設についてはコンパクト・シティ計画の中で検討を進めて行きたいと考えています。
今年度は新たに障害者団体のNPO法人も設立しましたので、これを支援し連携の上、各施策の充実を図っていきたいと考えています。
6年間の事業の評価については、次期の計画策定時において詳細な数値を求め、分析し公表していきたいと考えておりますのでご理解をお願いします。
次期の障害者基本計画と障害福祉計画の策定につきましては、現計画が平成23年度までとなっていますので、本来なら平成24年度からの計画策定が必要な時期となっていますが、国において障害保健福祉施策の見直しの検討がされており、その結果を待っていたため、まだ策定作業には至っていません。
制度改正の動向をみながら、小浜市、おおい町と歩調を合わせて平成24年度以降に策定する予定で協議をすすめていますので、ご理解をお願いします。

【質問(小幡)】
次に保育事業の充実についての質問します。この質問も先ほどの障害者福祉の質問と同様に、計画に基づく評価と実績に関しての質問となります。
先だって、ある幼児の保護者の方から相談を受けました。ちょうど、来年度の保育所の入所申請の時期だったのですが、その方がおっしゃるには「来年4月から高浜保育所で延長保育が開始される。このことはありがたいが、その代わりに和田と青郷の保育所の保育時間が短縮されることになりたいへん困っている。」といった内容でした。
高浜保育所で延長保育が行なわれる代わりに他の保育所の保育時間が短縮されるのでは本末顛倒です。本件については、事情を伺って理解していただき解決したのですが、ここで改めて保育事業の充実ということに関し一般質問として取り上げて、認識の共有化を図ってまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
高浜町の保育事業などの子育て施策については、次世代育成支援対策推進法に基づき、平成22年3月に策定公表した「高浜町次世代育成支援行動計画の後期計画」に定められております。この計画では、高浜町が進めていく子育て支援策の方向性や目標を総合的に定めており、計画終了時期の平成26年度末におけるそれぞれの事業の目標値を定めております。
この中で、今回は、以下3点について、現在までの進捗状況と今後の実施見込について質問いたします。
まず、1点目として、延長保育についてです。保護者の時間外勤務や通勤時間の延長等に対応して、通常の保育時間を延長して保育を行う延長保育について、平成26年度末に町内3ヶ所の保育所で1日あたり合計で9人を預かる目標値となっておりますが、この進捗状況と今後の実施見込み等についてお聞きします。
次に2点目は休日保育です。日曜や祝日など保育所の休みの日に、保護者の勤務等で保育が出来ない場合に預かる休日保育について、これも平成26年度末に町内1箇所の保育所で5人を預かる目標値となっていますが、これも進捗状況と今後の実施見込みについてお聞きします。
最後、3点目はトワイライトステイについてです。トワイライトスティー事業は保護者の恒常的な残業などの理由から、児童福祉施設等で午後6時以降、夜の10時頃まで保護者に代わって児童の生活指導や食事を提供する事業です。平成26年度末の目標値は1箇所の施設で2人を預かるとなっていますが、これも同様に進捗状況と今後の実施見込みについてお聞きいたします。

【答弁(保健課長)】
たかはまキッズプラン(高浜町次世代育成支援行動計画 後期計画)で挙げた「延長保育」「休日保育」「トワイライトステイ」事業について、現在までの進捗状況と今後の実施見込みについてのご質問ですが、次世代育成支援行動計画 後期計画は、平成17年度からの前期計画が21年度で終了するためニーズ調査を実施し、平成22年度から26年度まで5ヵ年の後期計画を関係者の協力を得て、また議員ご自身にも策定委員会の委員長としてご尽力を賜り、前期計画の基本理念である『子育てしやすいまちをめざして まちも人もいきいきと輝く たかはま』を継承しつつ、①子育て支援センターの機能強化 ②児童の健全育成事業に関わるすべての機関との連携 ③子育て仲間づくりの支援 ④働き方の見直しについての意識啓発 ⑤経済的支援制度等の周知 ⑥「ずっと住み続けたい」と思えるまちづくりの推進、この6つを重点施策として策定いたしました。
そして、この後期計画に基づき関係機関との連携を図りながら、各支援事業の推進ならびに充実を図るべく取り組んでいるところであります。
先ず、1点目の「延長保育」につきまして、今年度において各保育所の児童保護者に対しアンケート調査を実施し、その結果をもとに保育現場と協議を重ね準備をすすめて参り、来年度より「高浜保育所」において延長保育を実施する運びとなりました。
その保育内容につきましては、土曜日保育を除き、保育時間は、午前7時から午後7時までとし、早朝は午前7時から7時30分まで、夕方は午後5時30分から7時まで延長して保育を行う計画をしております。
この延長保育につきましては、来年度より新に取組む保育サービスでありますので、今後、保護者のニーズなどを十分踏まえ実情に即した対応をして参りたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
次に、2点目の「休日保育」につきまして、企業等における「週休2日制」が定着してきたことでニーズ変化がみられるものの、平成22年度より土曜日保育を高浜保育所で実施しており、平成22年度の実績は、14世帯18名の児童が利用している状況であります。
日曜日及び祝日の保育サービスについては、平成21年度のニーズ調査では、「毎週利用したい」が3.1%、「月に1~2回は利用したい」を含めると16%のニーズ調査結果が出ており、後期計画においては「平成26年度には、一日5人・設置箇所1箇所」を目標設定としております。
しかしながら、実情は土曜日保育のニーズと比べると、まだまだ低く、実施となると更に少なくなると見込まれ、また、児童にとって保育はどうあるべきなのか「保育のあり方」についても十分検討していく必要があると考えておりますので、実施に際しては、そうした実情や方法をしっかりと検証しながら対応して参りたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
次に、3点目の「トワイライトステイ」(夜間養護)につきしましては、議員もご承知のとおり、保護者の恒常的な残業などの理由で児童の生活指導等の面で困難となった場合に、児童福祉施設等で保護者に代わって児童の生活指導や食事を提供するなどの事業であります。
当町におきましては、平成19年度より、子育て支援短期利用事業として実施要綱を定め、嶺南地方で唯一の児童福祉施設で、敦賀市にある社会福祉法人 白梅学園と委託契約を結び既に実施しているところであります。
しかしながら、実施はしているものの、その実態は利用等についての問い合わせもまったく無く、また、遠距離での利用となることから、利用しがたいことも否めません。
昨今の厳しい社会情勢のなかで、今後トワイライトステイ事業のニーズは増えてくると思われますので、小浜市を中心とした広域での対応や既存事業の改善などにより対応できないか検討して参りたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
以上、答弁といたします。

【質問(小幡)】
最後に、特別養護老人ホームの現状と今後について質問いたします。
今年6月の補正予算におきまして、特別養護老人ホームの増床計画に対する補助金を議会で認めました。具体的には、「高浜けいあいの里」が現在の50床から30床増床して80床とする増床計画に対し、1500万円の補助金の支出と、おおい町にあります「楊梅苑」の増床計画、これも現在の50床から80床に増床する計画に対し、470万円の補助金を支出します。
この2件の補助金支出の合計で1970万円となり、あわせて60床が増床されることになります。この補助金の支出を踏まえて以下の2点について質問します。
始めに1点目ですが、この「高浜けいあいの里」と「楊梅苑」の施設の増床工事の進捗状況と入所開始の予定時期について質問します。
次に2点目ですが、これら施設の増床工事竣工後に、高浜町内の特別養護老人ホームに入所待ちされているお年寄りがどの程度解消されるのかについて質問します。

【答弁(福祉課長)】
増床工事の進捗状況でありますが、「けいあいの里」につきましては、9月20日に工事入札を実施し、9月29日から増築工事に着手し、現在、順調に工事が進められており、来年4月には入所が可能となるとの報告を受けています。
また、「楊梅苑」につきましては、9月22日に工事入札を実施し、翌日から着工し、こちらも順調に工事が進められており、来年4月には入所が可能となるとの報告を受けています。
高浜町の方で入所待ちの人数は、両方の施設に対する入所希望の方もいらっしゃいますが、「けいあいの里」で39人、「楊梅苑」で40人であります。入所には緊急度や入所者家族の状況等を勘案して決定されますが、両施設に対し高浜の入所待機者を出来るだけ優先的に入所させていただくように申し入れしていますのでご理解をお願いします。

12月定例会開会

2011年12月06日 | 議会活動報告
12月定例会が開会しました。

10時から本会議が行なわれ、議案の上程、町長の提案理由説明、議案に対する質疑が行なわれ、その後、各議案について所管する委員会に審査付託しました。

本会議が開始前の全員協議会の場で、私から本会議場への情報端末の持ち込みについて意見提起しました。
これまで、議会改革の中で、本会議場での会議がややもすると、議案の上程と採決を形式的に行う場となっている面がありましたので、これを本会議場でも議案を議論できる場とするため、議案の上程方法などについて見直しを行なってきました。
こうした中、昨今の情報技術の進歩により、タブレット型の情報端末やモバイルパソコン等の機器を積極的に活用する議員も増えてきており、議案審議でこうした機器が身近にあると便利であるとの意見が寄せられるようになりました。
情報機器の本会議場への持ち込みについては、これまで何となく禁止されている状況でしたが、これを可能とするために必要な手続きを話し合うことにしたものです。
今後、理事者側の出席者と傍聴者の扱いも含めて、議会運営委員会の場で詰めていくことになりました。

オンデマンドバスオープニングセレモニーなど

2011年12月05日 | 活動日記
【高浜町オンデマンドバスオープニングセレモニー】
高浜町が今日から試験運行を開始するオンデマンドバスのオープニングセレモニーが高浜駅で行なわれましたので出席しました。

オンデマンドバスとは、東京大学がプロジェクトとして取り組んできた、利用者のニーズに合わせたドアtoドアでの配車を行なうシステムで、通称「コンビニクル」と呼ばれています。
GPSとコンピューターを活用し、利用者の申し込みに応じた最適な運行ルートを提供する乗り合い型の交通システムです。
利用者はパソコンやスマートフォンから利用申し込みする他、電話での予約もできます。
今日のセレモニーで高浜交通内に設置されたオペレーター室や車両に試乗して東大の関係者から説明を聞きました。

【高浜町文芸協会総会】
夜、高浜町文芸協会総会に出席。監査報告を行い、総会の議案説明などを聞きました。

西川ヘレンさん講演会

2011年12月04日 | 活動日記
高浜町社会福祉協議会主催の、西川ヘレンさん講演会を文化会館大ホールで聴講しました。


西川ヘレンさんは言わずと知れた西川きよしさんの奥さんです。
大阪の自宅で、西川きよしさんのご両親、それにヘレンさんの実のお母さんと一緒に暮らし、その3人を自宅で献身的に介護された話しは有名な話です。

今日の講演会ではそうした介護の経験談から、家族の絆について話をされていました。講演の時間が90分間ということで比較的長丁場の講演でしたが、その間、全く聴衆に飽きさせることはありません。笑いあり、涙ありで、さすがは夫が芸人で自身も元芸人だけのことはあります。

良い講演を聴かせていただきました。

与謝野町の障がい者福祉施設を視察

2011年12月03日 | 活動日記
高浜町内の知的障がい児の家族会である「高浜つくし会」の視察バス旅行に同行させていただき、京都府与謝野町にある「リフレかやの里」と「夢織りの郷」を視察してきましたので以下、概要を報告します。

【リフレかやの里】
「リフレかやの里」は1998年に与謝野町(加悦町、野田川町、岩滝町が合併して出来た町)に合併前の旧加悦町が大浴場を備えた宿泊施設として建設した施設で、施設の運営会社である町が出資する3セク会社が経営難で2008年に営業を休止し、その施設を昨年9月に町内の社会福祉法人「よさのうみ福祉会」が指定管理者として再開した施設です。

レストラン宿泊施設の部門を、障がい者福祉の「就労継続A型事業」として運営し、近傍に農産物の加工場とパン工房を整備し、こちらを「就労継続B型事業」として、両施設で18名の障がい者を雇用しています。

始めに、農産物加工場を視察しました。

この施設では、梨、にんじん、リンゴなどを原材料とするジュースなどを生産しており、障がい者が材料の皮むきや生産品の箱詰めなどを行っています。


また、メイン施設となるレストランでは、地元で栽培した有機野菜などをふんだんに使用した料理を頂きました。レストランはバイキング形式となっており、1600円で食べ放題です。全ての料理が非常に手が凝った料理で種類も豊富で、掛け値なしで非常に素晴らしい料理ばかりでした。
参加者一同、じっくりと食事を楽しむことが出来ました。



【夢織りの郷】
食事終了後バスで移動し、障がい者福祉センターの「夢織りの郷」を視察しました。
この施設は、入所更正施設に31名、通所授産施設に40名、生活介護施設に10名の障がい者が利用します。
施設概要の説明を聞いて、施設を見学しました。


今回の視察を通じて与謝野町の進歩的な障がい福祉行政の現状と、バスの中でお聴きした高浜つくし会のみんさんの声・・・、障がい者福祉について考えさせられた1日となりました。