小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

労働組合の定時大会など

2007年09月29日 | 活動日記
【労働組合定期大会】
午前中、敦賀市内で開催された関西電力労働組合原子力事業本部支部定時大会にお招きをいただき、あいさつをさせていただきました。
(あいさつ要旨)
関西電力労働組合原子力事業本部支部定時大会のご盛会をお祝いいたします。
本日は大会にお招きいただき、あいさつの機会を得ましたこと感謝申し上げます。
また、日頃は組合活動にご尽力いただいていること重ねて感謝申し上げます。
さて、この4月の統一地方選挙において、みなさんのご支援により2期目の当選を果たすことができました。心からお礼申し上げます。
既に2期目の議員活動が始まっており、この9月25日には9月定例会が終了しました。
今日はせっかくの機会ですので、日頃の議員活動の一端をご報告させていただきます。
定例会ごとの一般質問などで町政の疑問点を質したり、政策について提案しております。
そうした政策提案の中で具体的な動きとなったものに「学童保育」があります。
学童保育とはご承知の通り小学校低学年の児童を放課後に預かるもので、昨今の共働き世帯の増加や核家族化の中にあってニーズが高まっております。
この学童保育ですが、高浜町では現在町内1箇所にしかそのサービス拠点がなく、施設も老朽化しております。これを町内の全小学校区単位に拡大実施すべきとして今年の3月議会の一般質問で具体的に政策提言を行いました。
そして現在、学童保育を全小学校区単位に広げるための委員会が高浜町において立ち上がり、私はその委員会の委員として議会代表で参加させていただいております。
現在、その委員会において高浜町にとって最も望ましい学童保育のあり方について真剣な議論を行っており、何とか平成20年4月の運用開始につなげていきたいと思っております。
今、紹介した活動は本当に具体例ですが、こうした具体的な活動の積み重ねによってみなさまのお役に立てるものと考えております。
最後になりましたが、今回の大会で退任される役員のみなさまのこれまでの活動に対し感謝申し上げるとともに、今大会が契機となって原子力事業本部支部が益々発展することを祈念して挨拶とさせていただきます。

【告別式】
午後、敦賀から高浜に帰りお世話になった方の告別式に参列しました。故人を偲び多くの参列者がありました。

【居酒屋】
今日は実は16回目の結婚記念日ですが、夜に会議が入っていたため特別な予定は立てていませんでした。ところがこの会議が中止となったため、急遽、家族で居酒屋へ出かけました。娘達もいつもの外食と雰囲気が違って楽しんでおり、意外に家族で居酒屋で食事するのも楽しいものでした。

原子力発電施設立地地域特別交付金

2007年09月28日 | 私の考え
今日の福井新聞朝刊の注目は『「うみんぴあ」交流施設契約承認』に関する記事です。
おおい町会は、「うみんぴあ大飯」内に建設を計画している複合型交流施設の建設と運営委託に関する総額50億6,068万9千円の契約を承認したとありました。議会では反対意見もあって紛糾したようです。(他紙の記事によると)
交流施設はホテル(30室100人収容)や温浴施設、海水プールなどを備えるもので、特別目的会社「ベイフロントプラザおおい」に建設と運営を委託するそうです。
建設費などの初期投資に25億5600万円、15年間にわたる運営委託費が25億468万円を見込んでいるそうです。(以上、福井新聞記事の要約抜粋)

この交流施設に関しては、おおい町の施策であり私のコメントするところではありませんが、この施設の建設に充当される財源の一部は「原子力発電施設交付金等立地地域特別交付金」です。
この交付金、おおい町の次は、現在、高浜町で計画が進みつつある脇坂地区の健康施設に充当する方向で交渉しているやに聞いています。

その意味で、いろいろ考えさせられる新聞記事でした。

訃報

2007年09月27日 | プライベート
【訃報】
たいへんお世話になった方の突然の訃報に接し、会社の帰路にご自宅を訪問しお悔やみを申し上げました。
闘病のことは知っていましたが、この夏も元気そうな姿を拝見しておりましたので、本復されることを願っておりました。たいへん残念です。
地元の世話役として、その明るい性格で常に周囲を和ませておられました。ご冥福を心からお祈りいたします。

【原稿と書斎】
議会の終了とともに「議会REPORT」や「議会だより」の原稿作成が待っています。今日からその作業に着手しました。
ところで、現在、自分の書斎(寝室兼用)を2階に確保する計画を進めておりますが、そのためには膨大な書籍や書類の整理を進めなければなりません。それと、書斎を確保するとなるとリビングで使用する娘達用のパソコンも必要になってきます。当然、出費も嵩みます。この計画いつ成就することやら。

食事会

2007年09月26日 | プライベート
妻のいとこが先日新婚旅行から帰ってきたので、妻の実家で、いとこ夫婦とその両親、そして妻の両親と我家の家族の総勢12名で食事会を楽しみました。
新婚旅行先の土産話を聞きながらの食事は楽しく、実は昨日も飲みすぎで二日酔いでしたが、今日も相当酒が進んでしまいました。

9月定例会:最終日

2007年09月25日 | 議会活動報告
早いもので9月定例会も今日で最終日です。
本会議で、委員長報告、質疑、討論が行われました。
以下に、私が行った委員長報告、質疑、討論について報告します。

【厚生文教常任委員会委員長報告】
今回の議会で初めて、委員長報告をしました。以下に報告書全文を掲載します。
若干、長文ですので読み飛ばして、質疑、討論の報告に進んでいただいても結構です。

厚生文教常任委員長の小幡でございます。
それでは厚生文教常任委員会の委員長報告をいたします。
去る、平成19年9月14日(金)、役場3階会議室におきまして、委員8名全員出席のもと、理事者側から太田副町長以下の出席を求め、厚生文教常任委員会を開催し、当委員会に付託された4つの特別会計の平成18年度決算認定について、慎重に審査を行いました。
それでは、主な審査過程と結果について報告いたします。
まず、「議案第56号:平成18年度高浜町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」でございます。
決算概要は、平成18年度の歳入決算額は、10億5,776万3,417円、歳出は、9億3,743万7,063円となり、歳入歳出差し引き額、実質収支額とも、1億2,032万6,354円の黒字です。
次に、審査概要ですが、
国保税の7割、5割、2割の減額世帯が、国保加入世帯全体の5割を占める状況にあり、国保加入世帯が厳しい家計の実態にあることから、委員から、数年前まで実施していた、一般会計から国保の特会への繰り入れを再開してでも国保税の値下げを実施すべきとする、意見提起がありました。
本件に関しては、9月18日の一般質問でも議論がなされているところであります。
次に、国保のヘルスアップ事業の実施成果について医療費分析等に関する委員の質問に対し、理事者から生活習慣予防に関する事業の実施結果などの報告がありました。
その後、討論採決を行い、
討論は、特になく、採決の結果、全員賛成で原案可決しました。

次に、「議案第57号:平成18年度高浜町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定について」でございます。
決算概要は、歳入・歳出決算額とも、8,526万725円で、歳入歳出差し引き額、実質収支額とも0円です。
なお、一般会計から国保特別会計を経由して1,694万6,005円の繰入がございます。
それでは審査概要ですが、
委員から、診療報酬に対して、医薬品費の割合が高いのではないかとの質問があり、併せて医薬品は使用期限の問題もあり在庫管理を厳正にすべきとの意見提起がありました。
理事者からは、他の病院関係者にも確認したが特に医薬品の割合が高いとはいえず、また、薬品の在庫についても厳正に管理されており、使用期限切れで処分する薬はほとんど無いとの答弁がありました。
また、高浜病院の医師不足支援のため、和田診療所の医師を高浜病院に派遣している実態について委員から質問があり、理事者からは、和田診療所からの医師派遣については、平成19年度から週に1日だけ1名の医師を、有料にて高浜病院へ派遣している旨の説明がありました。
その後、討論採決を行い、
討論は、特になく、採決の結果、全員賛成で原案可決しました。

次に、「議案第58号:平成18年度高浜町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について」でございます。
決算概要は、平成18年度の歳入・歳出決算額とも、11億7,035万5,375円で、歳入歳出差し引き額、実質収支額とも0円です。
なお、老人保健につきましては、今年10月から対象年齢が75歳以上となりまして、来年4月からは、後期高齢者医療保険制度に変更されることが決まっております。
討論は、特になく、採決の結果、全員賛成で原案可決しました。

最後に、「議案第59号:平成18年度高浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」でございます。
決算概要は、平成18年度の歳入決算額は、6億5,661万6,095円、
歳出は、6億1,861万6,462円となり、
歳入歳出差し引き額は、3,799万9,633円となりました。
なお、実質収支額は、30万1,020円の繰越明許費を差し引いて、
3,769万8,613円の黒字です。
次に審査概要です。
介護保険料の滞納者に対する督促についての委員の質問に対し、電話と戸別訪問により粘り強く徴収にあたっているとの理事者からの報告がありました。
町内の介護事業所のサービス評価についての委員の質問に対し、現在のところ個々の事業者毎に評価は行っていないが、利用者からの苦情等もなく適正に運営されているとの理事者からの報告がありました。
次に、施設介護サービスの件数が平成17年度と比較して減少している理由について、介護保険制度改正に伴う個人負担の増加が原因かとの、委員の質問に対し、理事者から、制度改正による施設の退所事例は高浜町においては報告されておらず、主に、高浜病院の介護療養型病床が減少しているためではないかとの回答がありました。
次に、介護保険事業計画の初年度にあたる平成18年度に約3千万円もの余剰金が発生しており、これを介護給付費準備基金に積立をすることについての是非について、委員から質問があり、理事者から、今後の介護給付費の確実な伸びに備えて、約1億円から1.5億円程度の基金積み立ては必要であるとの認識を示されたうえで、給付費や保険料の計画が適正であったかの分析を行うとの方針が示されました。
また、理事者から、高浜町内で、ホームヘルプサービスの担い手不足を解消するため、町の事業としてホームヘルパーの養成事業の実施計画があるとの方針が示されました。
委員からは、訪問介護サービスの担い手不足は、介護報酬の低さゆえに、人件費が安いことも原因のひとつであり、町費を使って養成事業を進めるのであれば慎重な制度設計を行い、実効性を高めることが必要であるとの意見提起がありました。
その後、討論採決を行い、
討論では、反対討論ではありませんが、限られた保険財政の中で充実した保険給付サービスを実施していただきたいとの意見と、ホームヘルパー養成に関しては、個人負担を出来る限り減らすべきとの意見、そして介護給付費準備基金については、高浜町の介護保険の将来に安心感を持てるだけの基金積立は必要との意見提起がありました。
採決の結果は全員賛成で原案可決でございます。
以上、厚生文教常任委員会の委員長報告といたします。

【本会議での議案に対する質疑・討論】
補正予算に計上された下車持埋立地等積交換に伴う地質調査等委託料518万7千円について以下の質問をしております。(なお、メモを取るのを忘れていましたので記憶で書いており、少し間違っているかもしれません)
なお、この予算は道の駅西隣の土地を隣接する民間所有地と等積(同じ面積)で交換し、長細い土地を四角の土地として(町有地、民間地とも四角になる)、利用価値の高い土地にしようというもので、そのための事前の地質調査等の費用です。

■本会議での質疑
Q(小幡):委託費は土地の交換を目的としたものであるが、周辺住民にとってその土地が緑地公園になるのか、それとも工場用地になるのかは大きな違いがある。仮に将来、工場用地とするのであれば、地元住民に十分な説明と事前同意を得ると共に議会とも十分な協議して実施すべきであるが見解を問う。
A(副町長):地元住民をどの範囲まで含めるのかは議論が必要だが、当然、周辺住民には事前説明し同意を得て実施する。議会とも相談しながら進める。
Q(小幡):再確認するが、地元住民の同意を得て議会の了解をとるまでは土地交換は行なわないとの解釈で良いか。
A(副町長):よい。

■本会議での討論
住民にとって周辺の土地が緑地公園になるか工業団地となるかは住環境面から大きな違いがある。先ほどの質疑で、道の駅西隣の土地の交換について、交換後の土地の利用計画については、将来的には企業誘致も選択肢のひとつではあるが、工業団地として土地を利用するかどうかは現時点では白紙であること。
そして、当該地を仮に工業団地として利用するのであれば、利害関係にある周辺住民に対し事前同意を得てから進めること。
以上の2点について最終確認できたので賛成する。

ワーキングプア

2007年09月24日 | その他
『ワーキングプア 日本を蝕む病(ポプラ社)』を読みました。
NHKスペシャルで2回にわたって放映され大きな話題となった「ワーキングプア」について、テレビ取材に基づいて書かれた内容です。

三つのガソリンスタンドでアルバイトをしながら二人の子どもを育てる五十歳の男性は、子どもを大学に行かせるため自分は犠牲になると言います。
睡眠時間一日4時間で仕事を続けて、何とか子ども二人を育てている母子家庭の母親。体が続く限りやり通すほかないと言います。

母子家庭に支給される「児童扶養手当」は、法改正により、満額支給期間が5年間となり、その後は最大で半額まで減額されます。
政府の説明では「母子家庭のお母さんは自立が必要であり、様々な就業支援メニューを利用して自立してほしい」ということです。
一日4時間の睡眠時間で、体がボロボロになるまで働き続ける母親に「自助努力して自立しろ」というのが政府の言い分なのです。

今、空前の景気回復で史上最高の利益を企業はあげているといわれますが、売り上げがほとんど伸びていない中、人間のリストラによって利益を積み上げたのが実態といわれます。

ワーキングプア―日本を蝕む病
NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班
ポプラ社

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青戸区子ども会旅行

2007年09月23日 | 活動日記
今日は青戸区子ども会の旅行です。青戸区子ども会会長としての大仕事です。
朝、7時半に青戸区を参加者46名を乗せた大型バスで出発しました。
行き先は、敦賀市にある福井県原子力センター「あっとほうむ」と名古屋市の「名古屋港水族館」です。

最近、北海道の旭山動物園や沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館に代表されるように、水族館、動物園がブームです。
こうした背景もあって、今日の名古屋港水族館も押すな押すなの大盛況でした。
お目当てのイルカショーも、3千人収容可能なスタンドで多くの立ち見がありました。

何はともあれ、無事、青戸区までノートラブルで帰ってこれてほっとしました。

委員長報告の原稿

2007年09月22日 | 活動日記
いよいよ連休明けの25日は9月定例会最終日です。
今日は最終日の本会議で行う「厚生文教常任委員会委員長報告」の原稿を書き上げました。
議員の中には、こうした原稿を作成せずに報告される方もおられますが、私は本会議での一般質問や報告は必ず原稿を書いてそれを読みあげます。
理由は簡単で、原稿を書いた方が論旨がしっかりとした正確なものになるからです。

9月定例会:10日目

2007年09月21日 | 議会活動報告
9月定例会10日目です。
午前中、原子力対策特別委員会が開催されましたので、オブザーバーとして出席しました。
高浜発電所から所長以下関係者に出席いただき、昨日(20日)報道発表された、柏崎刈羽原子力発電所で観測された地震のデータを基に行った高浜発電所における概略の影響検討結果なども含め、一連の地震対応についての説明を受けました。

柏崎刈羽原発の立地地盤と、高浜発電所の地盤には大きな違いがあるため、それぞれの地点で起きる地震の揺れ方には違いがあります。
簡単に言うと、柏崎刈羽は比較的ゆーらゆーらと大きく揺れる地盤、一方の高浜では小刻みに揺れる地盤です。
従って、柏崎刈羽で発生した地震のデータを基に高浜発電所の影響を評価することにどれ程の意味があるのかと言えなくもありませんが、それでも、もし新潟県中越沖地震と同じ規模の地震が高浜で発生したらどうなるのか、といった心配の声はあります。
その意味において必要な検証なのだと思います。概略評価結果は、発電所の主要機器の安全機能は維持されるとの結果でした。

午後は、全員協議会が開催されました。
国の原子力安全・保安院に出席いただき、原子力発電所の定期検査のあり方の検討会の中で示された新検査制度の導入に関する説明を受けました。

この新検査制度の導入について、分かりやすく正確に説明できるだけの知識がありませんのでここでは書きませんが、原子力発電所の定期検査の間隔が現行の13ヶ月から、18ヶ月又は24ヶ月に延長されるという点だけがクローズアップされて報道された結果、地元に波紋を広げております。
従って、この新検査制度の中味について正確に理解するため説明会が開かれたものです。かなり高度の専門的な内容であるため、今日の説明だけで正確に理解することは難しいですが、丁寧な説明のおかげで大いに理解は深まりました。

【若狭和田観光協会】
夜は、若狭和田観光協会の役員会に出席しました。観光協会の法人化問題や観光行政全般について遅くまで真剣な議論が交わされました。

9月定例会:9日目

2007年09月20日 | 議会活動報告
9月定例会、9日目です。
本日は地域医療対策特別委員会が開催されましたので委員として出席しました。

午前中、役場から「高浜町地域医療基本構想」の説明を受けました。
この基本構想は、福井大学医学部の寺沢教授を委員長とする「高浜町地域医療将来構想検討委員会」で、平成19年1月から半年間の議論を経て答申された「高浜町地域医療将来構想提言書」に基づいて策定されたものであり、今後の高浜町の地域医療のあり方を示すものとなっております。

内容としては、
①高浜町の周辺の医療施設と役割分担
②高浜町における医療の役割分担
③高浜町の地域医療を支える人づくり
④今後の高浜病院のあり方
の四つの基本構想からなっております。

この検討委員会に私は参加していませんが、委員の方々とは何度も意見交換を行ってまいりました。
今後、この構想を具現化するワーキンググループが設置されます。引き続きその活動に注目してまいります。

午後は、高浜病院関係者に出席いただき、高浜病院の現状について説明を受け意見交換を行いました。

夜は、懇親会に出席、少し飲みすぎました。