作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 野田も谷垣も九月の党内人選で終わり 】

2012-08-09 18:02:15 | 02 華麗な生活

どうにも割り切れない。
三党合意は何のためだった?

単なる増税案でしか、なかったじゃないか。
社会保障費を増やす必要なんてあるのか。

経済成長を実行できたら、貿易収支が黒字になる。
燃料や食糧・飼料を購入しても、それ以上の輸出があれば、
貿易収支は黒字になる。

日本には、目に見える資源が無い。
それは敗戦後の焦土の中で、日本国を再生しようと立ち上がった
時点でそうだった。

最初は日本産は安物扱いだったし、実際品質も劣っていた。
そんな中から、ソニーが大きく育ち、キャノンやニコンがドイツ製品を
圧倒して市場の王者になった。

自動車の輸出が始まったのは、もっと後からだった。
今の日本。鉄鋼・造船・電器など、みんな韓国・中国に追い抜かれた。
まだ自動車は頑張っている。

建設機械も、日本に勝る国は無い。
ロボットが活躍する工場現場は、これから増える。
この分野では、日本が第一人者だ。

農産物だって、捨てたもんじゃない。
なぜ農業に株式会社の参入を許さない。
農業は聖域か?
農家は国民の食糧を保障するか?
答えはノーだ。馬鹿げた農業保護に意味はない。

TPPは米大統領選挙が終われば、待ったなしに成るだろう。
内外の諸問題に敢然と立ち向かう、新鮮な政治家の台頭が待たれる。

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【 旧奉天市で休業店舗が一万軒超 】

2012-08-09 15:32:17 | 02 華麗な生活

昔の奉天は今の中国では瀋陽市と呼ばれている。

その瀋陽で当局による栄養許可や衛生管理を巡り、
臨時休業する店舗が急増し、その数が一万軒を超えたと
報道されている。

ボク等が居た辺りには、そんな非衛生な店舗は無かった。
日系の百貨店も複数である、綺麗な街であった。

新京は、特別市でいわば東京都新京区とでも呼べる地域で
あったから、当時の日本には無かった、地域暖房地域まであった。

我が家は戸建だったから、広大な庭もあり、暖房には石炭を
使うスチーム・ボイラーがあった。
近所の数軒で一人の満州人ボイラーマンを雇っていた。

福島県で故郷を追われた人々と同様に、敗戦で見知らぬ淡路島
に帰国の形で行ったが、夜の暗さと冬の寒さには驚いた。

満州では窓は二重窓で、暖房が効いていたから、冬でも薄着で
寝ていた。淡路では玄関の戸も、隙間風が入り込み、よくぞ
こんな文化果てる国が、物資豊富なアメリカと戦争をする気に
なったものだと痛感した。

三十歳に達し、ドイツに勤務したが、空港からハンブルグの中心部
に至る道路から見える家々を眺め、「ああ、新京に帰って来た」と
思ったものだった。

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【 チョコレートの原料カカオ豆 】

2012-08-09 14:29:45 | 02 華麗な生活

他の多くの物と同様に、カカオ豆もコロンブスが持ち帰った産物。

疲れた身体に、一杯の暖かいココアは、身体を温め、神経を優しく
刺激して癒してくれる。

一粒のチョコレートも、疲れきった身体には効果抜群である。

ボクは24歳当時、登山の体験も無しに、無謀にも槍ヶ岳を目指し、
身体中のブドウ糖も、グリコーゲンも使い果たして、一歩も歩けなく
なった体験を持つ。

通りかかった、名古屋大学山岳部の副部長に、声を掛けられて、
リュックの中にあったチョコレートの数かけらを食することで、
血糖が廻り、脚が動きだして救われた。

本来、中南米の産物だが、近年ではアフリカ諸国の生産が多い。
コートジボアール、ガーナ、カメルーン等である。

カカオ豆は、在来の木々に守られた形の、木陰での成育が望ましい。
天然の森を伐採し、直接日光が当たる栽培をしても、収穫は落ちる。

エクアドルの場合、木陰でカカオ豆を育てる森には、絶滅を危惧される
鳥33種に、生育の場を提供しているという。

アフリカのカカオ畑には、昔から奴隷を酷使してきた歴史があって、
今も児童と呼べる少年奴隷の虐待が絶えないと聞いた。

何でも昔は、兎一頭がカカオ豆10個で取引され、カカオ豆100個で
奴隷一人と交換されていたとも聞く。

カカオ豆を挽いたココアは、オランダのヴァンホーテン社が有名だ。
ボクはモノゴコロがついた頃から、すでにヴァンホーテンのココアを
飲まされていて、当時は奉天に居たから、晩に飲む奉天の意に解して
いた。子ども心にも、ヘンな名前の飲み物だと思っていた。

オランダ人の名前に付くヴァンは、ドイツ語のフォンに当たり、正式には
ファンと発音する。貴族の称号である。

だから、晩の奉天はとんでもない間違いで、ファン・ホーテンと呼ぶ
オランダ貴族の経営する会社の名前であった。

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【 今日は長崎原爆の日だが 】

2012-08-09 13:53:54 | 02 華麗な生活

当時満州に居たボクに取っては、8月9日はソ連軍侵入の日である。

樺太や朝鮮なども、同じ日にソ連軍の侵入があった。
千島列島にソ連軍がやって来たのは、遅れて8月19日であったと聞く。

日本はすでに、天皇によるポッダム宣言受諾の放送があった。
無抵抗の日本軍に、砲火を浴びせ占領した地を、古来からの領土と嘯く
メドベージェフは日露の戦争を知らない世代の男だ。
やることが憎たらしい。

急遽北朝鮮から、両国の赤十字による、外交に代わる交渉お提案があった。
終戦時北朝鮮に居た日本人は、ソ連軍よりも朝鮮人によって、暴虐行為を受けた。

引揚げの前に亡くなった人々も多い。
その遺骨を返すと言うが、心して対応しないと何を要求されるか、相手が相手だ。
玄葉が外相か。史上最低の外相として、後世に名を残すことになる。

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【 六野党共同提案の内閣不信任案は 】

2012-08-09 13:31:44 | 02 華麗な生活

自公両党が棄権を決めた模様で、せっかくの不信任案が、
民主党の否決投票で、台無しになってしまう。

民主党から、また大勢の造反者が出れば面白くなるのだが、
自民も倒閣の好機を、あたら逸することになる。

愚かな話である。近いうちにと言いながら、だらだら野田政権が
継続することになる。

ヴェトナムと韓国が、FTAを結ぶ。日本はまたも出遅れた。
玄葉という男も、外交なんか全くの素人。大臣が勤まる議員が居ない。

日本は日々、国益を失って行く。

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【 不愉快きわまる谷亮子発言 】

2012-08-09 11:24:55 | 02 華麗な生活

ロンドン五輪に代表に選ばれた福見友子選手が、メダルを取れず
五位に終わったことは残念ではあったが、福見に二度も負けた谷が
小沢の子分に納まりながら、上から目線で福見を悪く言うのは不愉快
のきわみである。

そもそも谷亮子に「国民栄誉賞」を受ける価値は無かった。
与えるのなら、女三四郎と呼ばれた山口香選手の方を優先すべきだった。

政治屋の仲間入りをした身分で、偉そうな物言いをする谷亮子からは、
「国民栄養賞」を剥奪するべきと考える。

同じ階級の日本代表を、しかも怪我を押しての健闘を、先輩なら称えて
やるのがスポーツマンシップだろう。

小沢一派に取り込まれた、政治屋には分からない道理だろう。


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【 キリンが増収減益、サッポロは赤字 】

2012-08-09 11:20:00 | 02 華麗な生活

日本のビール会社は、大手4社による寡占状態である。

水分摂取を制限されている、透析患者にとって、ビールのCMは
はなはだ迷惑な代物だ。

減益や赤字になる会社が、なぜ多額の広告費を支払う。
その上、イオンなどの高圧に屈して、採算に合わぬ売上げを行なう。

日本のデフレを、日本を代表する大手飲料会社が、促進していたんじゃ、
デフレ抑制の日銀談話は、単なる念仏に終わるじゃないか。

イオンが不当な取引条件を要求してきたら、その事実を公開して、
断固要求をはねつけてこそ、大企業の面目が保てるってもんだろう。

かつてダイエーの、バイヤー連の納入業者イジメは目に余るものがあった。
ボクは創業にあたり、募集に応じてきた営業マンたちに向って、
「ダイエーから、どんな誘いがあっても、絶対に取り引きを拒否せよ」と
命令したことを、明確に覚えている。

日本の仕入れ担当者は、「バイヤー・イズ・キング」の意識が高すぎる。
彼等は、仕入れが不能になると、経営者から無能者としてクビになるのだ。

価値ある商品を、バイヤー意識で叩きに叩いて、不当な安値納入を要求する
不良の言いなりになる必要はない。

電器の大手も、むざむざと量販店の圧力に屈していたら、日本のデフレ現象は
いつまでも続くことになる。

ボクの会社は、33年もやっていて、スーパーに納入したことなく、それでも
立派に生きている。

多くの百貨店にも、納入したが、値切られた事は一度もない。
正当な対価が通らない、理不尽な相手には、納入しなければ良いのである。

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【 野田と谷垣の抗争はあっけなく決着 】

2012-08-09 09:55:32 | 02 華麗な生活

碌に戦わずに判定で野田に旗が三本上ったようなもの。

「近い将来に」と「近いうちに」との語句の間に、どれ程の
時間差があるのか、サッパリ不明で、衆参ともに定数是正の
問題も、何の進展も無いまま放置してきたから、結果野田の
優勢勝ちは明らかだ。

なぜ「ちゃぶ台返し」をやらなかったのか。
消費増税で、社会保障費に充てるはウソッぱち。
5兆円は公共事業に使えると、早くからはしゃいでいた二階や
古賀は、自民党の中の野田派であったか。

両者ともに、国民の立場に立った行動ではない。
谷垣は、野田との30分間密室会談で、何を得たのか。

霞ヶ関と虎の門での、無駄遣いの国費追求は、主演女優の
舫蓬を目立たせるだけの茶番劇で終わった。

イタリアは医療費の高騰を抑え込む政策に転じた。
日本の医療費には無駄が多すぎる。
ボクは赤十字病院で、レントゲンを十枚も撮られ、
部長診察の段階で、そのレントゲン写真が一枚も利用されなかった、
事実を体験している。

MRIなども、一箇所で撮った写真を、持参しても、大病院は改めて撮る。
この無駄は大きい。

社会保障と名が付けば、すべて払うというのは、サヨクの思考である。
弱者救済よりも、健全な人間・企業に、より一層の活躍の場を与える事を
優先するのが、健全な国家である筈だ。

三党合意は、民主党の分裂で、踏みにじられたも同然。
自民は、これを破棄しても良かった。
公明の立場は、支持層の人間じゃないから分からない。

ともかく野田が谷垣を破った。あの狸どじょうが、また年末ぐらいまで居坐る
事になるのだ。
この間も、中共海軍は尖閣どころか、沖縄全体をも狙って、行動を開始している。

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