助産師チエのブログ

新しい命の誕生の場で、生まれたての赤ちゃんに癒されての毎日です。感じたこと、考えたことを気軽につづっていきます。

オオトカゲ出現!

2005-10-29 23:07:19 | Weblog
現在私が住んでいる家は保健師隊員が2代に渡って住んでいました。二人とも報告書で大トカゲの侵入について書いてあったので私もいつか出会うであろうと覚悟はしていました。
突然部屋入り口の網戸を引っかく音が・・・。大トカゲでした。思わず「コラ!」と言ってしまいました。そうしたら、素早く立ち去っていきました。でも、なかなかうちの敷地から出て行けません。表のドアを大きく開けて外に逃げられるようにしてあげました。私のほうには寄ってこないけど、見た目はものすごくグロテスク。蛇のような舌をちょろちょろと出していました。行動が素早くどちらに行くか読めないのが怖かったです。以前の私だったら、もっと大騒ぎしていたでしょう。だいぶたくましくなったなぁと自分で思います。



2005-10-29 23:06:06 | Weblog
水って大切だなぁと思い知らされました。この4日間、私の住むパオスコト全体で共同水道が断水となり、汚い井戸水しか手に入りませんでしたが、今日の夕方やっと水が来ました!!嬉しかったです。もっと断水が長引くかなぁと思って、昼間にNioroに住む別の隊員宅でペットボトル9本分の水をいただいてきたところでした。そこには洗濯機もあるので、ついでに洗濯もさせてもらっちゃいました。明日は同期隊員がうちに泊まりに来るのでどうしてもきれいな水を手に入れなきゃと思っていたので本当に良かったです。飲み水の準備もできました。水を濾過して沸騰させて冷ます。これをこの2年間ずっとやってきました。最初は面倒だなぁと思ったけど、やっているうちに慣れました。うちはよく大勢呼んで食事会をするので、その数日前から飲料水作りが大変です。地域によっては、地下水が塩水のところもあり水があまりおいしくないのですが、ここNIORO付近は水がとってもおいしいです。こういう点では恵まれていると思います。水が手に入ると安心できます。よかった・・・。



断食の影響出ています

2005-10-26 23:08:17 | Weblog
断食は10月5日から始まっています。最初の頃はまだ村人たちも元気がありました。しかし・・・最近はかなり疲れきっているようでだらだらしています。「断食あとどれくらい?」と聞くと、すぐに「〇日!」とセネガル人は答えます。結構つらいんだろうなぁと思います。
断食中は、セネガル人たちは私に「断食しているか?」といつも聞いてきます。「していないよ」と答えると、「なぜだ?」と言います。「なぜ?」って言われても・・・。
断食をしていない私でも、断食の影響が見え始めました。昨年もそうだったのですが、断食の時は共同水道の蛇口の鍵を持っている人が仕事をあまりしてくれません。共同水道は通常朝と夕方に1回ずつ決められた時間に開けることになっています。蛇口部分は取り外しができ、それを管理している人がいます。その人が来ないと水を出すことができません。容器一杯5FCFA(1円)で毎日2杯買っています。断食中は、夕方になると食事の支度があるためか水道管理人が仕事をしてくれません。私のボンヌ(お手伝いさん)は学校に通っていて、夕方にしか来てくれないので困ります。昨日は久しぶりに井戸水でした。かなり濁っていて、その水で体を洗うと体が汚れそうな感じのものです。今日、その水で水浴びしたんですけどね・・・。まだ共同水道からの水が残っているので、大切に使っています。明日の朝は、自分で水を運んでみようかと思います。どうしてもきれいな水が欲しいからね。
去年はこの時期井戸水で我慢していました。濾過して飲み水にもしていました。でも・・・昨日の水は汚すぎる・・・。
早く断食明けないかなぁと思っています。



作ってみました!セネガル料理

2005-10-23 09:41:24 | Weblog
今日、代表的なセネガル料理:チェブ・ジェン(魚ごはん)を初めて作ってみました。他の料理は結構簡単ですが、これは調味料や具などが沢山入りちょっと手間がかかります。セネガル人が一番多く作る料理なので、こちらの女性達はとっても簡単そうに作っています。
味のほうは・・・自分ではセネガルの味を再現できたと思っています。なかなかおいしくできました。これまで3種類のセネガル料理を練習してみました。どれも成功しているので、日本に帰ったら家族や友達に食べさせてあげたいなぁと思っています。

そうそう、PCが突然調子悪くなることがあります。毎回ドキドキしながら電源を入れるのですが・・・。どうにか帰国までもってくれるといいのですが。



最近の出来事

2005-10-22 09:45:27 | Weblog
しばらくHPの更新ができていません。
忙しすぎる~。でも、やっと任地で落ち着いて報告書作成ができるので近々更新しようと思います。
1週間後くらいにチェックしてみて下さい!(頑張ります)
さて、最近何をしていたかというと・・・
10月中旬には活動勉強会というものをダカ一ルの事務所でやってみました。助産師としての活動、蚊帳割引販売の活動、複数隊員の連携活動について皆に伝え、話し合いをしました。準備が結構大変でしたが、当日は沢山の方々が参加してくれて意見なども参考になりました。その後は・・・セネガルのリゾ一ト地サリ一に行って来ました!看板に星5つついているホテルネプチュ一ン(どうしてもあのお笑いのネプチュ一ンを思い出してしまう・・・)で一泊しました。おいしいフランス料理を食べ、プ一ルやプライベ一トビ一チで泳ぎ、かなり満足できました。帰国前にもう一度泊まることにしました。
ダカ一ル滞在中は、日本への航空券を購入しました。銀行からお金をおろし、現金をもって旅行会社へ。こちらの紙幣だと、分厚い束となります。大金を持ち歩いている間は落ち着きませんでした。
無事に大きな買い物を済ませ、他にお土産などの買い物をしました。そして、任地へ。これがダカ一ルから任地に戻る最後となります。次のダカ一ル上京は最終上京となり帰国前です。こうして考えてみるとあと残り僅かだと実感できます。
昨日任地に戻ってきてかなり疲れている自分に気付き、今後のために早く寝ました。最後の最後、自分の健康管理には十分気をつけたいと思います。


赤ちゃんの点眼

2005-10-01 09:46:40 | Weblog
セネガルの村を巡回中に気になるのは、赤ちゃんや子供たちの目やにが多いこと。大人でも、目が真っ赤になっている人や白内障ではないかと思われる人・・・沢山います。眼科疾患が多いなぁと気付いても、私には何もできません。ただ、「診療所に行ったほうがいいよ」と言うしかないのです。それでも、診療所にいるのは看護師だけ。眼科の専門医ではないので、せいぜい目薬を処方するくらいでしょう。帝王切開だってなかなかできないこの田舎で、眼の手術なんてできるわけない。現状としては眼科疾患はそのまま放置ということが多いです。
でも、ひとつ予防できることがあります。日本でも、生まれたての赤ちゃんには点眼をしています。これによって、新生児の眼の感染はおさえられてきたようです。19世紀末にライプチヒの産婦人科医(クレ一デ)が、出生時に硝酸銀(原法では3%であったが、現在は1%)を点眼する方法(クレ一デ法)を開発して新生児眼炎の頻度を大幅に低下させることに成功したようです。こちらでは、目薬を冷所保存できないので、常温で保存できる抗生物質の眼用軟膏を使うことにしました。テトラサイクリンやエリスロマイシン(1%)が有効です。これを、自分の活動村や診療所で実施して地域の眼疾患の予防ができればと思っています。