挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「Drコトー診療所」と安倍なつみさん、広瀬香美さん

2006-11-30 21:03:44 | ドラマ・映画
「Drコトー診療所」
今日の話しはなかなか難しい話になっていた。
この手の病気を題材にした展開は必ず「死」の影を漂わせる。

シナリオを書き始めの頃は思わず、この手の話しを書いていた
が自分が何十年直るのに時間がかかるか分からない病気になった
今、どうも安易に使っているようで少し嫌な気分になる。
現実に病にかかっている人を力づけるストーリーにして貰いたい。

「安倍なつみさん、広瀬香美さん」
「ミュージカル「白蛇伝~WhiteLovers~」ソングセレクション
」を聞くとこのペアはかなりいい組み合わせだ。
当分、この組み合わせで当分曲を作って欲しいと思う。

ミュージカルの件で厳しい意見を述べたので少し誤解もあるよ
うだ。
今回の舞台は一般客も見るミュージカルとして観客、舞台双方
で感想を書いた。
演出・脚本についてはくどいので割愛。
使われている曲はどれも聞き応えがある。
そうそう、一つ書き忘れたが安倍なつみさんの登場シーンは宝塚
男役トップスター並みの登場の仕方だ。
これは観てて気持ちがいい登場の仕方だった。

この姿を見るとドラマ、映画、舞台でも活躍できると確信できる。
このブログをドラマ、映画、舞台のプロデューサーが万が一見てい
たら、様々なしがらみは想像できるが、ちゃんとした演出・脚本で
安倍なつみさんをぜひ主役でどこかで使って欲しい。

これだけの女優としての才能は今のドラマの主役と異質の才能だ。
ただ、やはりミュージカルのようなロングランをするには今の歌い
方では喉を潰してしまう。
複式呼吸の発声で喉を痛めにくい歌い方を覚えることも期待したい。

「14才の母」と今井美樹紅白

2006-11-29 22:44:01 | ドラマ・映画
「14才の母」

志田未来の役をしっかり書いていたために相手の男の子
を今更描いても少し唐突に感じる。

それから、妊婦と志田未来の会話。
こんな説明的でわざとらしいシーンで伝えたいものは言葉
で話した内容だけなのだろうか。
かなり違和感があるシーンを無理に入れたように見える。

有名な脚本家で女性なので、落とし所は多くの女性が納得
するところになるだろうが、今のところどうなるか全く想像
できない。

「今井美樹紅白」
んー、しばらく振りだなぁと思う反面、選考基準が昨年より
一層わからなくなってきた。
NHKが熱望していたらしいが、紅白の内容を従来から大きく
刷新しなければ瞬間視聴率の上昇だけで終わると思うが。

特に、今年話題の沢尻エリカ「タイヨウのうた」など出場させ
ることができなかったのは大きな痛手ではないか。

松たか子「役者魂」と広瀬香美さん監修

2006-11-28 19:52:06 | ドラマ・映画
松たか子「役者魂」
松たか子のモノローグ、妄想なのかモノローグなのか分からない
使い方をしている。
普通の脚本家なら、こんな使い方をすると話しが飛んでしまうが
何故かストーリーが分かる。恐るべし君塚さんというところか。
おまけに描き方が足りなかった森山未来と加藤ローサの話しも笑い
で隠して松たか子も絡めて話しを勝手に進めてしまっている。
笑いの質が三谷幸喜さんと似通ったところがあるので、多少の破綻
も補ってしまっている。

さて、ほめまくってしまったが、突然家族が現れて先生が家族周り
をするシーンは分からなくはないが、違和感があった。
いくらなんでも、唐突だろう。
もっとも、来週になると笑いで埋めてしまうだろうが、と思ってい
たら「リア王」に絡めたかったことが分かった…が誰でもわかりや
すいストーリーだ。
こんな繋ぎがあるかとまた勉強になる。

「ミュージカル「白蛇伝~WhiteLovers~」ソングセレクション」
広瀬香美さんが全曲監修だけあって全曲良い曲だ。
特に1曲目の「愛がある場所」はシングルカットしたら数万枚
は売れてもおかしくない仕上がり。
ラヴソングとして心に響く曲と安倍なつみもさんの歌声があっ
ている。
11月8日に出てたとは知らなかった。ほぼ半分は安倍なつみさん
が歌っているが、彩輝なおさん他の方の曲も入っている。

ミュージカルを見なかった人にも安心して進められる広瀬香美
さん監修ソングセレクション。広瀬香美ファンも聞いてもいい
かもしれない。
ただし、1曲だけ人によって好き嫌いがあるかも知れないが。

上野樹里&玉木 宏「のだめカンタービレ」

2006-11-27 23:02:09 | ドラマ・映画
上野樹里&玉木 宏「のだめカンタービレ」

このドラマ安定してきた。主役に玉木君を置いて
上野樹里を絡めた話としては。

ただ、次回からは上野樹里中心の展開になりそうだ。
こういう話の進め方はかなりバランスが悪いと思うが
どうだろうか。

常にふたりのキャッチボールで話しを進めたほうが原作
の持ち味とドラマの面白さがあったように感じる。

安倍なつみ「白蛇伝 White Lovers」
昨日はファンの行動で不愉快な点があって書きすぎたが
この舞台自体観客動員が平均レベルを超えた事でほっと
している。
女優安倍なつみさんの一歩になればいいが。
ちなみに、安倍なつみさんの殺陣の進歩を祝して「青い
バラ」を20本楽屋に贈りました。
再び舞台に立つ事を期待しています。

安倍なつみ「白蛇伝 White Lovers」千秋楽と堀北真希「鉄板少女アカネ」

2006-11-26 22:21:34 | ドラマ・映画
安倍なつみ「白蛇伝 White Lovers」

千秋楽前ということで、観客の大半はアイドル安倍なつみ
ファン+子役アイドルファンが8割以上。
宝塚ファン、歌舞伎ファン、一般ファンが2割だろう。

さて、感想はホームページで書いているので商業演劇とし
て今回の舞台が成功かどうかという視点で。
4回も行ったおかげで、大よそ観客動員の推定ができる。

千秋楽の満員を入れて、平均7割の観客動員で累計1万1千
人くらいの観客と考えている。
1億以上の売上が出たと考えると3割以上の利益で、普通に
CDを売り出して数万枚の売上より利益は出たと思う。
しかも、この後DVDを出すそうで2万枚出ても二次使用料
で利益がプラスされる。

つまり上に書いた事からCDより舞台が儲かる。
最近舞台に芸能事務所が進出する理由はCD売上の激しい落
ち込みで経営に…という話しを聞く。

芸能事務所でアイドルを前面に出して採算が取れる舞台が
作れるのはジャニーズ事務所だけだろう。
当然、観客はアイドルファンが大半だ。知り合いの女優さん
が出ているので見に行ってそのマナーの悪さに驚いたのは
記憶に焼きついている。最も一般客が来る方が悪いと言われ
ても仕方無いほどの超満員だったが。

さて、渡辺プロ、エイベックスなども舞台、映画進出の動き
をしているが、ジャニーズ事務所のような方針は採っていな
い…というか取れないのだろう。
アイドルファンだけ相手にしていては、映画や舞台などは採
算が取れない。
普通舞台は公演期間中動員観客数が平均6割を超えて採算が取
れるためだ。
そのため、自社のアイドルが一人で他は有名な舞台役者を揃え
て観客動員が平均6割を目指しているように見える。

そういう意味で、今回のアップフロントエージェンシーには
会報でせめて観劇の一般的なマナーくらい注意を喚起して欲
しかった。この舞台で、一般客が取り込めたかどうかは五分
五分だ。

アイドル安倍なつみさんファンは、比較的年齢層が高いので
特に気にならなかったが、それ以外は初週と千秋楽と相当嫌
な感じを覚えた。

事務所側も一般客の取り込みを考えているなら、観劇の際の
ファン教育もしていかないと数年後は他の事務所に大きく遅
れをとることになる。
また、関係の無い自社のタレントのイメージも一般客相手に
悪くするのも大きなマイナスだろう。

今回の舞台で安倍なつみさんに対する一般客のイメージがプ
ラスかマイナスかは分からないが、平均観客動員数からそれ
ほどマイナスなイメージは持たれなかったかもしれない。

舞台の内容とは別にファンの行動が新しいファンの獲得を妨
げることもファンも事務所も気にして行動すべきだ。
応援しているなら尚更、たくさんの場所で見たいだろう。
新しいファンが付かなければ、その機会は失われていくこと
はファンなら理解できるはずだ。

今回の舞台を観て、その点が特に気になった。


堀北真希「鉄板少女アカネ」
これまた極端な展開だが、途中でそんな展開と気づきやすい
話しでもあった。
だが、こんな展開にするなら事前に前振りをしていないとい
けないはずだが、どうするのだろう。

本気で堀北真希がかわいそうに見えてきたドラマだ。

今期は長澤まさみ、堀北真希と将来性豊かな女優がドラマに
恵まれていない。

「氷点」と映画「タイヨウのうた」

2006-11-25 23:32:46 | ドラマ・映画
「氷点」
どうも随分昔の話で最近ドラマ化されたものを再度
やるなぁというのが最初の感想。
オリジナルドラマを作れる人がいなくなったのかと
思うとチャンスと思う反面寂しく感じる。

さて、石原さとみだがドラマ出演の多さに比して演技
としてはどうだろうと感じる。

この年代は掘北真希、長澤まさみ、新垣結衣、沢尻エ
リカと層が厚い。

タイプとしては、長澤まさみ、新垣結衣と同じタイプ
なので、このままでは埋もれる可能性がある。

映画「タイヨウのうた」
ようやく人気の元の映画「タイヨウのうた」のDVD
を手に入れた。

テレビドラマから入ると沢尻エリカとYUIの演技力
の差が気になってしまうと感じる。
そして意外なほどテレビドラマのシナリオが映画のシナ
リオ通りなのに驚く。
もちろん、設定は少し違うが。

逆に映画のままのシナリオだったので、視聴者としては
見やすかったといえるが、シナリオの膨らませ方の勉強
になるドラマかもしれない。

個人的には映画→ドラマの方が感動が2回味わえるスト
ーリーに見える。


長澤まさみ「セーラー服と機関銃」最終話

2006-11-24 23:02:08 | ドラマ・映画
長澤まさみ「セーラー服と機関銃」最終話

最後からシナリオをせめて書いたと思いたい…が、とても
そうは思えないシナリオだ。

小泉今日子や緒形拳ほどの大物使って大きなシーンが最初
に15分。
このドラマのテーマは何だったのだろう。

最初の15分を見ただけで原作を読んだ人間は終わりは堤
さんにするのが分かるだろう。
だが、そうするなら初回は違う出だしだ。

ということは、全7回に短くなった事で最終話は30分以
上撮りなおされている気がする。

最初の大々的な宣伝の時点でシナリオの何話かは出来てい
たはずで、それがどういった内容か見て分からなかったの
だろうか。

これほど俳優、女優がもったいないドラマは後にも先にも
今まで見たことはない。
そして、そこに東宝の大器の長澤まさみがいるのも信じら
れない。
これだけの俳優陣を揃えたら平均視聴率は普通に作るだけ
で15%は超える…と油断したとしか思えない。

ところで、今頃気づいたが Yahooミュージカルのカテゴリ
で自分のホームページが14位にランクインしていた。

どおりで掲示板に毎日いたずらされるわけだ…といいつつ
もうれしかったりする。

椿山課長の七日間

2006-11-23 23:10:55 | ドラマ・映画
「椿山課長の七日間」
これは50代以上の人を対象にした映画かなぁというのが
感想で。泣いているのが、それらの年代の人たちだつたの
で。

但し、原作をしっかり読んでいるとため息が出る映画でも
ある。
個人的にはモノローグがうっとうしい映画だ。西田さんと
伊藤美咲が二人一役で映像は伊藤さん、声は西田さんと美
女と野獣じゃあるまいしということを書きたくなる。

ビジュアル的に違和感が出てしまい、観客の年齢が若いほ
ど受け入れられないだろう。
また、伊藤さんの演技力も…なので、違和感が二乗される。

今話題の14才の母、志田未来が出ているのが印象的な映画
だ。

「14才の母」と安倍なつみ「白蛇伝 White Lovers」

2006-11-22 23:40:57 | ドラマ・映画
「14才の母」

志田未来、どんどん締まった顔になって目力が出ていい顔に
なってきた。
演技力、表現力はあまり変わらないが、将来性はこの「目」
にある。

安倍なつみ「白蛇伝 White Lovers」

女優安倍なつみさんを期待しているため、演出・脚本に難がある
この作品を既に3度も観る羽目になっている。
(チケットが4枚ある)
安倍なつみさんに彩輝なおさん、市川右近さんと脇役の幸村吉成
君でもっている舞台だ。

この4人だけを観るつもりで行けば二度は観ることができる舞台
だろう。
逆に書くと、最初の週から今週までで役が進化しているのはこの
4人ということになる。
そういう意味で面白く観ることはできる。

ただ、演出・脚本は何を考えると東映アニメ「白蛇伝」がこうなる
かは謎の舞台ではある。

上に書いた4人は安倍なつみさん主演でまた共演してもらいたい。
今度は誰が主演か悩まなくても分かるストーリーで筋が通った舞台で。

安倍なつみさんは本格的な舞台初主演で殺陣が今でもまだまだだが、
初週と比較すると格段に違う。これは本人の隠れた努力に見える。

初週を観ていない観客は物足りないと感じるはずだが、普通初週の状態
なら二刀流は諦める。
それが、曲がりなりにもそれらしく見える演技になっている。
個人的に才能だけでなく努力も欠かさない人間は無条件で応援したくな
るので、この点でも安倍なつみさんをますます応援したくなっている。

さて、その安倍なつみさんを影で支えているのが彩輝なおさんだ。

本来なら主演安倍なつみさんを霞めることもできる演技力・表現力・歌唱
力がありながら、安倍なつみさんを主演として立てる抑える演技。
しかも、抑えながら一人輝く時には大きく輝くと名前通りの演技は舌を巻
く。
安倍なつみさんに関心が無いミュージカルファンは、彩輝なおさんを観る
ために行っても損は無いだろう。
姿月あさとさん以来の本格実力派宝塚トップスターだ。

さて、最後にがんばってほしいのは桔梗役の相沢真紀さん、メノウ役の横井
美帆さんだ。
相沢さんはやはり役を掴んでいない。どうしても間延びした演技に所々なっ
てしまう。メリハリが無いと自分の役が死んでしまうのを知って欲しい。
ただ、全ての演技が…では無い。
いい持ち味があるのに上のような演技をするので持ち味が死んでいるという
意味だ。

そして、横井さん。何とか音楽の素人でも椅子からずり落ちない音程にして
ほしい。誰が聞いても音を外しているだろう、ミュージカルだというのに。
それから、一息でセリフを言ってしまうのも感情表現の邪魔になる事は知っ
て欲しい。

自分が普通に話しをする時、一息で話すことは無いのは意識するだけで気づ
くと思う。
私自身もシナリオを書き出して気づいた事だが(セリフは自分で実際に言葉
にしながら買いています)、人はセンテンス単位で話しをし、そこで感情表
現をする。普通の場合は。

一息で話しをする時はよほど感情が高ぶった時くらいなもので、それでも精々
20字3行程度までだ。

最後の感想はホームページで千秋楽26日にまとめて再度書きます。
もっとも、夜はアイドル安倍なつみファンに阻止されチケットが取れなかった
ので、前楽の感想であるが。

松たか子「役者魂」と「ひばり」

2006-11-21 22:37:43 | ドラマ・映画
松たか子「役者魂」

いよいよ松たか子中心の話しに展開がなってきた。
ただ、気になるのがあっさり加藤ローサから森山未來が
松たか子に気持ちを移す経過がなかったり、いがみあって
た親同士が経過説明で業務提携したりと少し脇の物語りを
あっさり書いてしまったこと。

最後に松たか子にもどってくるが、そうやって進めた話に
松たか子を持ってきても感情移入はしにくいと思う。
ただ、キャバクラで稼いでいる姿ではなくゴミ回収で稼いで
いる姿を見せたのは話しの戻し方としては善かったと思う。

いかにも君塚さんらしく実験的な脚本だ。
そして、本来一般的にはコテコテな話しになっているのに
今回は少しジーンと来た。
こいういシナリオの常道から外れたシナリオの作りもあるのか
と改めて思わされた。

松たか子「ひばり」
松たか子と蜷川氏がタッグを組むと東京ではチケットが取れない。
案の定全てのチケットが抽選ではずれた。

まず、松たか子は文句なく天才女優だ。以前観た「セツアンの善人」
は凄かった。再演だったが、仮面を被ると強欲な金貸し、仮面を外す
と人の善い娼婦。

この一人二役を完璧に演じていた。3度は観たがこれほど感動した女優、
は宮菜穂子さんを除きいない。

それほど、凄い演技だった。似たような感動は兄の染五郎さんの「バイ
マイセルフ」の演技。もう10年前になるが。

以来、この兄妹の舞台は観ようとするがなかなかチケットが取れない。
といっても松たか子のファンではないが。