マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

スイスフランは安値誘導へ

2011年09月25日 06時50分44秒 | ひとりごと
「ねえ、マヨちゃん、今日のWOWOWドラマ、見てみない。死刑廃止論者である弁護士の奥さんが殺され、被害者遺族の弁護士の死刑廃止の信念はどうなるかって・・」
犯人はどうやら死刑廃止運動しているその弁護士に恨みを持った人物らしい、テレビ局の考えそうなテーマだ。
「趣味悪い番組だね、なにを言わせたいんだ?どうしてテレビ番組って被害者目線しかできないんだ?僕が番組を作るなら逆だね、死刑制度賛成の人の息子が殺人事件を起こし、死刑廃止を叫ぶようになるとか…もう少し違う視点、すなわち、いつ自分が被害者になるっていうより、あなたも加害者もしくは加害者の家族になるって視点も必要じゃないか?」

だいたいマスコミは世論を誘導するためにあるのだから、ドラマの罠にはまり、知らないうちに視聴者は刑罰厳罰化の流れに加担してゆくのだ。

さてさて、ニューヨーク株式が大暴落している。そしてヨーロッパの金融危機でユーロもダラ安だ。そんな中でスイスの通貨当局の方針には驚いた。スイスフランが上限目標(1ユーロ=1.2フランをフラン高の上限)を超えた場合、制限を設けず介入するという。この意味は我々にはわからないが、今まで聞いたことのない異例の対応だ。世界の大金持ちにとっては何らかのサインに違いない。何よりも日本の通貨当局は円高に対する有効な手立てを持ち合わせていないのだ。日本だって無制限の介入したっていいはずではないか。

これはマヨ流に言わせてもらえば、「日本の皇室は世界の通貨、株式、お好きなものをお好きなだけお買いください。一定期間が過ぎれば元の相場に戻します。」と解釈する。要は、皇室がスイスの銀行に預けてある金塊を引き出すにあたってフラン高では困るのではないか。
金相場の高騰、円高ドル安、ユーロ安、さらにはスイスフランの高騰防止、世界中の株安、これらの連立方程式を解くと、答えはそれしか思いつかない。
何度も繰り返すのは心苦しいけれど、「天罰」のささやかなお礼なのである。

宙返りも出来ます。

2011年09月21日 19時40分38秒 | ひとりごと
今朝は驚いた。早朝7時、早めにカフェを開けるやお客様が相次ぎ、しかも日頃はあまり売れないモーニングセットが次から次へ・・・どうなってんの?しかも、常連客ではなく、初めて見るお客ばかり・・・。で、考えて・・・・わかった。多くのサラリーマンが帰宅をやめ、ビジネスホテルに泊まったのだ。11年前の東海大豪雨の教訓なのだろう。昨晩、高速道路の通行止めや鉄道の運休が相次いだため、企業は無理な帰宅をさせるより宿泊させたのだ。
台風のため、お客が来ないだろうと半ばあきらめていたのに、たまにはいいこともあるものだ。

肝心の台風は名古屋には近づかず、浜松方面にそれた。まあ、名古屋の人は冷や汗をかいたな。

今回の台風は中日新聞によると「異例の発達 予想を超す」と言うことで、本来なら本土に接近するころに勢力を落とすのが普通なのだが、逆に発達し、むしろ中心気圧は低くなり、風雨も強くなる傾向を見せたのである。
気象庁は「予想より発達したが、誤差の範囲内」と言うが、天気キャスターの森朗氏によれば「予想外の発達」と驚き、原因を「海面水温の高さが影響しているのではないか」と指摘している。
つまり、気象操作、すなわち台風の進路は海面温度を操作することで可能ということである。私がそのテクニックを説明できるわけではないが、海面温度を上げるというのはそれほど簡単なことではないだろう。しかし、海面温度を操作できれば気象はなんとでもなるのである。その気になれば、台風を宙返りさせることも可能で、今回はその秘儀を少しだけ見せてくれたではないか。そういえば、ハリケーンもよく宙返りしてるね。

本当に?

2011年09月20日 16時23分17秒 | ひとりごと
ネットのニュースに、「名古屋100万人に避難勧告!」との見出しが出た。中身をみると・・・・
「台風15号の豪雨で名古屋市の庄内川が氾濫(はんらん)する恐れがあるため、名古屋市は20日午後3時、守山区と北区の計約3万2千世帯、7万9千人に避難指示を出した。市内の避難勧告の対象も庄内川、天白川流域の11区の約100万人に上り、名古屋市は自衛隊への派遣要請を決めた。」

ちょっとちょっと・・・、少しオーバーじゃないの?7万9千人に避難勧告が出たとしても、100万人はうそでしょ。名古屋の人口が3百万人だとして、3分の一が避難するって?まさか・・・。

で、とりあえず早目に家に帰ったんだけど、道中はやはり大渋滞。いつもよりずいぶん時間を掛かってしまった。
テレビで確認すると、うーん、やはり局地的に大雨だったみたいだな。一番雨が降っていたころはうどん屋を営業してたので気がつかなかった。
いずれにしても台風が一番接近するのは明日だそうだから、注意しましょう。

メタボ診断と国債債務の関係

2011年09月19日 09時46分19秒 | ひとりごと
今日は祝日であります。つまり時間がたっぷりある。そこで、日頃から書きたくても書けなかったことを書きましょう。
それは韓流大河ドラマについてです。現在DVDで見ているのは「王と妃」、全186話というとんでもなく長い話だ。この歴史ドラマを見たかったのは今まで李王朝についての知識がまったくなかったためで、相当長い期間の歴史を書物で勉強する時間が私にはなく、とりあえず概略でいいから知ろうとすると、ドラマ形式の方がわかりやすい。ってことで、一番最初に見たのが「龍の涙」で、これは初代李王朝の誕生から、いわゆる聖君と言われる太宗(3代)までを描いたもので、少しかぶるけど、その次に見たのが「大王世宗」である。世宗はハングル文字を開発したり、今問題のウルルン島の測量をしたり、さらに長子相続の原則を決めた人でもある。もっとも、本人は長男ではなかったのだが・・・。
面白いのはその二つのドラマで重複する部分の解釈が結構違うところだ。ほとんど同じ時代を描いた歴史ドラマはNHKの大河ドラマでもよくあることで、信長、秀吉、家康などはすでに飽き飽きするほど描かれている。しかし、NHKの政策方針かどうかはわからないが、各武将の性格なり位置づけはほとんど同一で、単に切り口を変えているにすぎない。つまり、現在やっている「お江」でも変わり映えはせず、退屈この上ない。ところが、韓流は違うのだ。、「龍の涙」ではとても残酷で無実の身内をじゃんじゃん殺して行った太宗なのだがでは、「大王世宗」では殺される人たちにもそれなりに殺される理由があり、それなりに大義名分はある。もちろん真実はわからない、が事実関係は曲げることはできない。
でもである、歴史の描き方として、違った解釈でドラマをかくというのは実に健康的ではないか。例えば、坂本竜馬が最悪の武器商人で日本を外国に売り渡した人間だという描き方のドラマがあってもいいじゃないか。どうして秀吉がどん百姓の息子なのに文字が読め、軍略に優れていたのか?なぜ朝鮮征伐のころはもはや正常な判断が出来ないと決めつけるのだ?利休がサンカの親分で、秀吉に反逆しようとして殺されたと考えてもいいじゃないか。
義経がジンギスカンでモンゴルを統一したというドラマがどうしてつくれないのだ?
あー、私の企画を採用してくれないかな…。

一番はっきりしているのは、日本の場合、徳川時代から現代にいたるまで支配者の構造はほとんど変わっておらないが、韓国の場合、支配者である李家が歴史上消えているため、韓国のテレビ局もそのあたりまったく遠慮なくフリーハンドでドラマが作れるのだろう。うらやましいと言っていいのかは判断できないが…。
日本の歴史ドラマがいわゆる支配者の作った歴史書の範囲から逸脱できない原因は、まさに日本の支配構造が太古からほとんど変わっていないってことを証明していることをよくよく認識してほしい。

さて、李王朝のドラマで非常に興味深いのは、すべてが王権と朝庭との権力争いとして描かれていることで、日本で言えば、藤原家らの公家対皇室の権力闘争みたいなものである。しかし、日本の場合、朝廷自体が平安時代以降その姿をかくし、歴史のほとんどが武家同士の争いとなっている。しかし、現実はどうだったのだろう。私は思うのである。つまり、日本の朝廷も天皇制の裏側に頑として存在し、今でも十分に機能していると。
現在、政府はたくさんの税収を得ながら「財源がない」として国民からさらなる税金を搾取しようとしているが、その根本には既得権としての各種補助金があまりにも重いと考えられる。つまり、税金は予算を決める前に既にほとんど決まっていて、誰もその領域に踏み込めないということである。
言うまでもないことだが、補助金を食べている人とは、朝廷貴族であり、ほかには明治維新の廃藩置県で領地を失った大名たちであり、さらには皇室の人たちである。公共事業に群がる人たちはおそらくアリバイ工作みたいなもので、見えないところに仕組みがあるのだ。
昨年は事業仕訳という目新しいパーフォマンスで国民を欺いたわけだが、結局税金の使い道のなかのほんの1%ぐらいを論議したにすぎない。つまり、肝心な国民の税金で食べている人たちの存在にはまったく言及できていないのだ。当たり前だ、財務省主導だったのだから。

テレビタックルやたかじんなどの番組で活躍する三宅なんたらという老人が河村たかしと論議し、「名古屋は一兆何千億の借金があるのに、どうやって減税するんだ?」みたいなことを言っている。まったく、彼は子供でも分かることを理解できないのか?
例題を出しましょう。「借金1000万円の八百屋と、借金のない八百屋とどちらが健全でしょう」。さて、一見すると借金のないほうが健全のようだ。しかし、一般的に企業で働く人はそんな判断はしない。例えば、借金のある八百屋は積極的に投資しており、借金に見合う資産と販売力があり、片方の無借金の八百屋は売り上げも伸びず、もはや廃業寸前かもしれないではないか。つまり、八百屋を評価するにしてもその資産内容、売り上げ、利益、すなわち、企業で言うなら貸借対照表と損益計算書を見なければ何も判断できないのである。ましてや借金の額だけで判断できるものではあるまいに。
三宅なんたらはそんなこともわからないのかな。はっきり言って老人性痴呆だろう。
日本経済新聞という財界の社内新聞みたいな新聞でも、「日本の借金は1000兆で、もはや破たん寸前である」と書いている。子供新聞じゃあるまいし、日本国家の貸借対照表を見たことはあるのか?国民に国家の貸借対照表を公表し、いかに日本の状況が厳しいのかを説明してみろ。日本は世界一の債権国であり、外貨準備も万全である。国債残高のGDP比だけで論議するのはメタボ診断で、ウェスト88以上はすべて病人であると決めつけるようなものである。当然、体重や身長も考慮すべきだろ?ばっかじゃないの?
おやおや、話がそれてしまった。何が言いたいかと言えば、韓流の歴史ドラマは日本では絶対にお目にかかれない陰謀だらけの権力闘争なのだが、日本でも実は日常茶飯事に起きている現実ではないかと感じるのだ。特に愛子さんの女帝問題などは国民の気づかないところで相当の駆け引きがなされたのではないかと思う。見えないからと言って存在しないわけではなく、見えている問題は国民に見せてもいいことだけである。
原子力問題に関しても、国民を分割して統治する原則を思い出すべきで、景気回復には公共投資が欠かせないという国家の弱みに付け込み、企業をして罪悪な方向へ誘導してゆく朝廷の汚さ、原子力の平和利用という美名のもとでの核兵器開発・・・、我々は見えていることだけで問題を考えてはいけない。見えない意図を見抜いてから自分の立場を明らかにすべきであろう。

結局なにが言いたいのかわからなくなってしまった。もう韓流ドラマを見る時間である。ごめん。


わーい、連休だ。

2011年09月18日 08時15分57秒 | ひとりごと
カレー作りの相談まで引き受けている昨今であるが、一昨日、ようやく虹さんからコーヒーの注文が来た。いよいよ虹カフェがオープンしたようである。もっともグッズのギャラリーが主で、カフェはほんの二三席らしい。三輪神社のそばらしいので、機会があれば行ってみたいものである。

最近は一週間に一度の更新になっている。っていうか、最低ノルマとして一度ぐらいは更新しなければ申し訳ないという気持ちである。

連休前なのに昨晩は夜7時半に寝てしまい、今朝は6時起床である。さすがに眠気と身体の疲れは消えてしまった。ついでに朝から風呂に入り、実に気分がよろしい。

最初の話題は前原さんにしよう。ウイキリークス自体をあまり信用してこなかったが、さすがに前原さんに関する記事は無視できない。つまり、少なくとも我々が通常では知りえない内容だし、なぜ鳩山氏が突然辞任したのかはいまだに納得できないからである。そういう意味でも、北沢防衛大臣って何者?との疑問は強い。
おっと、今後のためにも内容だけ書き留めておこうか…。
(http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201109/article_8.htmlから引用)

昨年2月、在日米国大使館から国務省に充てられた公電に、当時沖縄担当相を兼務していた前原国土交通大臣がキャンベル国務次官補やグレッグソン国防次官補に話した内容が含まれている。

「普天間移設問題については北沢防衛大臣が決定権の鍵を握っている、なぜならば普天間の安保上の重要性を判断できる専門知識を持っているのは防衛省だけであるからだ。
民主党と連立を組む政党(すなわち社民党や国民新党)には拒否権は持たせない。
 小沢一郎は相手によって発言を変えるから気をつけろ、米国と話す時は普天間移転を強力に支持する(振りを)するかもしれない。」

ちょっと昔なんだけど、高橋真梨子のコンサートでのこと。メンバーである麻呂のおじさんが防衛大臣になったと紹介された。それが北沢さんで、、どちらかと言えば、政権交代した最初の閣僚だからなんとなく好意的に考えていた。しかし、彼は菅政権でも再任されたのであり、沖縄基地問題に関し、少なくとも鳩山氏にとって最大の抵抗勢力だった可能性がある。
とりあえずwikiすると・・・「1992年、県議を5期目の任期途中で辞職。第16回参議院議員通常選挙に長野県選挙区から自民党公認で出馬し、当選した。翌年、同じ長野県選出の羽田孜に従い、自民党を離党し新生党結党に参加。1994年、羽田内閣で農林水産政務次官を務める。同年末、新進党結党に参加する。

しかし、新進党内では徐々に第2代党首の小沢一郎への反発が強まり、1996年末、羽田や北澤ら13人が新進党を離党し、太陽党を結成する。その後、1997年末の新進党解党により誕生した細川護熙元首相らのフロムファイブ、鹿野道彦や岡田克也、原口一博ら国民の声が合併し1998年に民政党を結成するが、間もなく民政党は旧民主党に合流し、新たに民主党が結成された。」
うーん、やっぱし鳩山・小沢さんとはあまりよい関係ではないみたいだな。それとも、閣僚になると人格も変わるのかな・・・。

そうそう、前原さんだった。わざわざ米国の高官に自分の属する内閣の内幕を暴露するような軽薄な人物が党の要職に就き、わざわざアメリカで講演したのだ。
「民主党の前原誠司政調会長は7日、米国・ワシントンで講演し、国連平和維持活動(PKO)で自衛隊と一緒に活動する外国部隊が攻撃を受けた場合、自衛隊が反撃できるようPKO参加5原則を見直す考えを表明した。すべての武器輸出を禁じる武器輸出三原則の見直しにも言及した。 」とあるように、とても民主党としての発言とは思えない。よかったな・・・、こんな人が首相にならなくて。

さて増税だ。10年とか20年とかの期限付き増税と言われるが、税当局が期限が終わっても元に戻すことはあり得ない。減税はすぐに終わるが増税は永遠に続くのである。
暫定税率が数十年続く国である。今回の東北大震災は税当局にとっては千載一遇のチャンスととらえているはずである。将来の歴史書には「平成は大増税時代だった。」と書き残されることだろう。なぜなら平成は消費税で始まり、さらなる消費税増税で終わるだろう。これが御身ごころであるのだから国民は従うしかない。
「財源はいくらでもある。予算の配分を変えることでなんとでもなる。」と言って出発した民主党政権である。一体民主党はどうなってしまったのだ。

さて、今日は暇だから、またあとで書きましょう。

今日いただいたumeさんのコメントの意味がよくわからなかったんだけど、まゆみさんのブログを見て納得。トラさんって大室寅之助のことだよね。アマさん家は最近見てないのでわかりません。

先日モンゴル帝国の勉強を再開すると言ってたんだけど、今読んでる本は「地中海世界とローマ帝国」(興亡の世界史第四巻)だ。これは「みち」に連載されている栗原さんの「アッシリア文明史論」がローマ帝国の歴史に触れているのだが、これがさっぱり分からない。とにかく世界史を勉強していないつけとでも言おうか、悔しくて悔しくて、とりあえず概略だけでも知っておかなければ・・・と思ったんだけど、やっぱし、難しいね。
たぶんだけど・・・、栗原さんが言いたいことは、フェニキア人は歴史から消えたけれど世界帝国たるローマを陰で操るテクニックを学習し、それが建国されたばかりのアメリカに導入され、そして現在はほぼその富を食べ尽くした段階であるということでしょう。
つまり、アメリカは捨てられ、次はいよいよ眠れる大国、中国に向けられるのである。
その中国はツランとフェニキアとの(最後の)戦場となる。で、やっぱりモンゴルの研究をもう少し頑張らねばならないのである。そんなところで、今日はもう寝ます。