マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

国土の危機なの?

2011年09月04日 06時42分26秒 | ひとりごと
「国土の危機・・・いま、自衛隊が戦後日本で最も必要とされている。それはつまり非常事態である。」
これは例の小林よしのりの国防論のコマーシャルである。ただ、「・・・」の部分は外海の脅威と書いてあるが・・・。
この認識は全く正しい。今、日本国土は空前の危機である。福島原発を吹き飛ばした人工地震・津波はもちろんだが、昨日からの台風も、かつて経験をしたことがないような規模と速度でゆっくりと列島を横断している。そうでなくても、毎週のようにゲリラ豪雨が各地に被害を及ぼしているのだ。
これらの大半が誰かによる人為的な攻撃だとするのが私の考えだが、その本当の意図は全く読めない。ただこんな時には自衛隊に頼るしかないのが現実で、最初に書いたように非常事態なのは間違いない。日本で安全・安心に暮らそうと思うと、高層マンションか、潜水艦のような家に住まなくてはならないようになるだろう。世界一安全だと言われ日本が放射能に汚染され、さらに風水害に襲われる、早く日本から出て行けということなのか…。
毎週のように百年に一度の豪雨が起きる確率は一体どのようなものだろうか、学者よ計算してみなさい。
二つの台風が発生していた時、女房は私に尋ねた。「両方が日本を襲うことがあるかしら?」、それに対し、私はこう答えた、「韓国では世界陸上が開催されてるから、韓国へ台風が行くことはないだろ。つまり、ひとつは西へ、もう一つはまっすぐ北上するんじゃないか。」、「ふーん、世界陸上か…」
はやい話、国際的な催事が行われる場合、気象は部分的に操作され、結果、不自然な気象になるのは常識なのである。

さて、その空前の非常事態時に誕生した野田内閣だが、恒例の世論調査の結果が新聞に載っている。日経とテレビ東京の緊急調査では支持率67%、共同通信の調査では62,8%とかなり良好な数字である。笑ってしまうのは復興増税の賛成は58,7%(共同)、63%(日経)であるし、消費税引き上げに対して、賛成は49%(日経),49,7%(共同)と、相変わらず、国民の真の声とは思えない。

輿石さんの幹事長就任や平野氏の入閣で、挙党一致の原則は守られた。野田氏が良くやったというより、最大会派の小沢派・鳩山派を排除してきた菅内閣が異常だったのである。
野田内閣は財務省の息がかかった内閣であり、しょせんは緊縮財政を進めていくだろう。やはり国民としては来年の代表選まで待つしかないな。

興亡の世界史「モンゴル帝国と長いその後」(杉山正明著)という本を読んだが、十分に頭に入らないのでもう一度読み直している。皆さんは「ブハラ・ハン国」や「ブハラ・アミール国」という国をご存じだろうか。私はもちろん知らなかった。「1920年、中央アジア・・モンゴル帝国の残影はついにこの地上から姿を消した・・・・」とあり、チンギスカンがモンゴルを統一してから714年が経過していた。
つまり、チンギスの打ちたてた帝国の一部はつい先日、第一次大戦のころまでかろうじて残っていたことになる。しかも、モンゴル帝国は滅びたわけではなく、消えただけなのだ。それはスキタイ、匈奴、突厥などと同様、隠れたともいえるのである。
いわゆる中央アジアで生きてきた遊牧民達に国境とか首都とかは意味がなく、不利と見れば撤退し、また時が来れば集結出来るのだ。それは明日かもしれない。

世界は二つの陣営に分かれ戦っている。スキタイとフェニキアである。フェニキアは表の支配者であり、現実の世界を牛耳っている。しかし、フェニキア陣営はいつも見えない影を意識しおびえながら戦っているのだ。スキタイは自らは姿を見せず、各地に派遣した王族に指令を発することで世界を動かしてきた。匈奴、フン族、突厥、モンゴル、キタイなどである。
問題は、そのスキタイの王族は英国のいう地政学で中央アジアに押し込められている。それはアフガンかもしれないし、ウズベキスタンかもしれない、ただ、場所など関係ない。そこからの指令は絶対で、指令があれば必ず動き出すのだ。私の仮説は皇室はそのスキタイの血流であるということで、それがツランである。
さあ、私の研究はまだ始まったばかりである。

現在の研究に使っている書籍でございます。横に寝てるのがシバちゃんです。