東北の旅 その１－ 松島 （ハガキ）

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猛暑の中、８月２５日から東北を旅してきました。東北に決めたのは、どうせ旅をするなら多少なりとも東北の復興に役立てる方がいいと思ったこと、津波の被災地を自分の目で見ておきたいと思ったこと、そして水彩画に嵌っている身としては、奥入瀬や日本海の入り陽を一度は描いてみたいと思っていたこと等々が理由です。

とはいっても今回の旅の絵は全てハガキ絵です。スケッチと言うと４号でも１時間は欲しくなるし、たまにならともかく旅行中そう何度も妻を待たせるわけにもいきません。加えて、あと何年かすればきっと大げさなスケッチは厄介になるだろうから、今の内にハガキに描く修行をしておこうと決心したのです。もちろん気に行ったポイントの絵はあとで４号か６号に描き直すつもりですが……

最初の目的地は宮古の浄土ヶ浜だったのですが、東京から直行は遠すぎるので急遽途中で仙台のビジネスホテルに一泊することにしました。朝五時半に家を出て仙台着が１１時。おかげで予定外だった松島を半日ですが楽しむことができました。
上の絵は五大堂。下は松島湾を巡る遊覧船です。

それにしてもハガキに描くのは難しいものです。ハガキ絵では田中君子先生という名人がいらっしゃいますが、現世中に田中先生のような画を描くのは絶対に無理ですね。

お昼は海鮮丼。さすがにウニが美味しかったですよ。