空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

空き家・空き地の急増 「都市のスポンジ化」を防げ

2017-03-06 10:07:42 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。
今日の記事はこれです(産経新聞3/5付)

空き家・空き地の急増 「都市のスポンジ化」を防げ

 

かつてにぎわいをみせていた駅前の商店街が周辺人口の減少などに伴ってシャッター通りとなり、街から活気が消えうせる。こんな光景が今、全国で広がっている。こうしたシャッター通りを生み出している大きな要因が空き家や空き地の増加である。とくに都市部で空き家や空き地が不規則に発生して空洞化する「都市のスポンジ化」は、都市計画における新たな課題といえる。このため、国土交通省では都市のスポンジ化を防ぐ対策づくりに着手した。これまで開発・整備段階で規制してきた都市計画制度を抜本的に見直して、将来の維持・管理段階まで一定のマネジメントを促すような仕組みを検討することにしている。人口減に直面する地方だけでなく、人口が増えている都市部でも空き地が増えている事態は深刻だ。それが都市の機能や魅力を低下させ、さらに新たな空き地や空き家を生み出す悪循環に陥っている。これは全国的な課題だ。このため、国交省では都市のスポンジ化を防止する観点から、新たな都市計画のあり方を探ることにした。社会資本整備審議会に都市計画制度の抜本的な見直しを検討する小委員会を設置し、有識者らによる検討作業を始めた。今年半ばにも中間報告をまとめる方針だ。人口減少をにらんだ仕組みだが、現実問題として住宅を一定の地域に集めることは難しいし、新たな空き地や空き家の発生を防ぐ効果も不透明だ。政府はコンパクトな街づくりを呼びかけるが、そこで実際に暮らす高齢者らに移転を促すのは困難だ。一方、地方都市では人口減少が進む中で住宅地の拡散が現在も続いている。自治体が土地の用途規制を緩和して地価が安い郊外に住宅が建設され、若い子育て世代などが庭付き一戸建てとして購入しているという。これもコンパクトな街づくりとは逆行する動きであり、何らかの規制が課題である。・・・ということです。

 

ここでいわれている「都市のスポンジ化」です。「都市のスポンジ化」とは、空き家や空き地が時間的・空間的にランダムに大量発生する現象。人口密度が低下することで生活サービス企業などが撤退し、まちの魅力低下などにつながるなど問題が指摘されている。これは東京一極集中型になり、利便性や住みやすさから都市部に住まわれている方が、中心部に引っ越しをするため都市部でも人口が急激に減少し「都市のスポンジ化」に拍車をかけているのかもしれません。結果、商店街のシャッター化や大型スーパーやチェーン店の参入などで、「奥さん大根安いよ!」や「この魚生きがいいよ!」といった商店街独特の掛け声や賑わいが失われ、昔の活気がなくなりただ通勤のため商店街を通過していく・・・このように街の活性化もなくなり街の魅力が失われつつあるのでしょうか。そうすれば増々「都市のスポンジ化」が進むのではないでしょうか。

 

確かに交通の便や住みやすさを求めるのもいいのかもしれませんが、都市部だって通勤時間は長くなるでしょうが交通の便や住みやすさはあると思います。そのためにも行政といった街全体や商店街、駅がタッグを組んで賑わいのある街づくりを進めていけば、住民の足が止まって買い物をしやすくなる活気あふれる昔の商店街が取り戻せるかと思います。

 

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