読書_SPEED

今日の本。









読書期間：2016年7月15日～20日

作者：石丸元章

『SPEED』

作者の実体験の書。
ノンフィクション。




ノンフィクションなのに
どんなフィクションより
フィクションっぽく感じた。







ドラッグに興味を持っている中の一人が
たまたまライターだった。








しかし、それはすぐに"取材"と呼べる、
シロモノではなくなっていた。









そしてそれこそが、今思うに、
当初から筆者が知りたかった
「ドラッグ」の本質であるのだ。






"取材者"である筆者と
そのパートナーのギター男が巻き込まれた
ドラッグとそのトラブルの記録。







解説的な本ではなく、
実体験な物なので、
私たちの知っている反対側の
ドラッグの事がよくわかる、
と、いった感じかな。






中でもとても印象に残ったのが、

「覚醒剤やめますか？それとも人間やめますか？」
はまって神経過敏になってるその人達に
覚醒剤と人間 どっちか一方にしろ！
と脅迫まがいの二者択一を迫るなんて無理ですよ。
正しいけど無理なものは無理だということを知ってほしい。

という部分。





なるほどな！
と素直に思いました。






だからって、ドラッグ肯定する訳ではないですけど、
そう思ったんです。




自分では絶対選ばない本ですが、
読めてよかった。
yasuyoちゃん貸してくれてありがとう。