今日は男子フィギュアスケートをライブで観ていた。
こまごまとしたジャッジの仕方は難しすぎて分からないけど、
スケーティングの質みたいなものは素人の私にも感じるものがある。
メダルは取れなくとも、上位に食い込む選手は周りの空気をまとっているように滑る。
分かりやすく言うと透明の羽衣みたいな物が体にゆるく巻きついていて、
それが音楽にあわせて力強くはためいたり、静かに揺れたり、スッと動きだしたりしてるように感じる。
絶対見えないんだけど、見えているみたい!!
そしてそんなスケーターは客席の空気までも取り込んで自分の世界に変えてしまう。
ああ。今日は素敵な試合を見せてもらった。
しかしスケート全体の質が上がっている。
全てが底上げされてる。
4回転なんて夢の夢だった時代はついこないだじゃないか!!
そんなプレッシャーの中でメダルを手にする選手には畏敬の念を抱かずにはいられない。
羽生選手。宇野選手。フェルナンデス選手。本当におめでとうございました。
そしてメダルを逃した選手にも、高みを目指して頑張ってる選手にも心からの尊敬の拍手を!!