オトン介護日記~未知の世界へ~

認知症になったオトンの介護日記。
不安と不満を延々ぶちまけます。

まとまりのないひとりごと

2020-09-29 19:49:48 | 介護日記
バイトをやめてはや3ヶ月が過ぎる。
元々は暑い7.8月だけのんびり静養して、9月から何か働き始めよう!と思っていたけど、
だめだね。
人間働かないと働く気持ちがなくなる。
バイトじゃない本業にしたいと思っていた仕事はコロナの影響でことごとくおじゃん。
というかレギュラーで入ってた仕事が終わってしまったんだよな……。
そういうこともあって、
ホントにこの2ヶ月本当に何もしなかった。
コロナの影響で私の三大趣味である「観劇」「カラオケ」「旅行」が全てできない。
外気も暑いからよけいに家の中に引きこもる。
しかも、その引きこもり生活が何ら苦でもないときたもんだ。

幸い趣味が全部封印されているので出費の面では予想以上に減り方は少なくて
「あれ、まだイケるんじゃんこれ」って思ってしまった。
なので余計に働く気力がない。
ヘンな話バイト辞める時にはとりあえず1年無職でも大丈夫な程度の貯金は確保してる。
ど貧困生活までには陥りたくはないと思っているのも本音。
でも、いままでみたいにガムシャラに働きたくないというのも本音。
だって、しんどいもん。

今頃オトンの介護の燃え尽き症候群出てきたのかな?とか思ったり思わなかったり……。

でも、これじゃイカンという気持ちもあって、その本業の糧となるように、
9月からワークショップに参加しはじめてその勉強で今は日々を費やしてるって感じ。
といっても、このワークショップに参加したからと行って先々の保証があるわけでもなく…。
ここまで人生の先が見えない大人になるなんて子供の頃は思ってもいなかったな。


そんな中、あいつぐ芸能人の自殺報道。
「人間いつかは死ぬ」ってのは私の持論だし、今までだって芸能人自殺してたし今更じゃんとも思うし、
もっと言うなら親戚(親類の伴侶だったので血縁ではないんだけど)自殺してるし。
理由なんて当人にしかわからないんだよ。
外部がとやかくいうもんじゃないんだよ。

あいみょんの歌詞で、

『「今ある命を精一杯生きなさい」なんて綺麗事だな。
精一杯勇気を振り絞って彼女は空を飛んだ
(中略)
希望を抱いて飛んだ』

ってのがある。
世間からみたらヒドイて思われるかもしれないけど、
これも一つの考え方だよなと思った。
最期の選択を肯定も否定も拒絶もしないで受け止めている気がした。

以前ブログにも書いたけど、
介護疲れによる殺人事件が起こると、それまでは「なんでそんなことができるんだ」としか思わなかったけど、
いざ、自分が介護する立場になるとそこに至るまでの葛藤や衝動に思いを馳せることができるようになった。
ものの見方が変わるってこういうことなんだな……と思った。

これも、そういうこと。

それでもこういう日々送っていると、
自分の生き方もある意味自殺に向かってるのか……?と考えてしまうこともある。

まあ、私そこまでの勇気持ってないんだけどね。
だから、とりあえず生きてます。


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