腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

ファイナルファンタジーⅣ コンプリートコレクション

2019年05月06日 23時32分09秒 | PSPゲーム感想文
【ハード】PSP(DL版はVITAでも互換プレー可能)
【メーカー】スクウェア・エニックス
【発売日】2011年3月14日
【定価】2,160円(DL版)
【購入価格】864円
【プレー時間】計57時間

キッカケは……何だったかな。そうだ、PSプラスの特典で配布されてた、FFシリーズのデジタルサントラだ。

よう分からんが、スクエニはFFや「ゼノギアス」等の(PS4上で観賞する)サントラをよくPSプラス特典として配信している。
そんな無茶苦茶嬉しいものではないが、加入者なら無料だし、俺も貰える時は貰ってる。恐らく使用は期間限定だが。
そんで2月辺りにもFFのサントラが配布されていたので、落として聴いた。……したら、血が騒いだのよね。俺の中のFFの。
こうなる度に、やはり俺にとって特別なシリーズだなと思う。付き合いの長さでも思い入れでも。平成ずっと一緒だったしね。
で、そうなったら、何かやりたい。では今なら何をすべきだ? そこで思い出したのが、数年前にDL版で購入した今作である。
「ファイナルファンタジーⅣ コンプリートコレクション」。数多いFF4の移植・リメイクの中でも、現状最新の決定版だ。
名前に恥じず、FF4本編はもちろん、続編の「ジ・アフター」の全話、更に両作を繋ぐ中間シナリオを追加収録している。
俺はFF4には思い入れがあるが、続編は未プレーだ。発表時は正直「今更余計なことすんな」という反発心の方が強かった。
オムニバス形式はいいけど、分割販売してたのも好かん。けど1本に纏まってるなら大分印象が違う。これならいいかも。
そう思っていたところにDL版がセールになってるのを発見し、取り敢えず確保しておいた。……4年前だった。早いなぁ。
先買い→寝かせ をすると後により良いバージョンが出たり値下がりしたりするもんだが、今作は今も最強版のまま。嬉しい。
今が巡り合わせというやつだろう。VITAにDLし、プレー開始。VITA、DL版の互換があるだけでも十分ええな。扱いやすいわ。


・ファイナルファンタジーⅣ
まずは当然比類なきFF4本編。今から28年前、「スーパーなハード」に向けて作られた、「スーパーなRPG」である。
俺はSFCの購入が遅く、当時は持っていなかったが、幸い友人に恵まれ(当時)ていたので、少し遅れて本体ごと借りられた。
そして……FF4は、凄かった。広告に恥じない、実にスーパーなゲームだった。ガッツリと心を持っていかれ、虜になった。

そうだな……最初に音楽のことを書こうか。FF4はBGMも実に素晴らしく、俺はここで植松氏の名前を強く認識した記憶がある。
ファミコンとは段違いの綺麗な音源で鳴らされる、重厚で美しく、カッコ良い楽曲の数々。控えめに言って最高。
あと、FF4はサントラもゲームとほぼ同時に発売された。当時はまだゲームサントラ自体珍しかったのに、破格の待遇だった。
そんで俺はこのサントラCDも友人に借りて、カセットテープ(ググれ)にダビング(ググれ)した。無論聴きまくった。
そらもう、アホほど。曲のどこでA面(ググれ)が終わるかまで記憶してるもん。FF4はゲーム本編以上に曲が好きかもしれん。
そんな思い入れのありすぎるFF4曲の中でも、「赤い翼のテーマ」は上位に入る。ゲーム開始直後に流れる導入の曲でもある。
このリメイク版は曲をアレンジとオリジナルを選択可能で、かなり悩んだがオリジナルを選択した。まぁ後で変更も出来るし。
で、ゲームスタート。画面が暗転し、5機の飛空艇が空を行くムービーと、それに添えて流される赤い翼のテーマ曲で始まる。

即ドバー。タオル探した。

まさに涙腺決壊だった。いきなりガン泣きだよ。そらそうやろ。これで泣かない昭和生まれっているの? いない。証明完了。
ああ。ああ~。FF4である。スーパーファミコンである。俺もゲーム業界も若く、まだ未来が輝いていた頃。永遠の20世紀。
FF4のサントラは最近もしょっちゅう聴いてるから、新鮮味はない。でも「ゲームBGMとして」聴くとやっぱ違うな。特別だ。
掴みは完璧すぎるほどバッチリだった。実に素晴らしい。アレンジだけでなくオリジナルBGMを用意してくれてありがとう。
その後も「バトル2(中ボス戦曲)」や「地底のテーマ」でいちいちドバッたが、説明は省略。最高、以上。至高の思い出。

ついでにグラフィックについて。こちらは言わば「アレンジ版のみ」だが、それで十分、ハイレベルだった。
「元作の味を残したPSPレベルのドット絵」というのは何気に難しい要望であろうが、それをほぼ完璧に達成していたと思う。
別に感動したわけじゃない。いや、ハッキリ言えば「殆ど気にしなかった」。が、逆に言うと違和感も一切なかったのだ。
キャラもモンスターも、FF4と認識できつつPSP的に普通に綺麗。これでいい。目立たないことが最良の仕事になることもある。
強いて言えばステータス画面の顔グラフィックにやや不満があるが、見逃す。「概ねちゃんとしていた」で今作はいいのだ。
ちなみに、本編だけでなく繋ぎ話やジ・アフターでもドット絵は流用されている。いや曲もインターフェースも全て、が。
この点は正直不満だが、「統一感がある」と言えないこともないから忘れる。続編だけ豪華化するなんて無理だよね。はぁ。

BGMショックに慣れたら、晴れてゲーム開始。後年の再プレーはしてないが、発売から数年で3周ぐらいはやった。はず。
故に、中盤辺りまではほぼ完璧に内容を覚えていた。追体験をせず四半世紀以上も忘れないのは、思い入れの為せる技か。
ミシディアでの望まぬ暴虐、王の命令による旅立ち(旅立ちデモで再度ドバー)、ボムの指輪の悲劇、"奴"の裏切り……。
まさにFF4である。覚えていると言っても非常に久々のプレー、懐かしくも楽しくやれる。序盤はとてもテンポ良く進む。
今作はかなりジェットコースター型のRPGである。ちょっと進めればすぐ状況が変わり、同時にパーティメンバーが変わる。
キャラはそれぞれやれることが違うので、面子が変われば当然戦闘スタイルも変わる。変えざるを得ないとも言える。
FFは「2」の4人目以外は固定パーティなゲームだったが、今作は前3作とはまるで違う。なかなか大胆に変えたなと思う。
一方、SFCに移行したとはいえまだまだ容量的に厳しかったのか、ゲームとしての幅は狭い。進行もほぼ一本道。
要素としては「物語」と「戦闘」の二つがほぼ全て。寄り道する場所がなく、ビックリするほど一直線なRPGだ。
FFはかつて「システムの奇数、物語の偶数」と呼ばれていた。1、3、5のシステム、2、4の物語の印象が強かったからだ。
だが2には熟練度という尖がったシステムがあるし、奇数作にも無論物語はある。比較すると4は「物語特化」が際立っている。
ファミコンのスケールだと凝った物語を表現し難かったから、SFC移行を契機に一度それを突き詰めてみたかったのかな。
近年のゲームにはない怒涛のテンポを楽しめると言えなくもない。取り敢えず先の展開が気になるしね。……うーむ。

そして、物語と並ぶゲームの軸、「戦闘」。今作はシステムに乏しいが、実は極めて画期的なネタを一つ搭載している。
言わずと知れた「アクティブタイムバトル」である。戦闘に時間の要素を取り入れ、従来のターン制を廃止した。
コマンドを入れずにボーっとしていれば、延々敵の攻撃を受けるだけになる。逆に早く行動すればそれだけ手数が増える。
今となっては当たり前だが、当時は斬新な発明だった。FFは「攻める」シリーズ。その象徴とも言えるシステムだと思う。
また、主にボス敵に「カウンター」という概念が多く備わった。「魔法攻撃を受けると必ず打撃で返してくる」等だ。
敵の情報は戦闘前には何もないので、最初は対処法が分からず、ボコボコにやられることもある。終盤は特に。
それを考慮してか、ダンジョンに割と多くセーブポイントが置かれているのも今作の特徴か。やり直しが前提にある。
前作であるFF3のラストダンジョンが伝説級の長さだったのを思うと大きな変化である。……あれはマジで大変だったなぁ。
時間が流れることで緊張感とスピード感のあるバトルが楽しめる。FF4の核となる要素として十分な出来である。うむ。

……のだが、楽しんでいられたのはせいぜい中盤まで。それ以降は完全に苦痛な存在となっていた。いやぁ、キツいわ。
何か。エンカウント率である。歩いて敵と遭遇し、戦闘が始まる確率である。これがまぁ……FF4は冗談のように高い。
ちょっと歩けばゴワーゴワー!(エンカ音)。一歩歩いてゴワーゴワー! 果ては一歩も歩かずゴワーゴワー! ごめん嘘。
お前はあれか、おうごんのつめでも持ってるんか。既にエニックスと合併してたんか。洒落にならない恐るべきエンカ率。
確かに、オリジナルでもこんな感じだったと思う。リメイクでおかしくなったわけじゃない、と思う。補正で完全に忘れたわ。
更に、この悪夢的エンカ率の不快さを倍増させるものがある。バックアタックである。他、正面からの純粋な不意打ちもある。
これらの発生率が、これまた異常。3回の連続した戦闘で3回ともバックアタックとかザラ。頭おかしい調整である。
それでいて敵が弱いわけでもない。バックアタックから一方的に殴られ、低HPキャラが死ぬとかザラ。戦闘不能だってば!
物凄くストレスの溜まる仕様である。SFC世代に入った「スーパー」なRPGがこれでいいのか。28年経って思う。はぁ。

それでも戦闘が面白ければまだ救われるのだが、正直それもない。起伏がなく、単調。メンバーによる変化にもすぐ飽きる。
大半の戦闘が攻撃と黒魔法でのゴリ押し一択。状態異常が効く相手でも、殴り続ける方が効率が良かったりするし。
象徴的なのが、主人公セシルだ。頻繁にパーティメンバーが入れ替わる今作だが、セシルのみは最初から最後までずっといる。
そんな彼が、いざ戦闘となると……「たたかう」しか出来ない。マジで他にやることない。アイテム役? 主役がやることか。
独自コマンドの「かばう」は、そもそも瀕死キャラには自動で発動するので自分から使う必要が殆どない。死にコマンドだ。
残るは「たたかう」だけ。だからセシルは戦う。聖剣で敵を切り刻む。ザシザシと。パラディンつーかバーサーカーみたいだ。
暗黒騎士時代には「あんこく(HP消費の全体攻撃)」があり、まだ戦法に幅があったのに。綺麗なジャイアン化で退化してる。
序盤はこちらが強いから楽だったが、中盤以降は被ダメージが上がり、苦戦度も高い。どんどん苦行になっていく。
戦闘回数がクソ多い上に中身がつまらんのだから、もうどうしようもない。平成初期の俺はよくこれを楽しめたなと思った。
唯一の救いは、「雑魚からは確実に逃げられること」だな。今作ではLR同時押しで逃走体勢に入り、概ね数秒で成功する。
糞エンカ率にとても全部付き合ってはいられないので、ゴワーゴワー →LR同時押し は基本だ。虚しいもんだ。
……が、ご丁寧なことに「逃走すると所持金を落とすことがある」という嫌がらせシステムがある。これがまたアレだ。
そんな大金ではないが、「イラッとさせる」にはピッタリ。立ち向かっても逃げても戦闘は不快だった。はぁ。

オリジナル版では常に固定パーティだったが、リメイクたる今作では終盤にパーティーの入れ替えが可能になった。
物語の途中で離脱したシドやパロムポロムらを、最終メンバーすることが可能なのである。ファン垂涎の新要素だ。
キャラ毎が終盤に装備すべきアイテムを入手出来る新ダンジョンも用意されており、この点も新要素として楽しめる。
更に、ラスボス撃破後の隠しダンジョンも搭載。「クリア後の要素」まで完備という見事なリメイクっぷりだった。
……が、とにかく「戦闘が鬱陶しい」という理由で、俺はこれらの要素を全くやらんかった。パーティもオリジナル準拠。
何をやるにもゴワーゴワーに苛まれる。もう「さっさとクリアーしたい」の一念しかなかった。クリア後要素なんて要らん。
まぁ「あの5人」以外でゼロムスを倒すってのもなんか嫌だしな。セシカイエッローディアでこそFF4よ。これは本気。

物語は……とにかくドラマチックである。怒涛の展開が続き、飽きさせない。単純に「面白い」と言っていいと思う。
しかし敵側の真相が見えてくると……それらが全て「洗脳」に起因していることが分かる。それが非常に安っぽかった。
カインもゴルベーザも、「悪いやつに操られていた」である。その為の装置やらが出てくるわけでもなく、言葉だけ。
しかもその悪玉電波(?)の発信元は、空の彼方、月である。月からこの星にピピピで大の男が好き放題に操られる。
殆どドラえもん級の反則技である。いやー、こんなんだったっけ? こんなんだったなぁ。思い出はいつも美しかった。
物語の大半が「操られてた人との戦い」であり、諸悪の根源は最後の最後にポッと出てくる。で、戦って倒して終わり。
洗脳の安易な多用に加え、「悪」が描けてないから、残念ながら終盤の盛り上がりに欠けていた。ゴワーゴワー地獄だし。
舞台が宇宙まで広がることや、リディアの再加入等は熱いんだけどね。まぁSFC初期、あまり多くを求めるのもよくない。
少々複雑な気分になる再プレーだったが、今やれたことは良かったと思う。思い出は思い出、今は今。違って当然。
今の俺なりに比類なきFF4にキッチリ触れられた。その事実が一番大事、感想は二の次。……思い出は思い出。はぁ。


・ファイナルファンタジーⅣ Interlude(インタールード)
このPSP版にて用意された、FF4と続編を繋ぐ間の物語。「コンプリート」を名乗るに相応しい追加要素と言えよう。
かつてPS2でFF10とFF10-2のセットが発売された際、特典として両作の間を繋ぐ「永遠のナギ節」という映像DVDが付いた。
あれと同じようなもんである。ちなみに俺はFF10をこのセット購入にてプレーした。懐かしい。15年くらい前だな……。
んでゲーム内容だが、ぶっちゃけただのオマケである。1~2時間で終わるボリュームで、期待はするようなもんじゃない。
舞台はFF4のEDから約1年後。セシルはバロンの国王となり、ローザと結婚、国の立て直しに力を注いでいた。
そんなある日、ギルバートがダムシアン国王に正式に即位することになり、記念式典にセシルとローザが参加。
幾つか騒動が起きるが、ヤンの娘アーシュラが誕生したりで、概ね幸せな空気で終わる。本当に全体のオマケな感じだ。
正直続編への繋ぎとしても微妙だったと思うが、まぁいいさ。繰り返すが、オマケ。サクッと終わったし、不満はない。

ところで、一つだけ。FF4はパーティメンバーが頻繁に入れ替わるRPGだ。そしてその多くがトラブルでの悲しい別離となる。
が、「普通の別れ」も少しだけある。その際はメッセージが表示される。このインタールードでもあった。あったのだ。




いや、いかんでしょ。PSPでは(VITAプレーでも)スクショを撮れないのでスマホ撮り勘弁。思わずパシャっちまったい。
一体どうしてだ、新婚さんなのに! あれか、ミシディアの踊り子に入れ込んでたのがバレたのか!? セシやん大ピンチ。
まぁ種明かしをすると、こうなった理由はローザの体調不良で、時期はFF4の終わりから1年後。となれば理由はもちろん。




そういうこった。……えらく詩的な表現しやがんなおい! さすが黒いとこ全部消したパラディンさんだ。クッ。
てわけでインタールードは終わり、続編へ続く。時間は進み、色々変わっていく。そのままではいられない。……はぁ。


・ファイナルファンタジーⅣ THE AFTER YEARS

さて、本番……俺が今作を購入した目的に入る。実に15年の時を経て発表された、比類なき栄光のFF4の正統続編である。
最初は携帯アプリかなんかで、後にWiiウェアとしても発売された。んで、それらは、分割販売方式だった。
そう、FF4TAはオムニバスRPGなのである。全部で10章ほどある。分け方は知らんが、幾つかをセット売りしていたのだろう。
全部纏まってる今作でも章立て形式は健在だ。最初は「セオドア編」しかなく、これをクリアーすると次が開放される。
「リディア編」「ヤン編」等、各種キャラのシナリオをクリアーしていくと、最後に「真月編」というクライマックスに入る。
真月編では無論それまで登場したキャラが集合することになる。レベルやアイテムを引き継ぐかはプレーヤーが選択可能。
俺は当然というか各キャラシナリオを順番にプレーし、真月編に全てを引き継がせることにした。まぁこれが普通だろう。
取り敢えずセオドア編から開始。セシルとローザの間の子という、一番分かりやすくて一番望まれた、新・主人公である。

先述のように、絵や音楽は本編を流用している。BGMまでまるっきり前作(それも15年前)と同じってのは……うーん。
まぁそこは目を瞑る。で、瞑っても更にうーんが重なる。戦闘システムやメニュー画面等もほぼ同じなのだ。15年来の味。
ついでに言えば登場キャラも多くが前作譲りである。色んな面で、プレー感覚に殆ど変化がない。ううーん……。
正直、続編をやってる気がしない。そこそこの規模のFF4のアペンドディスクのようである。実際その位置づけだろうか。
新システムとして、まず「月齢」がある。時間の経過&テント等の使用により月齢が変化し、それが戦闘に影響するのだ。
月齢により通常攻撃や黒魔法等のコマンドに補正がかかる。補正は上下両方あり、更に味方だけでなく敵にも適用される。
これにより、例えば黒魔法が強いボス戦なら、黒魔法に下方補正がかかる月齢で挑むのが有利……といった戦略が生まれる。
これはまぁ「使い方が分かる」システムなので、大いに利用した。目的月齢のために無意味にテント連泊はアホだったが。

そしてもう一つ、戦闘面での新システムが「バンド技」だ。要するに多人数で発動する派手な連携攻撃である。
複数人(基本は二人)で発動するので強力だが、発動までは全員何も出来ないというデメリットもある。使い所が難しい。
ちなみにバンド技はMPを消費するので、今作では魔法を使わないキャラもMPを持っている。ちょっとだけ嬉しかった。
バンド技はイベントで習得するものもあるが、大半は調べて「発見」する。適切なコマンドを選べば発動する。らしい。
というのは、俺は一つも発見出来なかったのだ。なんせヒントも根拠も何もないから、調査は全部テキトーな勘調べになる。
調べるには、バンド技→対象キャラの対象コマンド(戦うや黒魔法)選択→発動待ち→成否の発覚 という手順が必要。
これで「バンド失敗」だと、時間と手間をかけた上に複数人で無駄行動。ただでさえかったるい戦闘中にンなことやれるか。
結局、イベント習得の技は何度か使ったが、バンド技には殆ど縁がないままゲームをクリアーした。勿体無い。
発動条件はともかく、根拠も何もない発見システムには問題があると思う。攻略サイトでも見ろってのか? 
せめてメインに選んだキャラのバンド技は全部見たかったな。……面倒なんで今からはやる気はないけど。はぁ。


さて、新システムはあるけどFF4をあまり変わらないゲーム性な今作。単刀直入に問おう。「面白かったのか?」!!!!
……申し訳ない、そうではないと答えよう。期待に応えてくれるゲームではなかった。「全く」と言えるほどに。
まず何と言っても、戦闘だ。FF4本編での大きな不満として挙げたエンカ率の異常な高さとバックアタックの多さ。
これが今作でも完全に引き継がれているのだ。間違いなくFF4の続編である。ゴワーゴワーの悪夢は21世紀も健在だった。
道を歩けばゴワーゴワー。ダンジョン歩けばゴワーゴワー。挙げ句は飛空艇で移動中にゴワーゴワー。ごめん嘘。嘘だけど!!
冗談じゃないよほんまに。何でこんな親の仇のようにエンカウントさせるの? そんなに戦闘の面白さに自信があるっての?
しかし、戦闘もFF4とほぼコンパチだ。月齢やバンド技は劇的な変化ではない。相も変わらず単調でゴリ押し気味な脳筋バトル。
エンカ率は全編に渡って変わらず、抑える手段もない。ゲームクリアーまでずっとこれに付き合わなければならない。死ねる。
この糞エンカ率のせいで、プレー意欲が大幅に下がってしまったことは間違いない。よくクリアー出来たものだと思う。
FF4ならゲームの規模を知ってるから付き合えたが、未体験の今作は「この不快さがいつまで続くか」が分からないのである。
各キャラ編はまだいいが、終章では「……いつ終わるの?」とずっと思ってた。結構ボリュームありやがるからまた死ねる。
バックアタックのこれまた異常な多さには、お前らいい加減学んで背後も警戒せぇやとドヤしたくなる。戦闘の素人かよ!?
どの雑魚からも逃走可能なとこもFF4から引き継いでるので、「逃げまくり」は可能だ。でもそれでストレス発散にはならん。
いいアイテムくれる奴がいるわけでもなく(あっても超低い)、メタルスライム的な美味しいやつがいるわけでもない。
只管に戦闘が苦痛。28年前ならともかく、それから15年を経て登場した続編でもこれて。やってられんよ。はぁ。

そして、今作は物語方面でも不快指数がかなり高かった。FF4のように(途中まででも)手に汗握るワクワク感がなかった。
原因は「謎の少女」である。このキャラは序盤から登場する、文字通り正体不明の少女だ。見かけはリディアに似ている。
何故かリディアから召喚獣を奪い、それを自在に使いこなし、各国からクリスタルを奪う。当然こちらとは敵対関係になる。
となれば戦うことになるのだが、強すぎて勝てない。勝てても平然と去っていったりする。それが何度も繰り返される。
この点だけでも、結構なストレスだった。謎の少女と決着を付けられるのはゲーム最終盤で、それまでは常にやられっぱなし。
圧倒的な存在を見せつけて物語を引っ張るのは分かるが、それをやり過ぎ、期間が長過ぎだったと思う。いい加減にしろ。
またこの少女……ムカつくから糞ガキとするが、態度が非常に尊大なんだよ。こちら側を「劣等種」などと呼びやがる。
そういった態度・言動を取るバックボーンが明らかならまだいいが、延々と「謎の糞ガキ」のまま。わけが分からないよ。
そんな奴と、クリアーまで何十時間も延々付き合わなくてはならない。怒りや憤りではなく不快感が溜まるだけである。
で、少女なんだから必然なのか、最終的にはえらく「救う」終わり方になる。ざっけんな俺はあんなん納得せんぞコラ。
この糞ガキを物語の核にしたのは完全に失敗だったと思う。敵としての魅力皆無のくせにずっと居座りやがって。はぁ。

戦闘でも物語でも不快指数が高い……けど、十数年後の「あいつら」にまた会えるというのは格別の嬉しさがあるだろ!?
うん、確かにそれはある。ちなみに正確に何年後とは描写されないが、セオドアの年齢が……低く見て14歳くらい、か?
となればFF4から約15年後の世界ということになる。そんなもんだろう。開始時点では各国平和に生活できているようだ。
そして次々登場する懐かしきキャラ達、当然15年後の姿で……が、まぁ良し悪し半々てとこ。複雑な感情を抱いた。
これは、15年という月日が「直接の続編」としては長すぎるというのがあったと思う。15年である。平成の半分である。
と言っても、きちんと「次世代」に話が引き継がれているならそれでいい。セオドアはまさにそれだからオッケーだ。
けど実際は「FF4を引き摺ってる」キャラも多い。もちろん成長はしてるんだろうが、15年の重みが感じられないのだ。

例えば、ギルバート。ダムシアン国王としては立派にやっているようだが、未だ独身。もう30代後半だろうに。
まさか未だにアンナ(FF4で亡くした恋人)を忘れられんのか? いや、立場と年月を考えてくれよ。15年だよ? 王だよ?
エッジも同じく30後半だろうに、未だに「やんちゃな若様」をやってる。無論独身。国民の支持があるからええんか??
極めつけはカインだ。何と、15年経っても、まだ「試練の山に篭って修行中」なのだ。アホか!! 15年だぞ!?!?
FF4のEDで、金髪後ろ姿で試練の山に立つカインはカッコ良かった。でもそのまま15年とか、理解を越えてるにも程がある。
なんちゅーか、「製作者の考えの無さ」が非常に目につく。要は15年も経たせてるのに「変える」決断を下せていない。
彼らはいつまでも若者じゃない。時間が経てば考え方も立場も変わる。いつまでも同じなわけないし、同じじゃいられない。
そこから目を逸らしすぎだ。無論、変えたら変えたでファンからの反発もあろう。でも、なら15年後の続編なんて出すなや。
ちなみにリディアは、FF4の幻獣界の設定を考えれば30代どころか既に天寿を全うしててもおかしくないんだが……若い美女だ。
まぁ「幻獣界は人間界と時間の流れが違う(早くも遅くもなる)」と考えれば筋が通るが、そんな説明があるわけでもない。
エッジとの関係に進展があったようでもない。つっても別に相手がいるわけでもなく、幻獣のことばっかし考えている。
やっぱ違うよこれは。彼らに再会出来て嬉しかったのもあるが、年月を考えれば正直引く。酷いよ製作者。はぁ。

んで、「次世代」のメンツも……残念ながら今作だけでビンビンに魅力を発揮しているキャラはいなかった。
セオドアもヤンの娘アーシュラも、親の存在感の方が大きい。セオドアは一応主人公のはずだが、後半は親父がメインだし。
セオドアは能力面でも、弱いわけではないが強いわけでもい。別に「誰もが主力にする強キャラ」でもよかったと思うよ。
今作はパーティに入れられるキャラが非常に多い。FF4でパーティ入りしたキャラは、死んだテラ以外は全員を使える。
でもハッキリ言って多すぎだった。セシルなんかは、登場はさせても、いっそ操作キャラにはしない方がよかったのでは。
そしたらセオドアが否応なく主人公になれたのに。……前作から5年後くらいならなぁ。それじゃ次世代キャラいないけど。
うーん……。

FF4キャラの変わらなさに不満を抱いたが、逆に変わり過ぎで不満だったのがパロム・ポロムのミシディア双子だ。
FF4では5歳(今考えればやり過ぎな設定だな)とかだったから、今作では20歳前後、いい感じの青年と美女になってるはず。
……が。姉のポロムは、容貌が変わりすぎ。ピンク頭にキリッ系の美女て。おませ幼女がどうしてこうなった。
不快なキャラではないが、あのポロムと同一人物だとは思えなかった。物語に振り回され気味で、魅力も今ひとつだったし。
そして悪ガキ天才黒魔道士パロムは……非常に捻くれた嫌な奴になっていた。言動がいちいち皮肉屋で嫌味でムカつく。
今や「ミシディア1の黒魔道士」らしいが、だったらガ系の魔法くれーデフォで覚えとけや。ラ系程度で何を威張ってやがる。
何故かレオノーラやルカからは好意的に見られているが、俺は全然好きになれんかった。こいつにハレイム男の資格はない。
……うーん。考えてみると、「理想的な15年後の姿」を見せてくれたのって、結局セシルローザ夫婦だけかもしれん。
特にローザさんは素晴らしい。OPムービーでは大人の魅力全開、ハッキリ言って15年前よりいい。超お願いしたい。
悪カインが今も執着するのもよう分かる美しさだった。パーティ参加が遅いから、俺は使わんかったけどね……。

不満しか書いてないが、それでも各キャラ編は割と順調に進められた。ボリュームが小さく、すぐにクリアー出来るからだ。
その意味ではオムニバス形式でよかった。達成感を連ねるってのは大事だな。……しかし終章、真月編はそうはいかなかった。
最後だから当然かもしれんが、この章は長い。単純な時間だけで言えば、ここだけでFF4本編と同じくくらいかかった。
しかし、内容としては最低級だった。というのもこの終章、形としては「超巨大ダンジョンを進む」で8割なのだ。
終章が始まるとなんやよう分からん手順を踏んで、これまでのキャラ全員が集まる。そして月を目指す。前とは別の月を。

んで月に到達すると、以後元の星には一切戻れず、ただただ最後のダンジョンを奥に進むだけになる。
何の面白みもない、テキトーな迷路ダンジョンがウンザリするほど続く。宝箱は多くあるけど、大半がどうでもいい品だし。
そんなダンジョンの途中で、中ボス戦がこれまたウンザリするほど多く用意されている。全部で20回以上はあったと思う。
でもそのどれもが、FF4からの復活ボスだったり、あろうことかFF1~6のボスだったりする。……一体何を考えているのか。
ダンジョン序盤でリッチやティアマットといったFF1ボスが登場した時は唖然としたよ。もしかしてファンサービスのつもりか?
今作はFF4の続編であって、「ディシディア」のようなお祭りゲームじゃない。厳然たる世界設定がなければならない。
まさか初期FFの世界は全部繋がっていて、今作のラスボスが統括者みたいな存在だったとか? アホな。もう勘弁してよ。
ダラ長いだけのダンジョンに、流用の中ボスがゴロゴロ。そこを進むには糞エンカ率に終始イライラさせられる。
あかんやろこの調整。栄えあるFF4の続編でなんでこんな手抜きをやれるのか。リスペクトはないんかいな。エンカ率以外で!
ただ、無茶苦茶なバランスという自覚はあるのか、セーブ&回復ポイントは異様に多く用意されており、そこは救いだった。
中ボス倒すごとにセーブするという安全作戦が可能。俺はもうクリアー以外に一切目的がなくなったので、これ一択だった。
でも、虚しかった。一体倒してちょっとだけ進んでセーブして回復して。ゲームやってる気がしない。良質の作業じゃない。
FF4の続編で、そのクライマックスでこんな気分になるとはなぁ。実に残念だが、現実だった。ぁ~は……。

物語は……FF4に倣ったのか、黒幕と話の全体像が最後の最後で明らかになる形だった。謎の糞ガキはもちろんそいつの部下。
そいつがクリスタルの生みの親で、セシル星を含め数多の星にクリスタルを置き、それに生命体進化を記録させていたという。
黒幕は生命進化の実験をしてたんだと。黒幕の同胞はかつてその辺で失敗し、ほぼ絶滅し、今は黒幕が最後の生き残り。
「自分たちはどのような文明を築き、進化すべきだったのか?」を調べるために、各星にクリスタル撒いたんだって。
で、セシル星のクリスタルにデータが溜まったから回収したけど、その結果は芳しいものじゃなかった。チミら、不合格。
だから星ごとブッ壊すよ残念でした~~~……という話だった。要は神っぽい人間のワガママ実験に付き合わされたのだ。 
スケールがデカイようでチンケだと思った。FF4もそうだったが、ラストの尻すぼみ感が酷い。うーん……。

そもそもこの世界のクリスタルって、一体何の役に立つんだ? 「進化を促すもの」って、そんな描写あったっけ?
クリスタルの奪い合いはFF4全編で行われていたが、各国が何故それを大事にしてるのかは語られなかった。
こういう話にするなら、各国がもっとクリスタルを活用してる姿を描くべきだっただろう。それも前作からだ。
俺は単なる象徴としか見てなかったから、いきなりそんな凄い機能があるって語られても戸惑うしかなかった。んー。
んでまぁ、ワガママ星人の逆ギレを殴って止めたら、彼も改心し、セシルらは星に戻ってめでたしめでたし。
ちなみに謎の少女は綾波みたいなもんで、デカイ試験管みたいなのが並んでる部屋に大量にいた。……しょーもない設定だ。
その大半は黒幕と共に滅んだが、うち一体をセシルらは連れ帰り、リディアが面倒見る形になった。納得いかん。チッ。
まぁ今度こそセシル星に平和が戻ったはずだから、いいか。また各国が荒れちまったけど、復興頑張ってください。
そして落ち着いたら、世界中の叡智を結集させて、対洗脳システムを作ってください。急務です。絶対ですよ!? はぁ。

今作には分岐があり、それ次第でキャラが永久離脱してしまう。かなり厳しいものである。
だが要はそのキャラを死なさなければいいわけで、概ね避けられる。データロードでやり直してもいいし。
……が。ゴルベーザ。こいつの離脱だけは必然と思っていた。俺メインで使ってたのに死んじまい、かなり戦力ダウンした。
のだが、実はこれも避けられたらしい。その戦闘の参加メンバーによって決まる分岐だったんだと。……ふざけんな!!
詳しくは書かんが、あれは分からんだろう。ゴルベーザ強いから期間限定キャラでも不自然じゃないかなと思ったし。
クリア後にそれを知ってまたかなり不快な気分になった。そいうのはカルコブリーナ程度にしといてよ。あー。

今作でパーティに入れられるキャラは非常に多く、何と20人以上。そこから自由に5人を選び、パーティを組める。
それはいいんだが……メイン5人以外には一切経験値が入らない。だから入れ替えは非現実的で、一度選べばそれが最後だ。
これも不満な調整だった。別に全員を同時成長させ、適宜入れ替え可能にしてもいいだろうに。こんなとこケチんなよ。
おかげでせっかく多くのキャラがいるのに、殆ど飾りだけだった。彼らのバンド技なんて夢のまた夢だな。
終章はダンジョンを進むだけの実に単調な作りだが、要所要所でキャラの掛け合いイベントが入る。これは結構見所がある。
セオドアとアーシュラの新時代コンビや、パロムとポロムの双子の掛け合い……ええな。糞ダンジョンの癒やしだった。
中でもセシルとカインが再び「あてにしてるぜ、カイン」「任せておけ」をやったのには叫んだ。これぞファンサービス。
これら掛け合いイベントはもっと用意してほしかった。ゲームを引っ張る魅力が他に見当たらんからなぁ……。


ふぅ。今作でもクリア後ダンジョンはある。それどころか各キャラ章でも個別にクリア後ダンジョンが用意されている。
しかし、俺はそれ全部ガン無視。クリアーはしたのでここまでにする。これ以上ゴワーゴワーを聴いたら頭が変になる。
いやー……軽い気持ちで始めた再プレー&続編だったが、残念ながらアカンかった。とにかく糞エンカ率が誤算だった。
FF4はともかく続編まであんなんとは。「続編だからこそ調整を受け継いでるんだろ」と言われりゃ、そうかもしれんけど。
ゲーム性や物語も楽しめたとは言えず、なかなかに踏んだり蹴ったりだった。でもまぁ、とにかく、プレーはした。
この事実は大事である。比類なきFF4の続編としてずっと気になってたタイトルではあった。それを、プレーはしたんだ。
ゲームはやらなきゃやったことにならない。動画? 攻略サイト? 若い子はそれで満足かもしれんが、俺は昭和人なんでね。
そのゲームが気になるなら、やるしかない。どんな感想に至ろうと、それで確実にそのゲームを自分なりに知ることが出来る。
大事なのはやること、感想なんて二の次だ。だからこれでいいのだ。……多分に強がりが入ってるが、そう思っておこう……。

俺はFFシリーズにおいて、もう一本、ずっと気になっているリメイク作がある。比類なきFF3のそれだ。DS版とPSP版がある。
FF3は俺がシリーズで初めて購入した一本で、非常に思い入れがある。中ボス戦曲「バトル2」は30年近く即ドバーな曲だ。
そんなFF3のリメイク、気にならないわけがない。……が、怖い。割と弄ったリメイクみたいだし。思い出破壊の可能性がある。
だから、DS版発売からもう13年にもなるが、プレーはしていない。でも一方でずっと「いつかはやりたい」とも思っていた。
……今作をプレーして、「やっぱ止めといた方がええかな」と思い直した。いやー。悪戯に思い出に触れるのは、危険だよ。
FF4の思い出が壊れたとまでは言わんが、微妙に濁った気はした。少なくともより強固になったわけじゃない。

でもでも!! 「ゲーオタたるもの、再プレーを怠ることなかれ」とも思うのだ。思い出とは別に、今の感想を持て、と。
もちろん時間や気力の都合があるから全ゲームでやるのは無理だが、そのつもりのあるタイトルからは、逃げちゃいかん。
うーん。まぁその、そのうち、てことでひとつ。今作に関してはやっただけで意義があった。後悔はない。当然だ。
比類なきファイナルファンタジーシリーズ旧作達への思いを新たにして了。特別な存在だから、思い出だけで終わらせない。
……でも出来れば、リメイクなり続編なりも、楽しくプレーしたいよね。そらそうやろ。何のためのゲームだよ。
ゲームに色々背負わせた結果、実に複雑な現状が出来上がった。それでもあの頃の「ファンタジー」を追い求め。これからも。
アホか。はぁ。







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Unknown (mizz)
2019-05-11 01:05:33
FFは良曲・印象深い曲が多いですよね。

自分は4は中ボス戦の音楽が好きですが
4といえば真っ先に赤い翼を思い出します。


リメイク版、ちょっと前にプレーしました。

オリジナル版をリアルタイムでプレーしていた時から思っていましたけど
カインが性能的に使いづらかったので、
最終メンバー5人以外にも使えるようになったことや
それらのキャラの強武器取れるようになったのは嬉しかったですね。

続編は…うーん…。
これ言うと「懐古厨」とか言われそうなんですが。

オリジナル版をリアルタイムでプレーした時の衝撃や楽しい思い出があって
それがあるから、時をおいてプレーしたリメイク版も楽しくプレーできたけど、
大人になって、多くのゲームを経験してからのTHE AFTER YEARSは
オリジナル版に比べて熱中できなかったです。

ストーリーやゲーム構成、ゲーム性ともに
本編に比べて著しく劣っているとは思わないし
本編より優れている部分もありましたが、
THE AFTER YEARSのリメイクが数年後に出たら買うか?と聞かれたら、まず買わないです。

一番ゲームが楽しかった頃にやったゲームって
古くても、完成度が現在のものに比べて劣ってても
やっぱ楽しいですね。

うん、やっぱ自分懐古厨っぽいですw
Unknown (ota)
2019-05-11 21:53:40
>自分は4は中ボス戦の音楽が好きですが
>4といえば真っ先に赤い翼を思い出します。
おおー、全く同感です。俺もどちらも大好きで、今もたまに「シアトリズムFFCC」で汁流しながらプレーしてます。
断言は出来ませんが、俺がゲームBGMを強く意識したのはFF4からかもしれません。影響は計り知れませんね。

>最終メンバー5人以外にも使えるようになったことや
>それらのキャラの強武器取れるようになったのは嬉しかったですね。
この追加要素はよかったんですが、エンカウント率が全部ブッ壊してしまった感じですw
各キャラでラスボスに挑む際のメッセージとか読んでみたかったんですが、気力的に無理でした。

>大人になって、多くのゲームを経験してからのTHE AFTER YEARSは
>オリジナル版に比べて熱中できなかったです。
二十歳くらいまでに触れた作品はやっぱ別格ですからね。つまらなかったことすら大きな価値になる。
俺もTAはFF4に比べあんま楽しめませんでしたが、純粋にゲーム内容に対する不満の方が強いです。
なんちゅーか、FF4の素材を使った同人ゲームのようでした。満を持して出した続編がこの出来なのはちょっと頂けません。

>うん、やっぱ自分懐古厨っぽいですw
はは。もちろん俺もです。それでも新たな作品を求めて今日もゲーム機に火を入れる。……10数年後に懐古することを望んで?w
Unknown (かまぼこ)
2019-05-14 23:10:38
FF4のこれは本編もキレイになってるしいいゲームでしたよね
続編というかファンアイテム的にもいいものだと思ってます
僕も当時あの瞬間のFF4はドラクエを超えたんではないか?と思ったくらいオリジナルは思い入れのあるソフトです
DQ5でははぐりんとか捕まえる要素でてきてまたFFvsDQなりましたがw
遊んだのが4年くらい前なのでちょっと記憶ががってなっちゃってますけど、otaさんが思いれがあるという
FF3はまさにオリジナルにまさるものナシかもしれないね現状は…
僕もDS版FF3クリアまでやったんですけど割と別物としてみるなら楽しいですよ
こういうFF3もあるみたいな感じならいいと思います!
Unknown (Unknown)
2019-05-15 10:13:33
相変わらずゲームを楽しめてない自分よがりな感想ですね
Unknown (ota)
2019-05-15 22:25:32
>>かまぼこさん
>FF4のこれは本編もキレイになってるしいいゲームでしたよね
グラフィックや音楽、総纏めソフトである点はポイント高いんですけどね……とにかくエンカウント率が極悪でした。
ほぼ移植である本編はともかく、TAは21世紀ゲームの品質に仕上げてほしかったと思います。

>僕も当時あの瞬間のFF4はドラクエを超えたんではないか?と思ったくらいオリジナルは思い入れのあるソフトです
凄かったですよねぇ。この時期はドラクエよりFFの方が製作スピードが早く、その辺でも勢いと熱さが感じられましたね。

>僕もDS版FF3クリアまでやったんですけど割と別物としてみるなら楽しいですよ
>こういうFF3もあるみたいな感じならいいと思います!
DS版当時にやる気はあったんですが、「あの4人が個人として扱われてる」というだけでかなり警戒心が湧いてしまいましてw
露と消えたワンダースワンカラー版の幻影が未だに残ってるというのもあります。つまり2Dでやってほしかったんですよね。
でもいつかは触れなきゃならないタイトルでもあります。ベタでいいんで、トロフィーだけ付けてPS4に移植してくれんかな……。
Unknown (ota)
2019-05-15 22:26:37
>>Unknown
チョッチュネ
確かにエンカはそうですよね (かまぼこ)
2019-05-17 20:42:32
ゴワーゴワーについては…オリジナルのSFC時代に
ゴワーゴワーのあと1一泊というか読み込みか0.5秒ほど止まってジャラララン♪っていつものFFバトル1イントロがなるじゃないですか
あの休みの間にLR入力するとギルをほとんど落とさないみたいな逃げ技術があったことを思い出しました
つまり僕も逃げまくってたってことを思い出しましたw
あとセシルはその逃げた時に食らったダメージの回復役(ローザは温存)みたいな感じで一応パラディン化も少しやくにたってたとおも・・いたい!

続編については人それぞれだろうしあまりなにか積極的にはいいたくないけれど、比類なきドラゴンボールの続編に通づるものがあるんじゃないかなあと思ってきました
超は認めないみたいな争いのやつです…
僕もDBで育ったので観てしまうし今のDBはこうなのかってくらいで観たりしちゃいます!映画はさすがに一人ではいけないけど(´・ω・`)

ワンダースワンは白黒のやつだけ持ってましたが持ってたゲームはスパロボWSの初代のやつだけでしたね…
たしか学生時飲んだあとゲーム屋に行ってこれ買ってみるか?くらいの勢いだったのであんまり使いこなせなかったのを思い出しました
いいゲーム機だったとは聞くのでもったいないことしたなと思っていますノーチラスが遅くてもWSでFF3でてたら良かったのにねとは思うよね
トロ要らなければ(いるけど)PS3やViのアーカイブスにあるのかな?

2重投稿だったらごめんなさい1個けしてください(エラーでた)
Unknown (ota)
2019-05-18 23:17:21
>あの休みの間にLR入力するとギルをほとんど落とさないみたいな逃げ技術があったことを思い出しました
え、そんなのあったんですか。LR逃げやギル落としは何気によく出来たシステムだと思いますが、あのエンカ率ではね……。
容量の小さい昔のゲームは必然的にボリュームが小さく、どうしても戦闘でプレー時間を稼がせる必要がありました。
新ハードと言えどSFC初期のゲームである今作はまだまだそんな時代の感覚が強く残ってる気がします。

>比類なきドラゴンボールの続編に通づるものがあるんじゃないかなあと思ってきました
あー……確かに似てますね。ちなみに俺もドラゴンボール直撃世代でありつつ、近年の展開は否定派ですw
ビルスや復活フリーザなんて正直見てられないし付き合ってられません。一応映画を観ましたが単純につまらんと思えません。
連載終了から20年以上経っても一線のコンテンツであり続けてることは嬉しいのですが……実に複雑な気分です。はぁ。

>ノーチラスが遅くてもWSでFF3でてたら良かったのにねとは思うよね
1と2は出ましたが、何よりも望まれてたのは3でした。画面写真は公開されてたんだけどなぁ。
あの頃はスクウェアと任天堂の関係が悪く、その荒波に巻き込まれたソフトという印象があります。
今ならVITAでPSPのDL版プレーというのがベストかなと思ってます。でも……うーん……。
Unknown (ひろ)
2019-11-14 15:05:05
スクエニの最近のリメイクを見るたび思うのですが、Wiiのドラクエコレクションみたいにリメイクとオリジナルそのままを同時収録すれば文句の出しようもないと思うのですが、そこまで頭がまわらないのでしょうかねぇw
Unknown (ota)
2019-11-14 21:39:46
Wiiのドラクエセットはリメイク版も含めて既出であり、開発費は殆どかかってないから出来たことだと思います。
新たに出すリメイク版なら単発で売り出せるし、オリジナル版もそれはそれで価値があるから安売りはしたくないんでしょうね。
でもオリジナル版を「買える環境」は用意しておけやといつも思います。FFはその点充実してるんですが、ドラクエは最悪です。
出し惜しみする理由が分かりません。PS4やSwitch版のテカテカした1~3を見る度に違和感で鳥肌が立ちます。嗚呼。

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