金魚姫ノート

金魚のひとりごと。金魚のあぶく。金魚の涙。金魚の吐息。

10年前の「飛梅」たどり

2024-03-31 | ひとりごと

私の10年前のブログ。
2013.3.16 「金魚姫ノート」ブログより

太宰府に行った。
目的は、さだまさしの歌「飛梅」の検証。
心字池の三つの橋で最後の橋で転びそうになってみること。
おみくじを大吉になるまで引き直すこと。
梅が枝餅を食べること。
福岡で梅の開花宣言の日、太宰府の飛梅も咲き始めていた。

さて太宰府の「飛梅」検証。

三つの橋(現在、過去、未来)の橋を渡るときに、三つ目の橋で転びそうになったとは、未来に不安を感じたってことよね。

おみくじは中吉だった。
もっかいひいたら・・・中吉だった。二回で断念。
大吉が出るまでおみくじを引くことは、あきらめた。

太宰府の参道には梅が枝餅の店が数十件並んでいる。
どの店がいいのん?どうちがうのん?
人が並んでいる店が有名?
そう思ったけど、行く時と帰る時では並んでいる店が違った。
並ぶから並ぶ・・・そんな人間の心理かしら?
行ったり来たりの挙句に、あんまり並んでいないけど、手際のよいおばさんの店で買った。
君がひとつ。僕が半分って歌詞にはあるが、
中途半端だから、一つずつ食べた。
桜茶のサービスもあり、購入の店の選択は正解だった。

今鳩が舞う・・・の歌詞に、空を見上げたけれど、見当たらず。
駅前まで戻ってきたら、鳩が地面で遊んでいた。

ホテルに帰って、テレビを見ていたら
「今日福岡で梅の開花宣言されました」ってニュース。

太宰府は春 いずれにしても春だった。




 
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道真忌「飛び梅」の歌辿る旅

2024-03-30 | ひとりごと
コンサートの日はちょうど菅原道真の命日で、さだまさしの「飛梅」も熱唱された。この歌は道真公の飛梅伝説を背景につくられたものである。スクリーンでは彼と友人の男性二人による歌詞再現映像が映されていた。
「君が転びそうになった時初めて君の手に触れた」
「大吉が出るまで神籤を引いた」
「君がひとつ僕が半分梅が枝餅を食べた」
「あの日と同じ鳩が舞う」
「太宰府は春 いずれにしても春」
演者が男性二人なので、少しコント風ではあったが、会場のアトホームな雰囲気と相まって、冷たかった雨がなんだか春めいて感じられた。
私は十年前に太宰府に行った。
息子の結婚相手のご両親にご挨拶で博多に行き、その時に太宰府に参拝した。
そして「飛梅」の歌詞を確認しながら再現して演じた。なにしろ演者が夫と私だから、言うまでもなくコントか寸劇だった。
はたして、太宰府を訪ねた人の何人が「飛梅」の歌詞をシナリオにしてコント(?)を演じるのか・・・
舞台で歌っている彼と同じ場所で、同じことをして、これって同じ感性やんって思ったら、なんだか益々親しみを感じ、勝手に仲間意識を持って、拍手にも力が入った。
実は息子が修学旅行で太宰府に行ったときに、「橋が三つあって、過去の橋は振り向かず、現在の橋は立ち止まらず、未来の橋はつまずかずって言われたのに、最後につまづいたわ!」って、なんだか得意気に話してことが意識に残っていた。
「太宰府は春 いずれにしても春」
なんじゃかんじゃいうても どっちゃにしても 春やねん。

この最後に突き放されたような決め台詞が
「そうやんなー、春やんなー」と納得して心地良い。
未来の橋でつまづいても、春やんなーの言葉で救われる。










































































































































































































































































































































































































































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田辺聖子さんを学ぶ

2024-03-25 | ひとりごと
「田辺文学と大阪弁」の講座に参加した。
以前から「あなたは田辺聖子さんの影響をずいぶん受けているよね」と言われる。確かに田辺小説の登場人物に共感することは多い。
「姥シリーズ」の主人公の歌子さんはまさしく私の母そっくり。
考え方、おしゃれ具合、生き様までが似ているので、母がモデルだと勝手に思う。
「お気に入りの孤独」の主人公風里さんの考え方や、「女の日時計」「ベッドの思惑」「猫も杓子も」それぞれの主人公の根底に流れるものに共鳴することが多い。
今回は田辺文学の内容より、大阪弁の使い方にスポットを当てた講座だった。
我が愛する大阪弁。
「まあええやん」
「そんなこというてもどないもこないも・・・」
右左、善悪、〇✖、多くの決断を余儀なくされている毎日の生活の中で、できたら白黒つけずに、曖昧模糊の平穏を望む私にとって、どっちつかずの言い回しができる大阪弁は居心地が良い。
勿論、迫力ある大阪弁も存在するが、田辺聖子さんが「大阪弁で恋愛小説を書く」という偉業を成し遂げられたことに敬意を表したい。


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春の雨 レトロなカフェの コンサート

2024-03-08 | ひとりごと
夫の友達の息子さんが神戸三宮のバーでコンサートをするらしい。
さだまさしの歌のコピーをされているらしい。
そんな「らしい」だけの情報で、三宮に向かった。
レトロなカフェバーは満員の客。しかも皆が今日のコンサートを心待ちにして、楽しみに集まっているようすがわかる。
前半がオリジナル曲、後半がさだまさしの世界へ・・・
まずはオリジナル曲にぶったまげた。
確かに彼の世界観はさだまさしそのもの。
彼が中学生の時にお父さんが親戚の結婚式で歌った「案山子」を聴いてから、ドハマりして今日があるとのこと。
コピーやものまねを越えて、さだまさしの世界のまだ奥に、こんなに純粋で汚されてない場所があったのか。。。と心洗われる場所に誘われた気がした。
本家のさだまさし様もきっとビックリされると思う。
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天王寺動物園 老後の課題

2024-03-07 | ひとりごと
天王寺動物園マツゲ君の話を友人にしたので、このモヤモヤの気持ちは分け合って薄まると思いきや、謎は深まり、友人たちにもモヤモヤが伝染して「天王寺動物園マツゲ長い動物」と言う検索ワードが増えていると思う。解決したら教えてねと言われ、このまま放置するのも中途半端なので、メールでダメなら直接電話で聞いてみた。
まずはフレンドシップ広場にはマツゲの長い動物はいませんと言い切られ、他の場所にいるキリン、ダチョウ、エミュー、ラクダ、など、マツゲの長そうな動物を教えてくれたが、謎は深まるばかり。
年間パスポート2000円とか、老後の楽しみに課題として保留しておこうと思う。

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天王寺動物園 マツゲ君調査

2024-03-06 | ひとりごと
謎の生き物が気になって、さっそく天王寺動物園にメールで問い合わせるも、工事中で忙しいのか返信なく、毎日悶々としながら、夫と、「あれは何やったんやろなあ?」と溜息。
夫婦二人して夢をみたか、二人して同程度に呆けたか?
大きさやイメージは二人とも一緒で、1メートルくらいの至近距離で、目線は同じくらいの高さ。飛びかかってくるような危険な意識はなく、映画「君たちはどう生きるか」に出てくる謎のアオサギのようなイメージ。
で、「見に行くしかないよね」との結論で、再度天王寺動物園に行った。
前回は数十年ぶりに行って、今回は、まだ一か月も経っていないのに入園。
動物園適齢期に突入したのかも。
しかも前回入園後に鳥インフルエンザ発生で、今回は「鳥類は見れません」との看板もあり、数少ない動物より入園者の人間観察のほうが楽しいと思う。
そんな中、目指すはフレンドシップガーデン。教室一部屋くらいの大きさで、動物の種類も限られているので、すぐに疑問は判明すると思っていたのに・・・わからへん。そんなんおらん。マツゲ君はいてへん。でした。
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天王寺動物園 謎の生き物

2024-03-05 | ひとりごと
 動物があまりいなくても、工事中の塀に囲まれていても、動物園の中に一歩入ると、昔々に観た象さん、キリンさん、ライオンさんのイメージが蘇り、子供達との思い出も含めて温かい気持ちになります。
そして、今は動物たちはいなくても、きっと春になったらみんな元気になって表に出てきてくれることを信じて、「また来たいね」と思いました。
出口の近くに「ふれんどしっぷガーデン」がありました。
羊とヤギと馬と天竺ネズミと・・・餌をあげたり触れ合えるコーナーでした。
たぶんその場所だったのですが、
マツゲが鉄線のように太くて長くてクルリとカールしていて、でも本数は少ない動物に遭遇しました。
マツゲの印象がインパクトあり過ぎて、いったい何の動物だったのでしょう。
写真も撮っていないし、しかも夫も私も、「すごい太いマツゲやったね」の感想だけで他の情報もなく、ナンダッタ?夢か?幻か?
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天王寺動物園 クマさん大活躍

2024-03-04 | ひとりごと
天王寺動物園に行きました。
「お孫さんを連れてくるのを忘れてきたのですか?」と言われそうな爺婆カップルです。
目的は、、、万歩計一日5000歩を目指して歩くためです。
入園するなり工事中の塀だらけで、目に入る看板には「老齢で亡くなりました!」「体調不良で別室で安静中!」「鳥インフルエンザの関係で別場所に移動」
コロナ以来、何かの事情で本来の状態で展示できないことに、ある意味慣れっこになっているようです。
入園者は続々と大盛況に近い状態です。本来なら、入園料返せ!って言われても仕方ない状態ですが、バギーを押した家族連れも、孫の手を引いた爺婆達も、空っぽの檻とその言い訳にも近い案内の文章を読みながら、黙々と歩いていました。
すごい人だかりの場所がありました。数十人、百人近く・・・その視線の先にはホッキョククマ君がウロウロ。
多くの視線を一手に引き受けて、右往左往するだけで、観客は「クマさんが動いているよ!」と大喜びしているのです。動物園での写真にはやはり動物が映り込まなくては愛想なしですから、白いクマさんはあちこちからカメラを構えられて大活躍でした。特別手当に美味しいお魚もらったかな。
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三田オープンガーデン後日談(2024年)裏話

2024-03-03 | ひとりごと
「15年前、駅前で緑色の冊子をいただいて、三田オープンガーデン見学に参加しました」とお話しました。すると本棚から冊子の束を出して来られ、その一番下の冊子が私の持っている15年前のものでした。
「ちょうど15年前にここに引っ越ししてきて、初めてオープンガーデン見学のイベントに参加して、お庭を見て回りましたよ。どこかでお会いしてたかもしれませんね」と言われました。
数年後には、ご自宅のお庭もオープンガーデンイベント時に開放されて、多くのガーデニング愛好家の方とお友達になられたとか。
「15年前」「三田オープンガーデン」共通のキーワードで盛り上がりました。
人が何かに愛情を注ぐ様子を見せていただくことが、自分の刺激にもなり、気持ちが豊かになる事であるとあらためて実感しました。
樹や草花を育てる豊かな土作りに力を注がれていること、多くの人と出会い、家や庭や花を媒体にして豊かな人間関係を育まれていること、学ばせていただきました。
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三田オープンガーデン後日談(2024年)

2024-03-02 | ひとりごと
  夫は同窓会で再会した友人のお誘いをいただき、兵庫県三田のお宅に訪問。
「素敵な家、おしゃれな庭やった」と言うのを聞きながら、ふと15年前の三田オープンガーデンの事を思い出した。お友達に「実は私は三田オープンガーデンに憧れて、15年前に行きました!」って言いたいな。そう話していたら、「家と庭の映像を記念に残したいからカメラマンを紹介してほしい」と相談があった。夫の再度の訪問に「奥様もぜひに」とのお許しをいただき、お宅訪問の夢が叶った。
 立派な門構え、ヨーロピアンな雰囲気、重厚な家具と調度、贅沢なシャンデリア、おしゃれな壁紙、などなど、出していただいた茶器も、BGMも、その行き届いた心配りに大感動。
 15年前の三田オープンガーデンのその後に、こんなドラマが待ち受けていたとは。驚きの展開に、受け入れてくださったS様と私の夢の実現に協力してくれた夫に改めて感謝。
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