尻無川鉄橋
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ネットニュースで「院内暴力 病院職員の４割被害」とあった。
どこの職場でも、いろいろあるのね～。
幸い、私を攻撃したり、罵詈雑言を浴びるという経験はないが、
「お前！」よばわりや、
税金泥棒よばわりは、その言葉の洗礼を受けた。
世の中にはいろんな人がいる。
「オイ！」って呼ばれたから、「ハーイ」と笑顔で走って行ったら、
「話のわかる奴呼んで来い」って言われた。
なんで、私が話が分からない奴ってわかったんやろ？？
笑顔は魔除け、笑顔は厄除けになっているのかもね。
ドームは最高に現代的、近代的、未来空間、宇宙・・・そんなイメージ。
尻無川を渡って、川をはさんでドームを眺めたら、
互いに一緒に並ぶことのない者同士が同じフレームの中に収まって、なんだか恥ずかしそうな景色。
ドームとドラム缶。
ドームと作業船。
３～４年前にもカメラを持って、尻無川を歩いた。
今回歩いてみて、驚いた。
川沿いには赤、青、緑と原色の色が目に飛び込んでくる。
以前は、錆びたドラム缶、朽ちた板、ちぎれた有刺鉄線だったのに、
青いドラム缶、緑の船、赤いクレーン。
「ペンキ塗り立て」の看板があってもいいくらい、鮮やかな色の景色に様変わりしていた。
JR大正駅から尻無川に沿って下る。
ハワイのサーフィンの町、ノースショアにも似て、可愛い色使いの店が並ぶ。
夜にはすっかり大人の町に様変わり。
古さが夜の帳の中に消え、ますます異国情緒たっぷりで、
ハワイの解放感と、香港の下町らしい親しみとが混ざったような不思議空間の尻無川の畔。
私が自転車に初めて乗れたのは、３０歳過ぎてからで、
近所の大型スーパーの駐車場で、夜に練習した。
最初は、前かごに大根と牛乳を入れただけで、フラフラ。
最近知ったのだが、私の小学校の同級生、
自転車に乗れない人が多い。
なにしろ都会のドーナツ化現象の真ん中の梅田堂島出身の同級生たち。
ドーチカ（堂島地下センター）が通学路だから、
自転車に乗る必要性がなく、遊びもビルの屋上だった。
なので、今も、自転車は乗れないという人が多いのだ。
友人は、娘とのべルギー旅行で、自転車で回る計画のために夜な夜な練習。
子供用レンタサイクルで、命がけでのサイクリングだったらしい。
私も大人になってからのライダーなので、
肩に力入るし、対向車があると、すぐに降りるし、いまだに緊張する。
そして、私の一番の苦手は、自転車の後ろの荷台に、
何かを載せて自転車用のゴムひもでくくりつける事。
くくりつける事は不可能に近い。
できたッと思って、自転車を動かそうとすると、ユルユルで、グラグラ。
まあ、人にはどうしてもできない事がひとつふたつあったほうが、可愛いよね～と自分を慰めてはみるものの、使いこなせない自転車のゴムひも。
せめて、自転車を見つけ出す時に役だってほしいから、目立つ真っ赤なゴムひもにした。
私の持ち物、赤い携帯、赤いパソコン、赤い鞄、赤い水筒、
キッチンでは、赤いスポンジ、赤いザル、赤いボール、赤いランチョンマット、
庭掃除をするとき、赤い腰エプロンを巻いて、赤い軍手をします。
掃除のときは、赤いゴム手袋をします。
私の生活の中で、赤は元気、やる気の素です。
