曲目
1. Jan Jan
2. Farid
3. Bottom of the Barrel
4. Walk on By
5. More Today Than Yesterday
6. One More Chance
7. Patches
8. I Am Somebody
これって真剣になって聴くものなのでしょうか?
このフレーズがああだとか、ここのアンサンブルがどうだ、とか・・・って考えながら聴く音楽なのでしょうか?
さっきからヘッドフォンで大音量にして聴いているのだが、頭がクラクラきてます。
まぁ、クソ暑い中、クーラーもつけないで聴いているという自分も悲しいが、なんだか、思考回路停止、というか、判断能力が焼きたてのトーストの上で溶けてゆくバターのようにとろとろになっています。
グラント・グリーンのアルバムを聴いて、『物凄いフレーズ』とか『超絶技巧』とか言うキーワードが頭に浮かんだためしは無い。
ただあるのは、『勝手に走り去ってゆくリズム』とか『けつを蹴り上げられるような振動』とか『背中を見知らぬ人が押してくれているようなスピード感』とかだ。
それはそれで良いのではないでしょうか?
『何も考えない』ってのもなんだけど、べつに無理に考えたって仕方がない世界ってのもあるだろうし、是非あってほしい。
ただでさえ世知辛い世の中なのだから、音楽を聴く時くらいは何も考えず、ただただ音の洪水にのまれるってのもアリだと思います。
それと、やっぱあれだね。
『大音量で聴く』・・・ってのがミソだね。
音楽の中では、大音量で聴いてこそ、大音量できいてナンボのものもある。
ハードロック、ヘヴィーメタルなどはその典型ですね。
プログレやPOPSなども、どっちかといえば大きい音のほうが身体に効く。
ラテンやサンバなんてのもそうだし、フォークやボサノヴァをしみじみと小さな音で聴かなければならない法律なんてない。
ファンク、R&B、クラシック・・・
・・・って、なんだ全部じゃん。
とどのつまり、音楽はできるなら『大きな音』で聴きたいし、聴いてこそ・・・ってのもあると思う。
ということで、一刻も早く完全防音設備のついた部屋を作りたいと思っています。
なので・・・誰かお金ください。