低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない―初調査で判明・厚労省(時事通信) - goo ニュース
調査して公開した事は褒めてもいいかもしれない。
しかし、
年収200万以下の就労人口が、
1000万人を超えている。
その実態の中で、
こういう調査をしそれを公表する。
あまりにも「想定内」すぎると思う。
都市部の人たちが運動量が多いのは、
これは間違いない。
1時間の通勤は当たり前だというが、
往復2時間、階段の上下。徒歩、立ったまま。などなど、
その2時間はかなりの運動量になるはず。
ただ、
東京都下で日給で生活する教え子。
27歳の男性。
工業高卒で関東圏の自動車工場に就職。
しかし、不況のあおりで解雇され、その後は
それこそ、上野で1ヶ月過ごしたらしい。
そして、今は日雇い労働者。
昨年の暮れに高速バスで帰ってきた。
彼の食生活は、
朝:コンビニおにぎり3個。
昼:コンビニ弁当
夕:コンビニか弁当屋の弁当に発泡酒
そして、喫煙。
日給は、8000円だという。
住処の代金が1日1500円らしい。
それも、4人から6人が一部屋だと。
部活で鍛えた頃の引き締まった身体は消えて、
メタボ腹になっていた。
一緒に入ったスパ銭で驚いたことだった。
身体の色もよくなく、顔にはニキビのようなものが増えて、
衛生状態も環境も劣悪だろうと感じた。
仕事は本当にきついが、
ねぐらの前からバスでの移動。
現場近くのコンビニで飲み物や弁当を買うと。
休日は、日曜日か、週一でどこかにある。
日給はいつ働いても変化無しだと。
我が家で3泊して、実家で1泊。
ひたすらに野菜を食べさせた。
あ・・・もちろん肉も。
母親は再婚して、そのだんなとどうしてもうまく行かないと言う。
それは、彼が17歳の時。
だから、失業したときも連絡しなかったと。
高知で就職をしようにも、
なかなか無いし、居たくないと。
もちろん、年収は200万に満たない。
同じく、34歳の教え子が、
東京で都営地下鉄の清掃会社で働いている。
そいつに、メールを送り、電話で話して、
パートからでもいいので、就職をさせるよう斡旋を依頼した。
先週だった。
2月から雇用されると、連絡があり、すぐに本人に連絡をする。
しかし、携帯を所持してなく。
彼から聞いた電話番号に連絡をお願いする。
この国の経済状況がどれだけ悪化しているか。
しかし、
大企業に就職した教え子は、
結構な金額の年収があり、そして休日もある。
「富の再分配」という教科書にもあまりにも微細に扱われる、
民主経済の大原則。
それが、あまりにもこの国や世界のあちこちで
ないがしろにされてしまった。
民主主義は選挙だと
平気で教え込む、愚かな社会科教師がたくさん存在するが、
「富の再分配」をきちんと教える事は彼らはできない。
この厚生労働省のとぼけた調査には、
イライラするが、
しかし、
この実態から何を学ぶのか。
この実態から何を考えるのか。
それは、
誰でもない、主権者としての責務だと思う。
調査して公開した事は褒めてもいいかもしれない。
しかし、
年収200万以下の就労人口が、
1000万人を超えている。
その実態の中で、
こういう調査をしそれを公表する。
あまりにも「想定内」すぎると思う。
都市部の人たちが運動量が多いのは、
これは間違いない。
1時間の通勤は当たり前だというが、
往復2時間、階段の上下。徒歩、立ったまま。などなど、
その2時間はかなりの運動量になるはず。
ただ、
東京都下で日給で生活する教え子。
27歳の男性。
工業高卒で関東圏の自動車工場に就職。
しかし、不況のあおりで解雇され、その後は
それこそ、上野で1ヶ月過ごしたらしい。
そして、今は日雇い労働者。
昨年の暮れに高速バスで帰ってきた。
彼の食生活は、
朝:コンビニおにぎり3個。
昼:コンビニ弁当
夕:コンビニか弁当屋の弁当に発泡酒
そして、喫煙。
日給は、8000円だという。
住処の代金が1日1500円らしい。
それも、4人から6人が一部屋だと。
部活で鍛えた頃の引き締まった身体は消えて、
メタボ腹になっていた。
一緒に入ったスパ銭で驚いたことだった。
身体の色もよくなく、顔にはニキビのようなものが増えて、
衛生状態も環境も劣悪だろうと感じた。
仕事は本当にきついが、
ねぐらの前からバスでの移動。
現場近くのコンビニで飲み物や弁当を買うと。
休日は、日曜日か、週一でどこかにある。
日給はいつ働いても変化無しだと。
我が家で3泊して、実家で1泊。
ひたすらに野菜を食べさせた。
あ・・・もちろん肉も。
母親は再婚して、そのだんなとどうしてもうまく行かないと言う。
それは、彼が17歳の時。
だから、失業したときも連絡しなかったと。
高知で就職をしようにも、
なかなか無いし、居たくないと。
もちろん、年収は200万に満たない。
同じく、34歳の教え子が、
東京で都営地下鉄の清掃会社で働いている。
そいつに、メールを送り、電話で話して、
パートからでもいいので、就職をさせるよう斡旋を依頼した。
先週だった。
2月から雇用されると、連絡があり、すぐに本人に連絡をする。
しかし、携帯を所持してなく。
彼から聞いた電話番号に連絡をお願いする。
この国の経済状況がどれだけ悪化しているか。
しかし、
大企業に就職した教え子は、
結構な金額の年収があり、そして休日もある。
「富の再分配」という教科書にもあまりにも微細に扱われる、
民主経済の大原則。
それが、あまりにもこの国や世界のあちこちで
ないがしろにされてしまった。
民主主義は選挙だと
平気で教え込む、愚かな社会科教師がたくさん存在するが、
「富の再分配」をきちんと教える事は彼らはできない。
この厚生労働省のとぼけた調査には、
イライラするが、
しかし、
この実態から何を学ぶのか。
この実態から何を考えるのか。
それは、
誰でもない、主権者としての責務だと思う。