土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

【国防】 プロジェクト ネオヤマト 3 (日本の海岸線を護り切れ!)

2013-12-13 11:44:57 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

この冬、特定秘密保護法が可決成立したことは、日本の国防を考える上で、とても重要でした。
なぜならこれで、世界一の軍事大国である同盟国アメリカとの、最新軍事情報を共有することができるようになったからです。
それは、アメリカの最新武器を、日本もこれまで以上に使える可能性も出てきたことを意味します。

国防プロジェクト・ビッグマックセットも夢ではありません。(笑)

ただ日本を護るための案を、今のうちに出しておく事は重要ですし、当ブログの記事が、
ともすれば左翼的世論にふらつく日本政府の、国防に関する施策に関する、一定の批判眼の一つになればと思っております。

さて、プロジェクト・ネオヤマトは、日本列島要塞論です。
この日本をどうやって護るかの基本は、たとえ攻撃されたとしても屈せず、決して支配されない・・・です。

もちろん攻撃されないことが重要ですけど、支配できないということは、相手側からすれば、攻撃損になるわけですね。
割が合わないので、大抵の場合敵国は、最初から、侵略対象ですらなかったように振舞う訳ですね。(笑)

「いやぁ、兄弟(日本のこと)。何か誤解していないか?」
「俺達は、ずっと前から、お前たちと仲良くやって来たじゃないか。」
「なぁ、そうだろう?」

な~んてジャイアンみたいに、白々しいことを急に言い始めたりするんですね。(笑)

実はこれは、国防の基本中の基本なのです。
他国に、攻撃の隙を与えてはいけないわけです。
隙があれば、出来心は生じてしまうものだからです。

つまり要するに、敵国に支配できないようにすれば、結局攻撃もされない・・・ということですね。

この点で日本は、とても地理的に有利になっております。
それは、四方を海で囲まれているからです。

歴史上日本は、この地理的条件によって、何度も何度も国難を退けております。
この有利な地理的条件は、最大限に生かすべきです。

敵国からすれば、日本ほどの大国、そして1億以上の人口を抱えた国を、侵略しそして支配しようとすれば、
相当な陸軍兵を日本本土に、直接上陸させる必要があるからです。

陸伝いであれば、多くの兵士を一度に移動させる事ができますが、
海に囲まれた地形であれば、当然船を使っての兵士の移動となりますね。
飛行機で国家を支配できるほどの、一度に大量の軍人を送り込むことは、現文明下では不可能です。

つ・ま・り、中国のような、大量の人口を抱えた国であっても、相当の数の軍艦を、日本の港に入れさえしなければ、
支配されるような数の兵士を、本土上陸させることは不可能ですから、日本は海を護れば良いことになります。

ですから日本は、海の制海権を手放さないことです。
そのためには、原子力空母や原子力潜水艦が有効です。

そして、たとえ制海権を取られたとしても、
相手国の軍艦や上陸用のボートを、日本の海岸に接岸させなけれれば、日本を支配させる事は簡単に防げます。

重装備の兵士が、泳いで上陸する事など、絶対にできませんからね。(笑)

となると、日本の全ての港湾や河口、そして砂浜や浅い岩礁の外側に、
津波対策も兼ねて、鉄壁の防波堤を張り巡らせれば、日本は護れるということになります。

ただ、船が出入りできないような構造であれば、貿易もできませんので、
いざというときにだけ防波堤の機能を発揮する、浮上式防波堤が最適ということになります。

http://www.obayashi.co.jp/service_and_technology/related/tech_d001


これを敵国の進入時に浮上させて、船の接岸を、海上で完全にシャットアウトするのです。
これで港湾を塞ぐことが出来れば、それでもう、大きな戦艦は接岸できません。
また、河口や砂浜、浅い岩礁などを塞げば、上陸用ボートで兵士を上陸させることはできないです。

人の住んでいる所は、おおむね上記の基準でカバーできますし、
残りは断崖絶壁、荒波がぶつかる危険な海岸しか残っておりません。

そういうところには、恐らく重装備の兵士は上陸できないし、
万が一上陸されたとしても、それだけで相当な死者が、相手国に出るはずです。(笑)

アメリカの海兵隊のような、屈強な兵士が少人数ずつしか上って来れないので、崖の上から、粛々と砲撃して行けばよろしいです。(爆笑)

しかしこの浮上式防波堤は、かなりの強度は持っていますが、そのままでは、砲撃等への対応はされていないと思われます。

そこで、人気TV番組、ほこ×たてなどに出てくる、日本のスーパー技術によって、
外壁を強化し、船舶の故意のぶつけや砲撃に耐えうるよう、改良を加える必要はあると思います。

しかし、貫通しない金属の技術も、剥がれることなく鉄を錆びさせない技術も、今の日本にはあります。

http://www.nittan.co.jp/ http://www.m-2nd.co.jp/

技術大国日本の面目躍如であり、大いに活用するべきです。

そして、これらの日本企業単独では、事業規模に対応できないのであれば、
政府がテクノロジーを買い取り、全国の類似企業群が一体となって、オールジャパン体制で、
国防と防災事業に当たらせれば良いし、日本国が使用権を持っていれば、友好国にその技術供与も可能です。

言わば、対中国版の、現代日本版の万里の長城を造れば良いと考えます。
私はこれで、島国日本の他国からの侵略は、完全に防げると思います。

そしてそれは、防災や景気対策、日本企業の強化も兼ねておりますし、
兵士や武器を効率的に使えるので、長期的視野に立てば、防衛負担そのものが、大幅に軽減されると予想します。

ネオヤマト3は、とてもお買い得な選択だと思います。  


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1 コメント

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Unknown (泣き虫ウンモ)
2013-12-13 21:02:34
最初の段階としては、いいと思いますね。
ただ、米国の力が弱まるのを想定して、攻撃性の高い兵器というか戦闘力も身につけないといけないかな。
日本は、現代のローマではないのですが、そういう役割を一時的に担わないといけなくなるかなと思います。
特に隣国は、日本の軍事力の凄まじさというか、分かりやすい納得のしやすいものを見ないと、黙らないでしょうね。
まぁ、隣国だけではなく世界が対象になるかな。
もちろん、攻撃する目的ではなくても、一時的に保有しないと世界を護れないということですね。

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