土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

安倍首相は、変質したと思う。

2014-11-10 20:02:30 | この国を守るために

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
多忙ゆえ記事更新が遅れ、久しぶりのエントリーでございます。

本日日本時間の午後、日本の安倍首相と中国の習近平(シー シーピン)国家主席が、 中国にて首脳会談を行いました。
率直に言って、首相は中国に行って良かったのでしょうか?

今、小笠原諸島沖の、日本の排他的水域において、中国漁船がサンゴを密漁しているこの時期に、
本当に、中国に首脳会談など、して良かったのでしょうか?

通常の人間関係で考えてください。
お隣の家の悪がきが、我が家に勝手に入り込んで、盗みを働いている真っ最中、
お隣に行って、「これから、関係改善を図っていこう。」などと、共同声明しますでしょうか?

関係改善も何も、あったもんじゃぁないのが、普通なのではないでしょうか?

「あいつら(中国の密漁船)を、何とかしろ!」と怒鳴り込むならいざ知らず、
「関係改善を図っていこう。」というのは、お門違いなのではないでしょうか?

これを普通の人間関係でたとえるならば、 悪がきの盗みは棚に上げる行為ですから、
「サンゴ、持って行っていいよ。」というメッセージになります。

今回の安倍首相、今のタイミングでの安倍首相の訪中は、屈服外交ではないのでしょうか?

「当初から予定が入っていたから、致し方なし。」 というならば、キャンセルすれば良いことです。

私が首相ならば、今の時期に、小笠原諸島の不法侵入を取り締まらない国家に、絶対に訪問などしません。

予定をキャンセルし、ウクライナに出向いて、ロシアとウクライナとの関係改善策を提示します。

なぜ安倍首相は、この時期に訪中しなければいけなかったのでしょうか?

首相は、左傾化したと私は思います。

内閣閣僚のスキャンダル等で、反対勢力の意見や、親中派の公明党の顔色を伺う必要性が出てきているはずです。
でなければ、政権運営が危なくなってきていて、
12月に控えている、10%消費増税後の政権が危なくなってきているはずです。

だとすれば・・・
安倍首相は、自らの政権運営のために、志を捨てたことになります。

土佐のくじらは、この国を愛する者です。
土佐のくじらは、もう安倍首相を、支持することはできません。