社会保険労務士日記

ほんとうのさいわいってなんだろう?
「社会保険労務士」の存在意義を探し求めて彷徨う日々

中立ということ

2009-02-15 00:47:26 | 徒然

昨日土曜日午前中は開業セミナーの講師

2時間半で収まるはずはなく
実に中途半端な話になってしまい
私自身が欲求不満

昼抜きでJ労組に移動
全国委員会のディスカッションに参加
各グループの報告を聞くのがメインで
最後に4点だけ指摘
言いっぱなしで帰ってしまい申し訳ない

また開業セミナーへ

こちらの講師とのディスカッションは
ちょうど終わったところで
私への質問は飲み会の席へ持ち越し

その飲み会での話の中で気になったこと

「○○さんの中立であるべきだというのは・・・」
いや私は労使間で中立であれとは言ってませんよ

中立は「中立」という政治性であり
それを自覚して中立であろうとするならともかく
使用者と労働者の間で等距離を保とうとするなら
そんな立場ほど危ういものはないし
そんな姿勢はどちらからも信頼されるものではない

使用者の立場、労働者の立場があるように
監督官の立場、オルグの立場がそれぞれあるように
社会保険労務士としての立場で
Professionalとしての仕事をすること
これは中立であることとは違います

立ち位置の定まらないまま
中立を目指してはいけません



 人気ブログランキング 法律・法学へ にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ ぽちっとな

ここまでお読みいただきありがとうございます

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 監督官の思考回路 | トップ | コメント御礼(323) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どうも有難うございました♪ (そら)
2009-02-15 02:03:08
先生!!
今日はとても有意義な講義を
ありがとうございました♪

『Professionalとしての仕事をすること』
という先生のお言葉が
とても心に響きました。

私の未来の道は文字通り未知ですが、
必ず開業しようと思います。

どうぞ、これからも宜しくお願い致します♪

(ピンクの名刺のそらでした・・・)


ありがとうございました (かこ@社労士)
2009-02-15 17:56:46
昨日はありがとうございました。
「会社側」だとか「労働者側」だとか、あるいは「中立」だとか、そういった既成概念が、がらがらと崩れるような、心地よいショックがありました。
「社会保険労務士の立場」ということについて、きちんと考え続けていきたいと思います。

コメントを投稿

徒然」カテゴリの最新記事