いつも冒頭で事業仕分けとの違いを説明されますが、事業仕分けに対する理解については異議あり!しかし、そんなこと今言っても仕方がないので、三木の事業改善は、事業仕分けとは違う手法であることは確かなようです。
今日は
広報みきの発行について
ふるさと納税について
職員の駐車場利用について
JAみらい館の土地利用について
改善についての結果は3日以内でHP公表ということなので詳しくはそちらを見ていただくことにして、この改善会議の印象をひとこと
市は、改善案として、いずれも1案2案を出しています。そして説明ではあくまでも例示であり、それにはとらわれず論議していただきたいとしています。
しかし今日傍聴した限りではやはり、1案2案にひっぱられてしまい、そのあたりの論議になってしまいました。
そもそも、説明者と改善案をだしたところが同じであり、データや他市の例も案にあわせた例なので、とらわれずといわれても無理な話。あくまでも論議の組み立てが仕分け人主体の事業仕分けと大きく違うところです。
それと、改善案をだしたところが、本当にその部署の改善案なのか、他の部署、例えば財政としては改善になるけれど、事業を担当している課の事業目的を考えると本当に改善案として考えているのだろうかという、疑問が残ります。
今後の事業についてもおなじような疑問の事業があります。
そもそも、説明者はその事業は必要性があって実施しているものであり、それに対して違う視点からの指摘をして、議論する中で、精査して結論を出すというプロセスが事業仕分け。
だから、例えば事業をしている課と違う部署のメンバーが改善案をだしているのならまだ分かるのです。
それが事業説明と改善案が一緒なので、改善案なのか事業そのものなのか説明者が自己矛盾を起こしてしまいかねない、という見ていても苦しさがありました。
4事業を時間をかけて改善してくださった、改善人の皆様、担当職員の皆様、おつかれさまでした。傍聴していただけでもぐったり疲れてしまったほどですから、さぞやとお察しいたします。