毎日が馬三昧。
馬体の話を中心に出走馬チェック、POGネタ、重賞レース展望・回顧など
 



春のGIも宝塚記念を残すのみ、もうすっかり夏競馬へ心は向き始めています。今週のレースも今後へ向けてという馬たちが出走してきます。頭数が多いので特に気になった馬だけピックアップ。

ファルコンSからはケイアイフウジンの立派な馬体が目立つ。アフリートの仔なので立派なのも当然か。全体的に窮屈なところがなく、肩や首のラインにゆとりがあって単なる筋肉質とは違うのが好感。完成度の高い馬体。

シンボリグランは昨年POGでとろうかどうか最後まで迷って切ってしまったが、結果的には大失敗。未勝利を抜け出すのに8戦も要したのに初勝利から3ヶ月で3勝を挙げるという出世振り。父グランドロッジはチーフズクラウンの直仔で正直サンプルがなくよく分からないが、この馬自身は肩の筋肉、トモのつくり、そして全体の流れるようなラインが非常にすばらしい。短距離で実績を挙げているが体のつくりは胴長に近く、長い距離もこなせそうな印象の馬。馬体の印象と戦績があまり結びつかないが、バランスは非常によく毛づやもいい。

巨漢でバランスがいいといえばマイネルアルビオンも素晴らしい。トモや前の筋肉の発達は顕著だが、全体にラインがきれいでクビも低く、しなやかに走る姿が想像できるほど良いつくりの馬。体全体から力がみなぎっている。同じマイネルラヴ産駒のマイネルハーティーとは筋肉の質が全く異なる、こちらはパワーとスピードを併せ持つタイプか。

エプソムCトーセンダンティに注目。もともとボッテリした腹回りが多いホワイトマズル産駒でこの馬も例外ではないが今回はしっかり絞れている。アバラが浮いてギュッと詰まった馬体。前の筋肉が非常に発達しており、トモも丸みを帯びてなかなかの張り。立ち姿もしゃんとしていてこれまでにない気合を感じる。

個人的に応援しているカンファーベストだが、この馬なりに良くは見せている感じ。もともとそれほど見栄えする馬ではなくバランス的にトモが甘い印象に写るが、無駄な肉はほとんどなく、完成度の高い馬体。特にデキ落ちは感じられないので、当日のパドックで毛づや良くみせていれば前走以上には走ってくる。

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