毎日が馬三昧。
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上位の人気が割れて、混戦模様のプロキオンSでしたが、蓋を開けてみればブルーコンコルドが力の違いを見せつけ完勝と言っていい内容で初めてダート重賞の勲章を手に入れました。
予想通りサイレンスボーイが軽快に飛ばし、よどみのない展開、ブルーコンコルドやニホンピロサートといった有力馬は3コーナーから早めに進出し直線では2頭のレースになるか?とおもいきや直線ではニホンピロは失速、サイレンスボーイも必死の粘り込みを計るもあっさり交わされ、ブルーコンコルドが満を持して先頭にたち快勝、サンライズキングも一緒にあがってきて2着を確保。最後の最後で追い込んだテイエムアクションがなんとかサイレンスを交わして3着にあがりました。

レース前はブルーコンコルドはもちろん、サイレンスボーイも有力視していてこの2頭軸の馬券を買う予定でしたが、石坂調教師のコメントで「まだ太いのでこの調教でちょうど絞れてくるはず、480キロ前後ならいいとおもうよ」とあり、馬体重を見てみるとマイナス12キロで470キロジャスト。明らかに「やりすぎ」の調教でパドックでもやや元気のない姿を見て、切りを決断。逆にパドックでよく見えたサンライズキングとブルーコンコルド、さらにニホンピロサートの3頭BOXで馬連を買って見事的中しました。結局石坂厩舎は2頭出しで人気のないサンライズのほうが来たわけです。ちょっと陣営の思惑とは違ったでしょうね。

ブルーコンコルドはこれで本当の意味で、ダート短距離馬として本格化したと言えるでしょう。鞍上との相性が良いというのも好調の要因か。もともと芝重賞で通用するスピードを持っていて、それに母父ブライアンズタイムから受け継いだパワーと優れた心肺機能、それらが融合して強いダートスピードホースが誕生したといったところでしょうか。今後もますます活躍が期待できそうです。

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ところで今週から2歳新馬戦がスタートしました。今年の1番星は桜花賞馬チアズグレイスの仔、チアズガディスでしたが、実はこの馬、POGで上位指名したのですが、馬体で選んだわけではないのでブログでの紹介は割愛しました。また今日の函館の新馬でデビューしたアドマイヤカリブはなかなかの勝ちっぷりでしたね。時計も優秀ですが、500キロの雄大な馬格、そして発達したトモの筋肉はこの時期の2歳馬の中では飛び抜けています。レースでも大飛びのフットワークから外をまわってほぼ馬なりで着差を広げる大楽勝、戦前小島太調教師が吹きまくってたのがさも当然のようにおもえてくるから不思議です。血統的には短距離でしょうが、あのフォームからは距離伸びてもいけるという印象を受けました、今後も楽しみな一頭です。

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