OPALな日々

”Old Person's Active Life”をモットーとするOld Womanのフォトを交えたエッセイです。

細菌性胃腸炎ですと?

2012-04-26 12:06:20 | 日々のあれこれ
ハワイ旅日記も中途半端なまま、4月17日から20日まで韓国へ行ってきました。

そして21日の早朝から吐下しという思いがけない事態となり、今日に至るであります。

あまり聴いて嬉しいような内容ではないのですが、いろいろ不義理な結果とか、不審に思われたりしそうなこともあり、一応ご報告ということで…。

症状はいきなりでかなり激しく、まあトイレで寝ちゃおうかな状態でした。

ただ、強い痛みも高熱もでず、ひたすら吐いてお腹に来るということで、大変は大変でもそんなに悪性ではないだろうと、ぬるま湯をのみながら我慢をしていましたが、ただ帰国した直後ということが気がかりでした。

なかなか症状が治まらないので、近くの病院へよろよろと行った所、

「細菌性胃腸炎ですね。出血もしていないし、まあ全部出しちゃってください」ですと。

普通2、3日で治まるそうですが、旅の疲れもあったのか5日間ほどほぼ絶食状態で治りは遅かったです。

昨日あたりから休み休み動き始めました。

まあ、もう若くないとは分かっていたけれど、念を押されたような気はしています。

韓国では暴飲暴食だったかな~


ハワイへの旅―9 ホノカアの町

2012-04-15 21:44:58 | 
数年前に見た映画ホノカアボーイは、私のお気に入りだった。

その寂れた感のあるホノカアという町に、自分が行くとは考えてもなかった。

ハワイ旅行の話が出た時に、ホノカアに行ってみたいなとまず思ったが、それは実現しないだろうとほんのりと頭をかすめた程度だった。

お任せ気分でハワイ島を案内して頂いていたのだが、H先生の「ホノカアの先に無住になった寺があるんですよ」という言葉に思わず反応してしまった。

そのお寺も時折訪れて、建物の手入れ、墓の掃除もしてらっしゃるのでコナに来たなら立ち寄るつもりでいらっしゃるようだ。

途端に嬉しくなる私。



        

映画に登場したホノカアシアター。映画の中そのままの佇まい。


        

映画、ホノカアボーイよりももっと人影もまばらな通り。


        

銀行もこんなに可愛らしい。ちいさ~


        

目に着いた店に入ってみる。ブティックと書いてあったが雑貨も置いてある。

        

この町を訪れた記念が欲しくて買った貝殻のピアス。銀のハートがあしらってあった。


        

ハワイにも沢山の歴史があり、ホノカアにあったこの碑も、語学力を生かして日系人の人間としての尊厳や労働条件の向上を実現した後藤濶氏のものだが、反感をかってリンチを受けて亡くなられて、日系人として初の裁判が行われたそうだが、この碑文には曖昧な表現がされていた。裁判の記録があってもあたかも自殺のような書き方しかできないのかと不快感を覚えた。


        

ホノカアの町から少し離れた所に、ポツンと在ったハマクア浄土院。


        

歴史のある(1895年創建)立派なお寺なのに、3年ほど前から無住の寺になっているそうだ。


        

浄土院の後ろには傾いた墓と大きなオレンジの樹があった。

樹にはたわわにオレンジの実がなっており、食べるのは小鳥だけ。

幾つかもいで船に持ち帰った。

大味なオレンジだったが、何となく食べるのも供養のような気がして一生懸命食べた。


        

院内にかかっていた2010年のカレンダーには「雲の上には青空」の文字が…。

「青空がない、太陽がないのではありません。ちょっと雲が広がっているだけ。晴れない雲などないですよ。」

今の日本のためのような言葉だった。


ハワイへの旅―8 ハワイ島コナ

2012-04-11 20:12:51 | 
夜の内にヒロの港を離れた船は、ハワイ島を半周して早朝にコナに着いた。

昨日、H先生は「コナの港は小さいから、こんな大きな船は着けられないですね。ボートで上陸かな?」と言ってらしたが、それは本当だった。


        

テンダーボートに乗ってカイルア・ピアから上陸する。


        

ボートと言っても30~40人も乗れる。いや50人位かな?


        

港は小さくて、泳いでいる人も沢山いた。こんなところでも泳いでいるのかと、ちょっと意外だった。

いや、海はきれいだったけど、ハワイなのに港でも泳ぐのかな~?


        

海べりに茅か藁でできたような三角の建物が目に付いた。

カメハメハ大王が老後を過ごした建物らしい。ケーキのような小さな建物だったのも、これまた意外だった。


この日もH先生の車に乗って案内していただく。

ちょうど広島からハワイにいらしていたH先生のお母様も、コナ観光をされるということでご一緒する。

お母様は、夏の3カ月と冬の3カ月はハワイで過ごし、春と秋は広島に帰っていらっしゃるそうで、何ともうらやましい限りである。

日射しが強いので、観光の前にショッピングセンターで帽子を買ってから出発する。


        

海に浮かぶプライド・オブ・アメリカ。


        

どこまで行っても青い空と草原。この辺りはず~っとずっとパーカー牧場という牧場だそうで、ハワイ島の真ん中は全部この牧場かと思うほどだった。


        

いつも強い風が吹いているので、木が一定方向に斜めになっている。


        

普通の観光地にはあまり行かなかった。その代わりに太陽光発電、地熱発電、風力発電等の実験をしているエネルギー研究所を見学したりした。

先生のお母様と、脱原発で話が盛り上がった。こういう研究を推し進めて欲しいものだとか、もっと人間はつましく暮らすべきだとか、昔人間同士話が合って意気投合だった。

今度はあちこち行かずに、ハワイ島にゆっくり滞在しなさいと誘っていただいた。

スバル天文台で星空を観るなんて、夢のように考えていたけど、実現するのかな~。


        

大きな樹。寛いでいる人間が小さい。


        


展望台から見たワイピオ渓谷。下まで降りられるらしい。岬の向こうには大きな滝があるけれど、ツアーに参加しないと見られないそうだ。


        

広がる緑はタロイモの畑。


        

次に連れていっていただいたハプナ・ビーチ。私のイメージしていたハワイの景色だ。


        

H先生は大勢人がいると驚いていらした。最近まであまり知られていなかったらしい。

観光地化するのが残念な位の青い空と海だった。


この後、思いがけず行くことのできた「ホノカア」の街へ続く。




ハワイへの旅ー7 ハワイ島ヒロ

2012-04-07 21:28:03 | 
旅も4日目、朝にはハワイ島に到着。

この日と5日目は、ハワイ大学教授のH先生が案内して下さることになっている。

この方はご亭主が何度か一緒に仕事をした日本人の方で、ハワイにはもう10年以上住んでいらっしゃるそうだ。

この二日間はハワイ島に宿泊したかったが、船外で宿泊するのはセキュリティーなどで問題が多そうだったので、二日間に分けて案内して頂くことにした。

そしてこの数日間の経験で、船に入るのも出るのも出国、入国ほど厳重ということが分かり、早いとこ諦めたのは正解だったと納得した。


港のゲートの外に迎えに来て下さった車に乗ってハワイ島観光へ向かう。


ところがこれが通常の観光とは大分趣の異なる、ハワイ島の他の一面を見ることになり感慨深いものとなった。


        

出だしはスコールのような雨の中を車は走る。

案内して下さるH先生の話では、ハワイ島はヒロ側で大雨、コナは晴天が普通のパターンなそうな。

貿易風に含まれた湿気が、ヒロ側の山にぶつかって雨を降らせ、乾いた空気になってコナに晴天をもたらすのですって。


        

前日までは晴天続きで、すっかり涸れていたレインボーフォールがこの雨で復活。

旦那さんは「雨が降って良かった」と、写真を撮りながらご機嫌だった。


        

大きな樹が並木のように続いている。一本の幹ではなく周囲にぐるりと枝か木根が根付いて取り巻いているような大木だった。



H先生は何とこれからご自分の授業があるとのことで、一路ハワイ大学へ。

一時間、大学内のプラネタリウムで素晴らしい3D画面でハワイの歴史を見て待っていた。二人だけのために上映して下さったのだけど、星空の方が良かったな~、なんて贅沢言っちゃあいけない

ついでに学校の売店で、幸せになるというセラトニンの分子構造のついたアクセサリーを買ってしまった。


        

国立天文台のハワイ観測所の建物。

ハワイ島は空気が澄んでいるので、世界中の天文台が集まっている。

その中でも最大の天文台が、日本のスバル天文台である。学校の床にスバル天文台のレンズのサイズが描かれていた。

その大きさにビックリ!いつかレンズが撓むと聞いたことがあるが、成程こんなに大きくては重さで周辺は撓んでもおかしくないかも知れない。

何故か写真は撮ってない。

日本人の女性職員が「H先生のお客様ですか?」とわざわざ案内して下さったので、あまりチョロチョロ、キョロキョロしにくかったのもある。

すっかりお世話をおかけしてしまった


        

構内の庭にスバル天文台の完成を記念する碑文もあった。



        

ハワイ大学構内のイミロア天文学センターの建物。

        

授業が終わられたH先生と、イミロアセンターの軒下で、スパムのおにぎりと肉じゃがのランチ。お稲荷さんも付いていて食べきれなかった。


        

庭からもぎ取ってこられたという巨大パパイア。ものすごくジューシーで甘かった。これを3つくらいのランチの方が良かったな~。お腹をこわすね、きっと


        

キラウエア噴火口。


        

        

活動中は真っ赤な溶岩が流れだし、夜の海上から見るツアーが大迫力らしい。残念ながら今は活動が中断しているので見られない。


        

これは火の女神ペレの髪の毛という溶岩。

他に豆板のような粒々の溶岩もあり、そちらはペレの涙と書いてあった。


        

火の女神ペレ。


H先生は、今は忘れ去られようとしている日系移民の歴史を残そうとされていて、荒れた墓地の手入れや、捨てられてしまいそうな生活用品を残すなどの活動をされている。


        

ハワイ日系人会館には、日本から移民してきた人々の歴史が沢山詰まっていた。


        


        


        

古びたピアノはちゃんと演奏も出来た。大切に保存されていたのだろう。

「荒城の月」を弾いているところをパチリ。


草ぼうぼうとなった日系人のお墓にも行った。

学生さんにも呼び掛けて草刈りもしていらっしゃるそうだが、維持が大変といっていらした。

個人の善意では負担が大きすぎる。これからのことは考えていらっしゃるらしいけど…。


        

船に戻ると、ベットの上でスワンが私たちを待っていた







ハワイへの旅―マウイ島続き

2012-04-03 23:33:18 | 

        

ハレアカラの成り立ちや火山岩の標本を展示してある資料館にあった証明書。日付入りのスタンプも用意されていた。

どこも観光地って同じようだな、なんてちょっと思った。でもしっかりゲット


        

同じ火山の溶岩でも色もさまざまだし、ゆっくり固まったようなもの、細かな穴のあいた岩となどいろいろあった。



        

少し下っただけでこの青空。もう寒くもないし。


        

カメレオンだ


        

マダガスカルから連れてきたそうだ。勇気を出して「私にも貸してください」と頼んだら肩にのせてくれた。カメレオンじゃなかったけど…。

緑色で角がある。小さな目でジッと私を観察して「知らない人」と判断したらしく、どんどん肩から腕に移動してしまう。逃げてるつもり?

何度か連れ戻したけどちっとも落ち着かない。嫌なら仕方がない、諦めてお返しした

めったにない経験が出来てすご~くうれしかった。有難うございました


        

真っ青な空に青い??? ほら!空を飛ぶ大きいパラシュートみたいな…なんていうの ハングライダー?が浮かんでいた。


            


        


        


        

ピンク、赤、紫、黄色、オレンジ。花も色とりどり。



        

前日、部屋に戻るとこんな可愛いタオルが私たちを待っていた。


        

この日はゾウさんだった。日替わりらしい。次の日はな~に?と楽しみが増えた。