コカ・コーラ。

つい最近まで、

息子の学習机の上に、

１本のコカ・コーラのビンが飾ってあった。

中身はとうに飲んで空であった、が、

珍しい、という、

ただそれだけの理由で群馬県から持ち帰ったもの。

ゴールデンウイークのころ、

道の駅に隣接しているキャンプ場に行き、

一泊して、

その帰りに道の駅にある自販機で手に入れた。

確かに、最近は、

びん入りのコーラにはお目にかかれない。

アルミ缶か、ペットボトル入りのものが流通しているもののほとんどを占めるのだろう。

シーラカンスに近いかもしれない。（苦笑

オイラ自身、

何年か前につぶれてしまった、

ボーリング場の自販機で飲んだのが最後だったかな？

驚き半分、納得半分だったのは、

息子が、

自販機からの取り出し方も、

王冠のはずし方も知らなかった、ということ。

いま、缶切りの使い方も知らない若い子、

けっこういるだろうが、

栓抜きも同様だろうなぁ。

息子も平成生まれ、

知らなくて当然か…。

時代は変わった、

そんなことを思ったが、

どうしてもビンを持って帰りたい、

という息子に、

どういう、子どもなんだ!?

と思いながらも、

持ち帰りを許可、

つい最近まで飾っていた、

というわけだ。

が、やっぱり子供。

新しい興味のあるものができたので、

まったくの放置プレイに。

まあ、見ればキレイなシルエット。

当時の貴婦人のいでたちを取り入れてデザインされたビンの形は、

確かにけっこう、おしゃれ！

いっそ、一本刺しにして、

花でもかざろうか、なあ？