-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

食事の30分前以内は見ないで下さい、このブログは

2020-12-10 11:50:25 | 近況報告

 写真の中身がとんでもないので、食事の前には見ない方がよろしいかと思います。

 天気予報を見て晴マークを確認してから、令和2年12月9日(水)に畑沢へ行きました。今回も背炙り峠を通らないで、遠回りの五十沢から山を越えました。

 今年は背炙り峠が7月22日から11月30日まで工事のために全面的に通行止めとなり、12月1日からは当分の間は冬季閉鎖だそうです。つまり、今年は7月21日を最後にして全面通行止めになり、今年は背炙り峠を通ることが出来なくなりました。平成26年ごろから毎年、無積雪期の通行はほんのわずかな期間に限られるようになりました。もうそのような状態が7年間も続いています。あの峠は山形県道ですから、知事さんにお願いすると善処していただけるかなと思ったりします。間もなく知事選が始まります。県民の福祉向上について、候補者の方々はどのように考えているかお聞きしたいくらいです。

 

 さて、畑沢で千鳥川の縁を散策して農業用の橋に辿り着くと、妙な光景に出会いました。橋の上に何かが沢山、転がっています。近づいてよく見ると、それは糞(ふん)でした。何らかの動物が何度も排泄したようです。専門家でない私でも山中をほっつき歩きなれているので、動物の名前がいろいろと頭に浮かび上がってきます。畑沢で見られるのは、ニホンザル、カモシカ、ツキノワグマ、野ウサギ、キツネ、タヌキ、イノシシ、イタチなどです。その中で、カモシカ、ツキノワグマ、野ウサギ、キツネ、イタチのそれは今回の糞と全く異なります。残るもののうちニホンザルとアナグマの糞は全く見たことがありませんので、勝手に頭から除外されます。最終的にタヌキとイノシシが残りました。タヌキは一ヶ所にまとめて何回も排泄するそうで、「ため(貯め)糞」と言われています。橋の上に糞がありますが、その都度、微妙に散らばっています。これで「ため糞」と言えるのでしょうか。かと言ってもイノシシにしては、まとまり過ぎています。糞の中には、柿の実がありました。柿を食べて下痢状態の様にもみえます。こんな橋を渡りたくなくなります。実際、車が通った形跡がありません。

 先ほどの橋から50mぐらいのところに柿の木があります。謎の動物はここで落ちてきた柿を食べて、橋で排泄したことになります。近くで排泄すればいいものをかなり離れた場所に行くというのは、ある意味で衛生的なのでしょう。とするとタヌキかな。ところで、食べないで残っている柿の実が畑沢に限らず、どこの地区でも見かけます。山の動物を寄せてしまいます。

 

 はて、イノシシの足跡もあります。タヌキは身が軽いので、かなり柔らかい土壌でないと足跡が残りません。イノシシ説もタヌキ説も両方とも否定できません。

 さて、次の写真は西洋タンポポです。昔、タンポポの花は春だけでした。今は冬でもタンポポの花を見ることが出来ます。在来種の日本タンポポはもう殆ど見られません。

 

 冬は彩(いろど)りがないのですが、唯一、道路に白と赤の色が加わっています。除雪作業での目印になるポールです。構図は不味いのですが、彩(いろどり)を添える気持ちで勘弁してください。遠くに見える薄く雪化粧の山は、いつもの禿岳(かむろだけ)です。

 



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