「おにゆりの苑」ブログこの1年の冊子が、出来上った。
本にする事に安易に飛びついたら、結構大変であった。ブログからメモ帳へメモ帳から、ワードのページ設定をしたA5へ移動してメモリーに読ませる。地色がついて来てしまったり、何故か行間が思うようにならなかったり、絵が逆さまに入ったり、校正もわんさとあり、而もお世話くださるMさんのメモリーとこちらのそれとが、合致しなかったりでゲラ刷りのようなことばかりしていて、正直いつ果てるかと思った。
3月4月と季節は移ろい花見も、ろくにせずに、家庭用の印刷機では、1ページ目を刷って裏返して2ページ目を刷ると言うテンポなので、遅々として進まず刷れば刷ったで、背の糊着けが大変で、とうとうMさんに「餅は餅屋、業者に頼めべば良かったわ」と毒づいたりした。そうこうしている内に1度に3部ずつ失敗しないように出来るようになり一気に加速した。
背の糊着けを、一手に引き受けて、その間怒りもせずに、諭すように完成の運びに持って行ってくだすったMさんは、知る人ぞ知る日進市の自分史同好会の会長さんである。御かげ様でした。
一応目安の16冊は完成させて、嬉しい事に1冊は図書館の新刊書のコ-ナーに並んだ。民生委員の○○さんが、市長に見せるからと言われるので、もう無い無いと言ったけれどこれは何とかせねばなるまい。
出版記念パーテイとか言って100円ビールを一人で飲んだ。
俳句 * 満面に笑み浮かべ来る春日傘
* 松の芯そろひて天を目指しをり