田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

秋の夜の雨。 麻屋与志夫

2017-09-11 23:49:57 | ブログ
9月11日 Mon.

●雨がふりつづいている。朝夕はだいぶ涼しくなった。庭ではわたしのすきな秋海棠の花が咲き乱れている。茎がよわい花なので、いまふっているような激しい雨がつづくと翌朝が心配だ。 しかし茎が折れても、この花は無残な感じにならないから不思議だ。むしろ寂しさがいっそう際立ってしまう。折れたり、曲がったり、地面にひれ伏してしまっても、その愛をしさにはかわりがない。

●彼岸花が咲きだした。秋のバラ、そのた数えきれないほど庭には花が咲いている。すべて、妻の丹精込めた花々だ。妻が園芸好きなので、わたしの小説の中にときどき、花のなまえがでてくる。無機質な文体をかきつらねるわたしの作品にいろどりをそえることになる。

●虫が鳴いている。ブラッキーは居間のソファで寝ている。妻は寝室。わたしの書斎からは25メートルも離れている。それぞれ、三人三様の生活をたのしんでいる。秋の夜がふけていく。

●わたしは、これから新作の構想をねる。かきたいことがありすぎる。どの作品からとりかかるか。悩みはつきない。

    

    

    

    


二年前にはリリとの別れがありました。そのときの悲しみをカミサンとまとめた作品があります。ぜひ読んでください。角川の「カクヨム」に載っています。下記の題名で検索してください。すぐ読めます。


「愛猫リリに捧げる哀歌」

猫愛/
猫のスリスリ/
むくむくの毛並み/
猫とのサッカ―/
リリの病/
闘病/
看病/
ペットロス/

猫を愛するみなさんへ。ペットロスに悲しむあなたへ。
麻屋与志夫  木村美智子


この作品は、先住猫ブラッキーとリリ、わたしたち夫婦の楽しい思い出。リリは一年と八カ月で他界。その間の様子を記録したブログを編集したものです。わたしたちはペットロスにおちいり、とくに、妻は涙、涙の日々をおくっています。なんとか、この悲しみからぬけだそうと、もがけばもがくほど、悲しみは深まるばかりです。猫、大好きなみなさん。ペットロスで苦しんでいるみなさん。猫との生活の楽しさ、死なれた時の悲しさ。わたしたちと共有してください。
ブログ「猫と亭主とわたし」木村美智子+「田舎暮らし」麻屋与志夫より編集。


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