貧乏な団体

お店の内装工事が２月５日から始まることになりました。
やはり工事中はご迷惑をおかけするので、今日は地区の顔役の方やご近所さんのご挨拶を数件こなしてきました。
田舎なので気を使わなければいけないことが多々あります。

午後からは、別の会社の支払いに奔走していました。
実は前の会社を辞めた後（１年ちょっとの間はかなり真剣に、昨年９月からはできる範囲で）不登校の問題に携わるNPO法人のお手伝いをしています。
そこでの詳しい出来事は機会があればお話ししたいと思いますが、とにかく貧乏団体なので毎月やりくりが大変です。
しかし、とても意義のある活動だと思うので（彼らを学校へ復帰させることを目的としていませんが、結果的に皆さん１００％復帰してます）なんとか頑張っていきたいところです。
しっかし本当に貧乏なんですよ。

取締役会でびっくり

Uターン当時の話です。
市中金融機関さんと同時に中小企業金融公庫さんにもお伺いしました。
そこでもなかなかの感触を得ましたが、唯一自己資金の増額を課題にされました。
経営革新計画を提出していたので金利も安い安い。
帰社するとすぐ臨時役員会議が開催されました。
というかあまりにもその時の社長様の態度に不安を覚えたので勝手に社長名義で招集させていただきました。
そこで、自己資金の増額の件について話し合っていただきました。
するとびっくり。皆さんが口をそろえて
「自己資金っていったい誰が出すんだ？？？」
と、はじめて聞いたような顔であたりをきょろきょろしています。
「いえ、あれくらいの総予算ならこれくらいの自己資金が必要になると推定して事業計画にうたってありますが。もちろん前回の会議でも説明させていただきましたが」
と私は言いました。

しばしの沈黙の後、社長様曰く。
「皆さんそれぞれの会社でいっぱいいっぱいだ。なんとか用意してくれ」
と一言。

わたくし頭真っ白でした。
土地を借りる契約も県の企業立地課とほぼ打ち合わせ済み（調印式の話まで）。
提携先の企業もだいたい話がつきそう（細かい条件を詰めるだけ）。
建物の見積もりまでいただいております。
もちろんそれら一連のことは毎日報告しておりました。
なのに自己資金を考えてなかったの。

「なんちゃってうそうそ」と絶対誰かが言うと信じていました。
今当時を思い出しただけで冷や汗が出ます。

いざ銀行へ

久々にUターンした当時の話を。

事業計画書を持って銀行に出かけました。
なにしろお金なんか借りたことがなかったので、初めに「持ってこい」と言われた銀行に言葉通り持って行きました。
うちの社長はなにやらはずせない用事があるということなので自分一人で伺いました。
銀行の奥のお部屋に一人で案内されたのは初めてで、ちょっとどきどき。
数分間後に支店長と支店長代理とご挨拶。
事業計画書を渡し、事業内容について熱く語らせていただきました。
ある程度質疑応答も終わり「完璧じゃん」と自分に酔っていると先方さんが一言
「なかなか興味深い事業ですな～」
とおっしゃるではありませんか。
最後に「前向きに融資を検討いたします。でも保証協会を通していただけますか」と。
私は「かしこまりました。後日お伺いします」と言ってその場を後にしました。
でも保証協会ってなに？いったい何処にあるんだろう？なんのために行くのかな？くらいの知識しかありませんでした。
調べるとすぐに仕組みと場所が分かったので、その日に電話でアポだけとって３日後にお伺いすることになりました。
一連の話を社長に携帯で連絡したところ「今、野菜に水をやっているから後にしてくれ」と怒られてしまいました。
まったく嘘のような本当の話です。
こうやって文章にしてみるとつくづく
「あの会社やめて本当によかった～」
と思います。

後日、収穫した野菜をいただきました。ごほうびだったのかな？

よしよし

先ほど国民金融公庫さんから郵便が届きました。
中をあけてみると融資決定の通知でした。
申請額全額融資とのこと。
ふっふっふ　うれし～
なにはともあれお店を開店するめどが立ちました。

ひどい風邪を引いています。
先輩の経営者から「自己管理ができていないよ」と言われ反省しています。
同時に「オレンジレンジのチケットを３枚入手するように！」との命令も。
別に僕のことが心配だったわけじゃないのね…。

保健所にいってまいりました

保健所にいってまいりました。
なかなかとぼけた保健所でして、一つのことが一回で終わったためしがありません。
まあ、これがお役所感覚なのかなとあきらめておりますので気にもなりませんが、自分たちに関係する○○協会への寄付の勧誘はけっして忘れません(^^;)。
遠回しに断りますと、「こちらの方は皆さんお入りになりますが…」とかなりねばられました。
こちらのみなさんはお金持ちなんですね～。
これからいくらでもお金がいるのに大事なお金そんなことにつかえねーよ！

少し風邪気味ですので早めに仕事を終わらせようと思います。

内装のデザイン

内装のデザインについて現地で打ち合わせをしました。
といっても１回目に提示していただいたデザインがかなり気に入っていたので、細かいところの詰めを話し合いました。
何も言わなくても自分の求めるイメージとピッタリあったデザインをしていただけるので仕事がスムーズに進みます。
次は看板のデザインに期待したいところです。
明日は保健所に行きます。

国金さんお金かしてね

お昼から国金さんに行ってまいりました。
事業のお話はだいたい前回終わっていましたので、補足的なことを聞かれました。
補足といっても、自己資金のでどころが知りたかったみたいです。
前の事業の税務書類と当時の通帳を用意していましたのでそれをもとに質問をされました。
質問にお答えすると、なにやらこまごまとメモをとってましたが
最後に「これだけの自己資金があればしばらく生活できますが、それでも投資しますか？」
と質問されました。
いざ他人様に聞かれるとさすがにしゃきっとしますね～。
「もちろんです。何倍にもなって返ってくると思いますから。」
と答えておきました。かっこいい～、俺。

といったようなやりとりで、お話は予想外に簡単に終わってしまいました。
でもけっこう感触は良かったよーな気が。
満額融資おねがいしま～す_(_^_)_

水族館に行きました

午前中で打ち合わせが終わったので、お昼からは下の子と一緒に水族館に行きました。
いやー、一時間以上も　いるか　だけを見てましたよ。
子どもって飽きないんですよね。
以前上の子をつれて動物園に行ったときも、ペンギンで半日が終わったもんね。
しかしボーットできてなかなか有意義な一日でした。
今から明日の国金さんに提出する書類をまとめたいと思います。

そんなんでいいのかー

当時５月いっぱいかけてなんとか事業計画第１号を完成させました。
さっそく役員さん（ほとんど６０歳以上）と彼らの２代目さん（３０～４５歳）に集まっていただき、事業計画第１号を見ていただきました。
そして説明に入りました。
あれ？は、反応がない…。ぜんぜんだめなのか(/_;)　それとも出来が悪いのか　もしかしてみんなおれのこと嫌いなの。
３０分くらいかけて一通り説明が終わりました。
その後質問を投げかけましたが終始会場は静まりかえっています。

俺　「し、質問は？あのう、ぜんぜんだめですか？儲かってしょうがない数字にはなりませんが、かなりシビアに数字をひろっていますし、競合がないので事業としては十分成り立つと思いますが。」
　
会場　ざわざわ。もごもご。いいんじゃないの。ざわざわ

社長　反対の意見はありますかな？
　　　それではないみたいなのでそれで進めてくれ。

そんなんでいいのかー。１億以上の事業なのに３０分できめていいのかー
みんな気はたしかかー。それ俺が生まれて初めてつくった事業計画なんだぞー。
きみたちそんなもん信じるのかー
本当にそう思っていました。

◎来週の月曜日が国民金融公庫さんの面接になりました。
　申請額全額借りることが出来ますように。

お給料が決まりました

２００３年５月末、入社して約２０日後催促を重ねてやっとお給料の話になりました。
「きみは３６歳だから当社の規定通りだと178,000円。あと、交通費と家族手当等が付くから、ん～。手取りで210,000円くらいかな。あと、はやく事業計画書つくってよ」とのことでした。
「給料なんていらないから、事業が始まって利益が出始めたら報酬として利益の○○％を給料としてちょうだい。」っていってしまいました。
社長は「か、かんがえとくよ」って言ってどこかに行っちゃいましたけど。
「いくら親父が関係してるからってそりゃあんた210,000円はあんまりだよ。
会社をつぶしてUターンしたのならともかく、売り上げ、利益ともに過去最高なのに…」。
と、当時は思い上がっていましたが、今考えると結局自分がえらんだんだからしょうがないじゃん。自業自得だよ。思い上がるな俺。ばかもん！


◎本日デザイナーから連絡がありました。
　２５日に内装の打ち合わせよろしくとのこと。
　来週から本格的に忙しくなりそう。