木工と海外通販大好き

アメリカの木工機械、電動工具大好きの徒然日記

14"バンドソー ウレタンタイヤの交換(Urethane Tire Installation)

2017-04-16 19:43:24 | PowerTool

2日程前にバンドソーを使おうと手回しで回転を確認してからスイッチを入れたら、凄い衝撃でホイールカバーの蓋は開かなかったものの下のホイールのタイヤが粉々になってあちらこちらに破片が散乱し凄く吃驚しました。10mm幅のブレードは触った感じは変形異常は見当たらない様です。

既に交換は終えていますがこんな感じて破損(もっと細かい部材がありました)。

インターネットの動画と添付の説明書を参考にまず、説明書を英訳し以下の品を準備しました。

1.鍋
2.水温計(必須です)
3.マイナスドライバー2本、ホイールとタイヤの間に入れる棒
4.C型クランプ(3"の物を利用)
5.4で使う木片(3/4"の穴が1cm空けてあります)
6.クランプ 
7.トング(鍋からウレタンタイヤを取り出す時に使用) 
8.少量の台所液体洗剤 
9.手袋(熱いウレタンタイヤを直に触らない為) 

ここからがホイールをバンドソーから外さずにウレタンタイヤを交換する手順です。

1.鍋の中に適量の水と6〜10滴の液体洗剤 が入っています。

2.水温計を見ながら摂氏51度(アメリカでは華氏表示-125度)になる様にIHクッキングヒーターで温度を上げて行きます。

3.摂氏51度になったらIHクッキングヒーターを保温にして一定の温度を保ちながら15分待ちます。


 

摂氏51度を指しています。

4.15分経過したので台所から工房へ急いで移動し手袋を両手に嵌めます。

5.ウレタンタイヤを4.C型クランプと木片で挟みます。(既に交換終わっていますが...)
   Point:挟む箇所は ウレタンタイヤのつなぎ目が木片の位置にくる様調整します。
 2本のドライバーをホイールとタイヤの間に入れて無理に引っ張って押し込んで行きますので この作業がつなぎ目に当たると千切れる可能性も考えられるので安全を考慮してこの様にした方が無難だと思います。

6.上部も同様に1〜5の作業を繰り返し交換します。

7.ホイールの溝からタイヤのはみ出しがないかチェックします。

8.ウレタンタイヤがホイールになじみ冷えるのを6時間待ちます。

9.終了。

その他:ホイールをバンドソーから外さずにウレタンタイヤを交換する手順でしたが、上下のホイールカバー、テーブルは作業の邪魔になりますので外した方が良いでしょう。