午前中、苫小牧市選出の道議3人で、
市長からコロナ対策に関する要望を受けました。
感染症患者を受け入れる市立病院は、元々感染症病床が4床ありましたが、
疑似症患者を含めた病床確保のため、一般病棟を休止してそれに振り替えており、
そうなると、当然入院収益は減少となるのに、
これまで、専用病床分の補助金はあっても額は少額。
専用病床確保のための休止病床へは、補助がありませんでした。
先日、国の2次補正予算の中で、この部分は改善されましたが、
あとは、それがしっかり満額交付されるかどうかです。
また、2月から患者受け入れ、一般病棟閉鎖としているにもかかわらず、
新年度の4月1日までしか遡りません。
これは苫小牧市や公的・公立病院に限ったことではなく、
このままでは経営上立ち行かなくなり、全道的に医療崩壊を招く恐れもあることから、
地域医療を守るために、他地域の議員さん方とも連携しながら、
しっかりと交付金確保に取り組んでいきます。
6/1からの新型コロナウイルス感染症対策について、
5月31日で休業要請などの措置を解除し、感染を予防する「新しい生活様式」の実践など、
新北海道スタイルの構築に取りくむことが、
昨日に開催された道のコロナ対策本部会議で示されましたので、参考までに掲載します。
1 外出の自粛(~6/18) 道民に協力を依頼する事項。
◯他都府県との不要不急の往来については慎重な対応
◯札幌市と道内他地域との不要不急の往来については慎重な対応
◯接待を伴う飲食業、ライブハウスの利用については慎重な対応
2 施設の使用制限(休業要請)
◯すべての業種について休業要請を6月1日午前0時に解除。
ただし、業種別ガイドラインの遵守など「新北海道スタイル」による感染防止対策を、
十分に行って頂くことを前提とし、準備が整った施設から営業を再開していただく
◯接待を伴う飲食業、ライブハウスについては、業種別ガイドラインが作成され、
その実践が図られるまでの間は、類似業種のガイドラインの実践を前提に、
より慎重な感染症対策を行うよう協力を依頼
3 イベント等の開催制限
◯一定の期間を区切って段階的に開催制限を解除
◯6月1日から18日までの間は、屋内イベントは100人以下、
かつ収容人員50%以内にするよう、屋外イベントは200人以下、
かつ、十分な人との距離(2メートル)を取るよう協力を依頼
4 感染防止の取組み
①感染者の発生状況を踏まえた振興局単位での「呼び掛け」や、
知事による全道を対象とした「アラート」等の実施による蔓延防止策の実施
②感染拡大を防止する「新たな行動様式」の実践・可視化する「新北海道スタイル」の推進
③感染拡大に備える早期発見と対応によって新型コロナウイルスに強い社会づくりの取組を進める <textarea id="tinymce" class="tinymce" style="display: none;" name="tinymce" aria-hidden="true"></textarea>