沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

沖縄県は「サンゴ訴訟」最高裁に上告!

2021-02-12 10:49:55 | 日記

 2月3日、福岡高裁那覇支部の大久保正道裁判長は「サンゴの特別採捕の農林水産相の是正指示は適法」として、県の訴えを棄却。それに対し、玉城デニー知事は「常識では考えられない不当判決」として2月10日、最高裁に上告した。
 辺野古の埋立て工事のために2019年、沖縄防衛局は絶滅危惧所を含む約4万群体のサンゴの特別採捕を申請した。しかし、仲井真元県知事が埋め立て工事を許可した状況とは違って、90㍍に及ぶ軟弱地盤や二つの活断層の発見により、防衛局も「設計変更申請」を沖縄県に申し立て、現在、審査中である。
工事そのものの見通しがつかないなかで、なんで、そのためのサンゴの特別採捕の許認可が判断できようか。
 しかも、大久保裁判長は「たとえ無益な工事になったとしても、工事が行われる前提で『許可』すべきである。農水相が許可を指示したのは適法」との判決。「無益な工事」なら即刻やめるべきである。膨大な税金をどぶに捨て、貴重な自然を破壊つくす米軍基地建設!即刻辞めるべきでしょう!
 大久保裁判長の判決は「たとえ無益な工事でも、国の申請が行われれば、その通りに行え」と言っているに等しい。沖縄の地方自治は無きに等しい。沖縄差別・沖縄の植民地主義!いつまで、沖縄は「国策の手段」にするのか!!
 2月10日、玉城デニー知事は、最高裁に上告した。最高裁は公平公正な審理をせよと、多くの市民が声を上げていかねばなりません!
 中国の脅威論をあおり、琉球諸島を軍事要塞化を進めている今、「命こそ宝!」「イクサはいやだ!」「安全に平和に暮らす権利を!」の一人一人の声をあげていきましょう!


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