好天予報のシルバーウィークなので八甲田目指して早めに出発した。
一昨年の花の時期、昨年十月初旬の紅葉時期に続く三度目である。
意外にもガスっていた酸ヶ湯の駐車場に着き、大岳山頂での晴れ間を願って出発した。
〈AM７時前の酸ヶ湯公共駐車場の状況〉
〈日本列島の縦断がここから始まります〉
紅葉が始まっている登山道を進み、時間待ちに仙人岱ヒュッテで早目の食事をとり、▲大岳山頂目指してゆっくり歩いた。
〈ダケカンバが少しづつ色づき出してます〉
〈ガスもいいんですが.....？光も欲しいです〉
〈だんだん色づきが増してきます〉
〈高度が上がれば、色づきも鮮やかです〉
写真を撮りながらの牛歩戦術でゆっくり進んだが、山頂は二年連続ホワイトアウトで視界は無かった。
午後から晴れる予報であったが、強風で寒く長居は出来なかった。
直ぐに下り強風の中、隣の▲井戸岳～▲赤倉岳を周回した。
〈ガスが晴れると視界が広がります〉
〈強風でたいへんでした〉
〈徐々に山容が現れてきました〉
〈山上湿原もあるようです〉
〈奥に八甲田ロープウェイ山上駅方面の眺め〉
時々ガスがはれ山並みが見え隠れするが、▲大岳が姿を現したのは、高層湿原の上毛無岱へ向かう辺りであった。
〈毛無岱の木道では、八甲田山群が揃い踏みになりました〉
湿原に入ってからは、急速に晴れ上がり下毛無岱へ向けて湿原の紅葉をゆっくり撮影しながら木道を歩いた。
特に急坂の木段を下りながら見下ろす下毛無岱の湿原模様がここのハイライトであろう。
〈少し早いが、下り階段から望む毛無岱の眺めは絶景です〉
その後も湿原の紅葉を撮りながら下山口へ向かった。
〈中央やや右辺りの紅葉の中、右下がりに木段を降りてきました〉
〈湿原を着飾る鮮やかな紅葉〉
下山口になる酸ヶ湯温泉旅館前に出ると、青森テレビの取材も入り多くの観光客でごった返していた。
▲大岳山頂での展望が叶わなかったのが残念であったが、紅葉の始まっていた湿原を堪能出来たのに満足した。
下山後南下して、鹿角市の道の駅で車中泊としました。