〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20180624 ワタスゲで覆われた山頂湿原を周回〔▲田代山②~▲帝釈山〕那須~日光~尾瀬周辺を大展望

2018-06-24 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜は南会津町の湯の花温泉に入浴後、道路Pで車中泊をしていた。

今日は好天予想の日曜日ということで、夜半過ぎから山中へ走っていくクルマがぼつぼつあった。

[湯の花温泉付近から展望、奥に▲田代山方面だろう]

 

早めに出発したが、未舗装林道が約10kmと長い。

路面は良く整地されていたが、土埃がたつのでゆっくり走った。

何とか到着すると、早くも車中泊を含む多くのクルマが停まっていた。

綺麗なトイレもあり、駐車場も十分広い。

[▲田代山~▲帝釈山方面への登山口]

 

▲田代山へは8年前の秋の紅葉期に登ったが、当時は▲帝釈山まで行かなかった。

[コース案内図もあった]

 

良く整備された登山道を登って行く。

[ここでもサラサドウダンが鈴なりに実っていた]

 

途中で小さな小田代湿原を過ぎて、さらに標高を上げると、左側にだんだんと展望が開けてくる。

[奥に那須連山だろうか?]

 

[こちらは、日光連山の山だろうか?]

 

[日光連山が競りあがってきた]

 

[遠くに那須連山だろう]

 

[那須連山~日光連山にかけてのパノラマ風景が見える]

 

やがて、田代山湿原の一角に飛び出す。

湿原には、白いワタスゲの穂が一面に広がり、その中に淡いブルー色をした小さなタテヤマリンドウの花が散らばっている。

他にもヒメシャクナゲの花や、咲き残ったチングルマの花などを見つけられる。

[田代山湿原には、ワタスゲの穂が一面に広がる]

 

[ワタスゲに見送られながら、登山者が木道を進む]

 

[田代山湿原に広がるワタスゲに圧倒される]

 

[湿原の中に淡いブルーのタテヤマリンドウが散らばる]

 

[湿原には、地塘も点在する]

 

[高原の風に吹かれて、白いワタスゲの穂が揺れる]

 

 

[咲き出しのタテヤマリンドウ]

 

[地塘の奥には、堂々とした▲会津駒ヶ岳が見える]

 

湿原を1/4周したあたりで、▲田代山の頂上に到着した。

以前来た時は紅葉の時期であったので、この辺りの湿原は一面草紅葉であったのを記憶している。

[湿原の中央付近に▲田代山の頂上標識があった]

 

[咲き残ったチングルマとヒメシャクナゲの花]

 

[サラサドウダンの赤と対照的な白のワタスゲ]

 

[ワタスゲの中で、新緑を映すコバイケイソウ]

 

[一面に広がるワタスゲに圧倒される]

 

[湿原に広がるワタスゲの中を木道が走る]

 

[爽やかな初夏の田代山湿原]

 

[ヒメシャクナゲとタテヤマリンドウがコラボする]

 

[群生するヒメシャクナゲ]

 

[透けるサラサドウダンを見上げる]

 

[ミツバオウレンだったか?]

 

田代山湿原の奥にある避難小屋を過ぎると、▲帝釈山への縦走コースとなる。

この間には、今の時期オサバグサが所々に群生していた。

[ひっそりと群生するオサバグサ]

縦走コースを進むと、だんだん尾根筋に出て展望が開けてくる。

[ここでも那須連山~日光連山の展望が開けてくる]

 

[シャクナゲの花も咲き出した]

 

縦走1時間余りで狭い▲帝釈山の頂上に到着した。

好天の日曜日で湿原が見頃とあって、多くの登山者が▲帝釈山まで縦走してくるようだ。

また、反対側の林道登山口からは1時間ほどで▲帝釈山に到着するらしい。

[狭い▲帝釈山の頂上]

 

狭い▲帝釈山の頂上は登山者でいっぱいになった。

日陰もなく、飛び交う多くのハエとの持久戦が始まる。

[狭い▲帝釈山の頂上付近]

 

それでも、ここからの展望は素晴らしい。

[右側に▲越後駒ヶ岳、中央付近に▲中の岳~▲兎岳方面]

 

[左側に日光連山~▲武尊山、右側に▲燧ヶ岳のパノラマ]

 

[残雪を見せる▲越後駒ヶ岳]

 

[頭をもたげるのは、▲日光白根山]

 

[白いシャクナゲに寄ってきた、黒いアゲハ蝶]

 

[日光連山、奥にチラリと▲男体山が見え隠れしている]

 

[チラリズムの▲男体山]

 

[▲男体山周辺の山々~▲日光白根山にかけての日光連山]

 

[新緑に映える▲会津駒ヶ岳]

 

[山頂ではよく見る、みんな「はいポーズ」]

 

[▲会津駒ヶ岳をアップする]

 

[さらにアップで、会津駒の小屋が見える]

 

[こちらは、会津駒ヶ岳と対峙する▲三岩岳]

 

[▲上州武尊山の山々]

 

ここからの展望で、2009年の9月末に枝折峠から歩き出した▲越後駒ヶ岳~▲中の岳~▲丹後山~十字峡までのテント縦走コースがちょうど一望出来ることが分かった。

とにかく水が少なく苦しい縦走だったが、当時の素晴らしい紅葉風景が鮮明に甦った。

同時に▲中の岳までの尾根筋で1m余り足を滑らし、狭い登山道をずれ落ちた怖い記憶も思い出した。

 

それ以来苦しい縦走登山からは遠ざかり、今では日帰り登山に特化したお気軽なクルマ旅登山を楽しんでいる今日この頃である。

[9年前に縦走した▲越後駒ヶ岳~▲中の岳~▲丹後山]

 

[▲越後駒ヶ岳の手前に見える岩峰は▲荒沢岳だろうか?]

 

[頂上の避難小屋で泊まった▲中の岳が大きく見える]

 

[▲帝釈山の頂上付近からのパノラマ風景]

 

[2009.9月に縦走した思い出の中越縦走コースをもう一度]

 

その後は、▲田代山を目指してUターン下山した。

下山の途中で、20名ほどのパーティーと30名近くのパーティーが▲帝釈山目指して登って行くのに出くわした。

果たして、あの狭い▲帝釈山の頂上に全員が立てるのだろうか?

[森の中にひっそりと咲くオサバグサ]

 

[白いオサバグサの花]

 

[避難小屋になっている弘法太師堂]

 

避難小屋を過ぎて、再び田代山湿原に戻って来た。

湿原の木道を周回して下山する。

[コバイケイソウの新緑と白いワタスゲ]

 

[ワタスゲの道を歩く登山者たち]

 

[初夏の湿原]

 

[白いワタスゲに混じる新緑のコバイケイソウ]

 

[白いコバイケイソウもワタスゲの中で揺れる]

 

[夏を思わせる雲]

 

[淡いブルーが爽やかなタテヤマリンドウ]

 

[那須連山をバックにワタスゲ揺れる湿原]

 

[登山道の足元に見られる小さなアカモノ]

 

[アカモノとコラボするゴゼンタチバナの花]

 

[最初の湿原の小田代湿原に降りてきた]

 

[綿毛を揺らすワタスゲ]

 

今日の登山で今回の南東北エリア山行を終え、今後はゆっくり帰路に着きたいと思っている。

ということで早速、静かで居心地がよくお気に入りの「ふるさとの丘 小千谷ユースホステル」に6/25(月)の宿泊予約の電話を入れた。

 

下山後は、檜枝岐村の燧の湯で入浴し、縦走の起点だった思い出の枝折峠で車中泊にしました。

枝折峠までは、かなり長距離の山道国道を走り疲れた。



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