今日も天気良く、白神山地の▲藤里駒ヶ岳に決めた。
〈朝方はガスっていました〉
〈道端の風情も秋が始まっていた〉
通常登山口である黒井沢口は今年も災害工事中で、長駆林道の樺岱林道側から登ることにした。
この林道は木材集積の未舗装道で11km余りと長く、泥穴だらけで疲れた。
それでも福岡ナンバーの先発者の方の車が一台停まっていた。
ブナの黄葉は遅く山の紅葉はまだまだであるが、北海道では見られなかったブナの木々が楽しみである。
〈やはり、ブナの登山道は気持ちよい〉
山の紅葉よりも山の恵みは、確実に秋が始まっていた。
山頂手前で、先発者の方が降りてくるのと出会った。
この方が元気な人で、風貌も中身も鈴木宗男タイプの陽気な方で、東北でボランティアをしながら日本200名山を目指して頑張っている様子だった。
〈木々の間から山頂方面が覗く〉
山頂手前になると、木々に少しずつ紅葉が見られるようになった。
山頂に着く頃にはガスが沸き立ち展望には恵まれなかった。
それでも食後下山にかかると、二組の夫婦連れと出会った。
下山後、再び長い林道を下って戻り、世界遺産センターを見学してから入浴、ここで再び陽気な方とバッタリ。
〈世界遺産センターの室内〉
〈隣のブナの駅で白神丼/馬肉と舞茸を温泉卵で混ぜて食べる〉
その後、青森県との県境をこえ、岩木山山麓の岳温泉の元民宿Bの老夫婦を訪ねた。
ここは、若いとき泊めてもらったことがあり、2012年以来四度目の訪問になる。
以前すだちジュースを差し上げたことがあり、年に一度の訪問でも直ぐ気がついてくれた。
遅い時間の訪問でも長々と積もる話をしてもらって楽しかった。
今日は登山よりもこちらが目的だったのかもしれない。
明日も好天予報なので八甲田を予定して、弘前市の道の駅で車中泊としました。