今日も予報以上に好天のようだ。
今週は、ほとんど曇りと雨予報であったのに段取りが狂ってしまう。
だんだん初登の山も少なくなりつつあるが、新潟県民の山である▲五頭山を目指した。
ただ、ここからまだ50km余り走らねばならない。
ガイド本では、▲菱ヶ岳~▲五頭山の周回縦走が載っているが、時間もないし、体力的にも自信がない(;_;)/~~~。
朝からどんどんクルマが道の駅「とちお」に集まって来るなあと思っていたが、どうやら今日は「守門マラソン大会」があるようだ。
9時過ぎと遅い出発になった。
こちらは、さすがに新潟県民の山である。駐車場もどんどん埋まってきた。
そして、登山口をあるオジサンに聞いたことから端を発し、このオジサンと一緒に▲五頭山に登ることになった。
それがまた、優しいガイドさんのような高齢登山者であった。
この山は、新潟県の高尾山に当たるらしい。
[懇切丁寧な地元のオジサン]
地元の山専門に登っており、全く偉ぶることなく、懇切丁寧でその物腰の優しさに感心し、ずっと話が弾んだ。
ブナ林の急登が続く登りも、汗びっしょりになりながら、ずっと話ながら登った。
[三の峰にある避難小屋内部]
[二の峰ピーク]
▲五頭山は、その名の通り五つの峰を持っており、最後に三角点のある▲五頭山頂上がある。
ただ展望は、一の峰や前一の峰の方が良いので、多くの人は山頂まで行かずにこの辺りで引き返すらしい。
[右側奥の▲菱ヶ岳から続く長い縦走路]
[一の峰のピーク]
朝からずっと一緒に登ったオジサンとも、ここ一の峰でお別れした。
[右側にどっしりとした五泉の▲菱ヶ岳]
そして、次のピークが前一の峰ピークである。
ここが最も展望が良く、広いので人だかりが出来ていた。
[前一の峰ピークからのパノラマ]
[少し始まった紅葉風景]
せっかくなので、▲五頭山山頂まで行ってみた。
[▲五頭山三角点ピーク]
[▲五頭山山頂から見える越後平野]
[最奥に膨大な飯豊連峰の山並]
展望は、飯豊連峰が長く大きく見えるのが印象的である。
[飯豊山の本峰付近]
また、▲磐梯山や▲御神楽岳など会越の山々の眺望が素晴らしい。
[奥に▲磐梯山]
[右手奥に岩峰▲御神楽岳]
そして、この山はブナの山なのである。
冬の風雪が厳しく、個性的な形状をしたブナが多いようだ。
そうして、最後に五の峰を訪れ、▲菱ヶ岳との縦走は出来なかったが、五つの峰ピークと▲五頭山頂上を周り、日が傾きかけた頃に旧スキー場へと周回下山した。
[四の峰ピーク]
[五の峰のシンボル、友情の鐘]
[五の峰ピークのパノラマ]
こうして、今日こそは最後のクルマとなって、日が落ちて真っ暗になった中、新潟県関川村の道の駅「関川」に向けて走り、敷地内の温泉で入浴し、そのまま車中泊にしました。