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チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その6

2011-06-18 20:58:55 | ゲーム
チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その5の続き

 東アジア同盟に参加したイル=ハン国との戦争の勃発です。現在のイランに位置するイル=ハン国は国の規模に対して将軍数が多く、一点突破されるとかなり危険です。そこで周辺に包囲網を張って前線を散らし、敵軍隊を確実に仕留めながら都市を攻撃することにします。目標は1290年内のイル=ハン国制圧!

1290年 春

 ターン内に先に行動したイル=ハン国は、ニシャプール(イラン北東部)から我が国のサマルカンド(ウズベキスタン)に大群を仕向けてきました。サマルカンドでは蒙古騎兵隊が編成できず、とにかく兵の数で対抗するしかありません。また、敵の首都タブリーズ(イラン北西部)から出撃した軍隊がバグダードの目の前に迫っています。

 周辺都市から対応可能な将軍たちを(戦闘の向き不向きに関わらず)差し向け、敵軍勢の力を削いでいきます。負けてもいいから敵の数を減らし、とにかく生きて帰って来ることが使命です。その間に周辺都市の労働ユニットを所属の都市に収容し、次のターンの軍隊ユニット編成に備えます。

 そしてモンゴル高原にいた国王ミカエル8世は西アジアへと進路を取りました。

1290年 夏

 イル=ハン国のシーラーズ(イラン南西部)は発展途上にあり、軍備が不足していたので簡単に制圧。こちらも発展途上のカンダハル(アフガニスタン)からの参戦でした。

 労働ユニットを収容して軍備増強に備えていたノヴゴロド、オムスク、キエフ、クラクフ、ペスト、サライ、サマルカンド、コンスタンチノープル、ダマスカス、バグダードから軍隊を総動員です。敵の軍勢に対して片っ端から戦闘を仕掛け、将軍二人が犠牲となるもあらかた撃退。首都タブリーズとニシャプールの包囲網が完成しつつあります。



 撃退した将軍の中には「神学大全」のトマス=アキナスがいて、うまくビザンツ帝国に登用できました。「神学大全」は文化アイテムであり、我が国は著者のトマス=アキナスをずっと探していたのでした。それにしてもこんなに戦闘力の低い彼にまで戦わせるとは……。

 さらにイル=ハン国の労働ユニットを攻撃して多少なりとも国力を削ぎ、あわよくばビザンツ帝国に登用です。

1290年 盛夏

 イル=ハン国はこの期に及んでサマルカンドの将軍に裏切りを薦めているようです。この状況で裏切る将軍なんて余程の愚か者か、あるいはバクチ打ちでしょう。それでも将軍たちの忠誠度には気をつけねばなりません。

 総勢30名を超える将軍たちがタブリーズとニシャプールに迫り、敵攻撃部隊を全て排除。タブリーズは国王アバカの軍に守られていますが、蒙古騎兵隊を率いる4人の将軍たちが総攻撃。機動力と攻撃力に優れる蒙古騎兵の数に任せ、ダメージ無視で城内に突入。混乱と火攻と突撃で、とにかくタブリーズ陥落です。敵の増援が現れなかったのが幸いでした。捕まえた国王アバカはとりあえず解放しましたが、(史実では)うちの娘マリアを妃にして共にマムルーク朝と戦ったというのに義理の息子のこの仕打ちは許せません。アバカのおバカ!

 タブリーズを攻めていた残りの軍隊はニシャプールへと向かい、決戦に備えます。

1290年 秋



 イル=ハン国最後の砦となったニシャプールを取り囲みつつある我が軍勢ですが、連戦の疲弊が重なっており実はかなりボロボロです。負けはしないものの、簡単には勝てなくなってきました。しかも勝っても敵将軍に逃げられてばかりで、登用も斬首もできません。軍隊ユニットを進めたところ、このターン内では一歩足りずにニシャプールを包囲し切ることができませんでした。冬のターンにてビザンツ帝国とイル=ハン国とどちらが先に動くかで結果は大きく変わるでしょう。

1290年 冬

 冬になったとたんにミラクル発生! イル=ハン国王アバカが高齢のため亡くなってしまった! 跡を継いだのは史実通り長男のアルグン。そのおかげで何人かの将軍はイル=ハン国を出奔し、残った将軍たちの忠誠度も若干下がりました。



 さらにいいニュースです。夏に登用したトマス=アキナスが文化アイテムの一つの「神学大全」を完成させました(前線近くにいたのに、そんなヒマあったのかしら?)。

 さて、運良くイル=ハン国より先に行動を始めることができた我が国は、弱体化した軍隊は後退させて、力を維持したユニットをニシャプールに隣接させます。そして最後にミカエル8世が隣接した時点で攻撃開始! これで決着なるか!

 と意気込んで攻めてみると、ニシャプールを守っていたのはマムルーク朝国王だったバイバルスでした! 以前は息子がさんざん世話になり、その時はミカエル8世自ら成敗してやったのに、また出てきたか! しかも史実ではミカエル8世とアバカは協力してマムルーク朝に対抗したのに。敵味方が滅茶苦茶になってますね。というか、ミカエル8世嫌われてる?

 バイバルスは連射と火攻の特技を持ち、混乱もほとんど効かないという怪物です。ただし、前回は国王だったため1部隊の人数は1000人もいましたが、今回はヒラの将軍なので600人しか率いることができません。そのことを希望に戦闘を始めてみるとやっぱり強烈な攻撃力です。こちらの弱った部隊を囮にして攻撃を集中させ、その間に城門を破って城内になだれ込みます。城内で火だるまにされると味方も通過できなくなって大変ですが、あとは数の勝負で辛くも勝つことができました。



 戦闘終了後、英雄バイバルスを登用できなかったのが残念でした。解放はしたけれど、恨み言を言っていたので今後登用できるかどうか……。



 ニシャプールを自ら陥落させたミカエル8世。この後は文化アイテム収集のために一旦コンスタンチノープルに戻ることにします。支配都市は35。戦火の絶えなかった東アジアは静かになっています。軍隊が出ている様子も無く、それが逆に不気味です。次は吐蕃を手に入れてアジアの南北をつなぐ街道を整備したいですね。

つづく


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