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ロサンゼルス友人宅訪問 その1

2012-01-29 23:10:09 | 旅行
 友人がしばらくロサンゼルスに赴任しており、せっかくだから遊びに行こうということになって、2003年に別の友人と行ってきました。カリフォルニアは二度目の訪問ですが、以前紹介した地質見学の時から10年近く経っていたので、ちょっとした懐かしさもありました。ちなみに学会やら何やらでこの時までにも何度か海外に行っていましたが、これが純粋に観光で行った初めての海外旅行でした。

 この時はデジタルカメラの持ち合わせがなく、空港で買った「写るんです」で撮影した写真なので画質が悪いです。それにいい写真があまり撮れませんでした。何とぞご了承ください。そのかわり少し大きめにしました。



 ロサンゼルス空港に着いて現地の友人と合流したあと、その友人の運転する車でまずは周辺のドライブ。ここはダウンタウンで、日本人街「リトル・トーキョー」の近くです。そこでは本屋等が日本の物を売っていました。他にもこの周辺には怪しげな店や建物があり面白かったです。



 次はハリウッドに行ったのですが、有名なハリウッドサインの写真がうまく撮れなかったのが残念です。写真の場所では地面にハリウッド俳優のサインと手形が刻まれていました。ここはスタートレックのコーナーですね。中央にエンタープライズ号が描かれています。レナード・ニモイのサインは見えませんね。

 この後はビバリーヒルズを散歩。ビバリーヒルズには私の好きな作曲家のストラヴィンスキーが晩年に住んでいたので、ぜひ行ってみたいと思っていました。もちろん、行ったからって何があるわけでもないのですが…。



 さらにその後は海に面したサンタモニカ市に移動し、出島のようなサンタモニカ・ピアの見物。ここはちょっとした遊園地になっています。桜田淳子はいませんでした。あんなに「来て来て」と言っていたのに。

 この日の夕食は巨大な肉と大量のマッシュポテト。あまりにも量が多くて食べきれませんでしたよ…。アメリカ人はあれだけの量を普通に食べているんでしょうね…。





 次の日はロサンゼルスから北東300kmほどにあるラスベガスに向かいました。懐かしのモハーベ砂漠をひたすらドライブです。途中には偽ラスベガスみたいなちっちゃな町が幾つかありました。



 我々が宿泊したホテル「モンテカルロ」です。巨大ですが、なかなか落ち着いた作りになっていました。初夏とはいえラスベガスはとても暑かったのですが、汗が全くでませんでした。出ないと言うよりは、出るなりすぐ乾くと言った方が正確ですが。



 ラスベガスにはフリーモント・ストリートというアーケード街があって、名物になっています。まずは暗くなるまで街角で休憩。



 いよいよ暗くなってきました。派手なネオンが楽しげです。



 画質が悪くて申し訳ないのですが、フリーモント・ストリートのアーケードの下側が電光掲示板になっており、夜になるとアニメーションのショーが上映されます。ずっと上ばかり見ていて首が痛くなりましたが、その美しさと巨大さに圧倒されました。



 これは友人が撮った写真。二つ上の写真の右側に電光掲示板がありますが、そこでの映像にお姉さんが食べ物をグチャグチャと汚らしく食べるという下品な映像がありました。なぜわざわざそんな映像をでかでかと流すのか理解できません…。

 夕食は街のカジノの中にある寿司屋で食べましたが、あまりおいしくありませんでした。寿司職人は日本人かと思って日本語で話しかけても反応なし。あれはきっと韓国人だったのでしょう。その後はストラトスフィア・タワーに登り、ラスベガスの夜景を楽しみましたが、写真がヘボくてお見せできるようなものでないのが残念。



 さてホテルに戻ってカジノに挑戦。と言ってもディーラーがいるようなテーブルに行ったわけではなくスロットマシンばかりでしたが。トータルで2万円くらい負けたかもしれません。どこかの製紙会社の社長の息子に比べるとささやかな額ですけどね。写真は真っ暗ですが、実際はもっと明るいです。







 ラスベガスのホテルはそれぞれがテーマパークのようになっていて、趣向を凝らしたものになっています。二枚目のピラミッドは「ルクソール」というホテルで、夜になると頂上にある世界一強力な光源から空に向かってビームを発するというのが凄いんだか笑えるんだか。さすがはラスベガス、としか言いようがありませんね。

つづく

ハチャトゥリアン:無伴奏チェロのためのソナタ・ファンタジア、他

2012-01-22 23:18:43 | CD


アラム・ハチャトゥリアン:
・交響曲 第3番(交響詩曲) ハ長調

指揮:キリル・コンドラシン
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ボリショイ劇場トランペット・アンサンブル
オルガン:ガーリ・グロードベルク

・チェロとオーケストラのためのコンチェルト・ラプソディー

チェロ:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
ソビエト国立管弦楽団

・無伴奏チェロのためのソナタ・ファンタジア

チェロ:ナターリャ・シャホーフスカヤ

ビクター エンタテインメント: VICC-2149



 ハチャトゥリアンと言えば「スパルタクス」「ガイーヌ」、あるいは浅田真央選手がプログラムに選んだ「仮面舞踏会」など、バレエ音楽が有名です。でも交響曲や協奏曲もいろいろ書いています。「剣の舞」などのような民族的な雰囲気が支配的ではありませんが、どれもハチャトゥリアン的なノリを持っていて面白い聴き物です。

 このディスクでは交響曲第3番とチェロ系2曲が収録されています。メインはチェロの方ですが、私は交響曲の方に大変なインパクトを感じており、初めて聞いた時は笑い転げてしまいました。ライナーノーツによると、オーケストラにオルガンと15本のトランペットが加わった妙な編成をとっているとのことです。なんでも、作曲当時「交響詩曲」として発表したらソビエト共産党に形式主義的と批判されてしばらくは演奏されなくなり、その後に交響曲第3番と改名したら演奏されるようになったそうです。

 全体で25分程度の単一楽章の曲で、冒頭から15本のトランペットの塊がグチャグチャかつテキトーな感じで吠えてきます。その後にオルガンがこれまたグニャグニャと何をやっているかさっぱりわからないソロを差し挟んできます。ここまででお腹いっぱいになったところで、ハチャトゥリアン特有の優美で雄大な旋律が弦楽器に現れます。しばらくいい気分で聴いているとなんだか音楽がガチャガチャしてきて、そこから10分以上続く異様なハイテンションの後半に突入。満腹になって一息ついていた所にフルコースがやってきたようで、胸やけを起こしそうです。クライマックスでは前述の優美なはずの旋律が15本のトランペットによって極めてハイカロリーで奏でられ、例のグニャグニャオルガンソロを経て終りとなります。

 YouTubeなどにも幾つか演奏が投稿されていますが、このディスクほどブチ切れた演奏ではありませんでした。このディスクではトランペットもオルガンもヤケクソ気味で、録音も投げやりなのか所々で音が割れています。それゆえに後半の演奏が気違いじみたものになっていて笑いが止まりません。あまり録音されない曲ではありますが、見かけたらぜひどうぞ。チェロ系2曲も自由闊達でいいですよ。



 YouTubeにはあまりいい演奏の動画はありませんでした。これはあのチェクナヴォリアンの演奏で、始めの1/3程度だけです。なかなかのテンションですが、惜しむらくはオルガンの音量が小さくてあまり聴こえないことです。時々トランペットなどの音が外れているのは笑ってスルーしましょう。ちなみにブラスバンドによる演奏の動画も幾つかありましたが、吹奏楽ではメジャーな曲なのでしょうか?



 その後見つけたこのディスクの録音。笑えます。


クラシックCD紹介のインデックス

SIMPLE2000シリーズ Vol.44 THE はじめてのRPG ~伝説の継承者~

2012-01-15 21:39:45 | ゲーム
 何となくRPGでもプレイしようかと思っていた頃、ちょうど甘茶さまの感想文を読ませていただいたことをきっかけに、本作「THE はじめてのRPG ~伝説の継承者~」を完全クリアまでプレイしました。

 以前もどこかで書いたのですが、初心者向けのゲームに必要なのは「単純なルールと簡単な操作」ではないかと考えています。低い難易度である必要はなく、それどころか少々厳しいくらいがいいでしょう。なぜなら、「ゲームってのは適当に操作していればクリアできるものなんだ」という意識を初心者に植え付けてしまうと、ちょっと難しいゲームに出会ったらすぐやめてしまって「ゲームってつまらない」という印象を抱かれかねないからです。それはゲーム業界の衰退に繋がるのではないでしょうか。

 誰でも勝てるサッカーや野球なんてつまらないでしょう。大事なのは、頑張れば勝てるかも知れない、頑張って勝ちたい、と思わせるだけのやりがいがゲームにあることです。初心者を対象にするならば、なおさらそのように感じてもらう作りにすべきであると考えています。

 そんなわけで、本作は実に初心者にふさわしい作品になっています。いわゆるドラクエタイプのRPGで、古くからのRPGファンには懐かしくプレイできます。また、次世代機以降にRPGを始めたプレイヤーにとっては、想像力を巡らせるような新鮮な体験であるかもしれません。「はじめての~」というタイトルはシンプルにしか作ることができないがゆえの開き直りではなく、「ゲームってこんなのでも面白いんだよ」という攻めの姿勢にさえ見えます。

 さて、本作の評価ポイントは、何と言っても敵が強いということです。特に序盤で顕著ですが、「プレイヤーを負けさせてくれる」という貴重な機会を体験できます。全てのゲームの基本は「負けを覚える」ことに他なりません。そこから勝つ方法を探るのが面白いのですから。それでも勝てない場合は後回しにしたっていいのですし。実際にモンスターから逃げることができる確率はかなり高いように感じました。その後もパーティーと敵の戦力差はいいバランスを保っています。ちょっと修行(レベルアップ)すれば強くなるし、レベルアップの際に体力・魔力とも全快するので意外と強気に戦えます。とにかく毎回の戦闘に緊張感があるのがいいですね。戦闘で負けてもペナルティはささやかな小銭だけで済むので、大胆に戦いましょう。

 戦闘シーンと言えば「おまかせ」なるコマンドがあって、仲間が全自動で戦ってくれます。序盤では「おまかせ」を選ぶことで魔力の配分の仕方や敵の能力などもわかって、なかなか勉強になります。中盤からは自分でコマンド選択した方が楽になりますが。

 他にも本作のポイントとして、操作が簡単、マップがほどほどに広い、役割分担がシンプルながら工夫もできる、展開がわかりやすい、などが挙げられるでしょう。展開については、ある程度のヒントを手がかりに新たな場所を探索するという根源的な楽しさが味わえました。ただ一点、伝説の剣が抜けるようになるための情報を探すのにはちょっとだけ手こずりましたが。操作については、一か所プレステ2のアナログコントローラの特性を用いる謎があって感心しました(ナムコの「ベラボーマン」を思い出しました)。

 ここまでいろいろ褒めてきましたが、さすがに本作はシンプルシリーズということで、突貫工事で作られたと思われる箇所が幾つかありました。まず、セーブ画面から抜け出すのが煩わしいという点。×ボタン連打で移動モードに戻れるとよかったと感じます。それと、モンスター図鑑にリストがないためにページをいちいち進めなければならないという点。そして、魔法エフェクトの省略ができないという点。いずれも大きな問題ではないのですが、プレイのテンポを若干損なっているような感触があって惜しまれます。

 それと、これは個人的な好みかもしれませんが、キャラの名前は自分で付けることができるのに、過去と顔が決まってしまっているのが残念です。私としてはプレイヤーキャラ(=私)は舞台について何も知らない「冒険者」であって欲しいのです。最後に、基本的に一本道であることに不自然さを感じてしまいます。プレイヤーに「そっちじゃないぞ」と知らせるシステムは無くてもいいですね。それで負けるのもゲームのうちですから。



 私のプレイヤーキャラ。名前が「ディック」に「グロス」で非常にダサイですが、これはランダムに発生した初期ネームをそのまま採用したためです。レベルは最大の65。経験値の1048576という数字は2の20乗であり、そこはかとなくパロディ臭さを感じます。



 モンスター図鑑の最終ページのレッドドラゴン。このモンスターは最終ボスで負けないと登録されないようです。随所で現れる中ボスの強さは高めに設定されており、初見で勝てない奴らも多いかもしれません。けれども再挑戦が楽にできるようにダンジョンのショートカットができるという親切設計になっています。

 そんなわけで、初心者を鍛えるというこの上なく重要な役割を担った作品であり、RPGを30年近くプレイしてきた私も結構楽しめました。いわゆる大作RPGが好きな人も嫌いな人もぜひプレイして欲しい作品です。

伏見稲荷に初詣

2012-01-09 22:00:00 | 日記
 今年の三ヶ日には初詣に行けず、本日ようやく出かけることができました。例年は春日大社にお参りしているのですが、今年は京都の伏見稲荷に行きたくなったのでした。何年か前にも一度初詣に行ったのですが、今年は稲荷山まで行けたらいいなという希望がありました。

 たまにはJRで出かけようと思い、JR奈良駅から京都線に乗って稲荷駅で下車。駅の目の前はいきなり伏見稲荷でした。



 ここは表参道手前。稲荷らしく狛犬の代わりに狐がいます。何をくわえているのでしょうか?



 表参道を正面から見たところ。さすがに1月9日にもなると、この時期国内第4位の参詣者を誇る伏見稲荷も比較的ゆったりとお参りすることができました。



 ここは本殿手前にある楼門。鮮やかな朱色が美しいです。両側の狐はそれぞれ別のものをくわえています。左は鍵、右は宝珠です。この後、本殿でお参りし、お守りを買って、さらに奥に進んでみることにしました。



 本殿の裏手には千本鳥居があります。まず大きな鳥居が並んでいる下をくぐって行きます。



 すると途中で二手に分かれます。左が往路、右が復路です。鳥居は人がちょうど通れるくらいの大きさになります。



 鳥居群を進むと独特の雰囲気を感じます。特にこの写真を撮った瞬間は前に人がおらず、異世界に繋がっているのではないかという気さえしました。

 千本鳥居を抜けると奥の院があり、そこでおみくじを引いてみたら去年と同じく末吉でした…。嫁も去年と同じく大吉。



 奥の院の突き当たりには、おもかる石があります。詳細は上の写真にも書いてありますが、持ち上げてみて意外と軽かったら願いが叶う、意外と重かったら叶わないというものです。写真右の女性(見知らぬ人)が持っているのがおもかる石。私は持ち上げる前に計算してみました。大きさは2リットル程度、石の密度を3kg/Lとすると、約6kg程度の重さになります。以前我が家には友人からもらった8kgの鉄アレイがあり、それより少し軽いくらいだろうという目星をつけました。ところが実際に持ってみると想像以上に軽くて逆に驚きました。体積を大きく見積もったからでしょうか。ちなみに嫁は始めは持ち上がらなくて焦ったそうですが…。



 奥の院から稲荷山へ行こうと思ったら、所要時間2時間とありました。このときすでに3時半だったので泣く泣く断念。実際は我々の足で2時間かかることもないのでしょうが、また暖かくなったら登ってみることにします。ただここで引き返すのもどうかと思ったので、途中の新池(案内図の中央)まで行ってみることにしました。



 10分足らずで池に到着、その横には熊鷹大神の塚というものがありました。池に張り出した拝所ではロウソクが灯されて盛大に炎が吹き上がっており、異様な雰囲気でした。周辺には多くの塚が祀られており、そちらも近寄り難い空気でした。



 時間の都合で引き返し千本鳥居を帰っていると、それぞれの鳥居に奉納年月日と奉納者の名前が刻んでいました。登る時にはこれらは見えず、降りる時にはしっかり見えるような角度で記されています。うまく計算されていますね。



 本殿手前には狐の顔の部分に穴があいている像があり、お賽銭を投げてその穴に通すと願いが叶うようです。私がトライしてみたら、台座の上に10円玉が乗っかってしまいましたが…。

 帰りは表参道ではなく北側の賑やかな参道を通って京阪電車の伏見稲荷駅から帰りました。初詣をしてようやく新年が来たという実感がわき、気分もスッキリです。今年こそは頑張りますよ。

2012年 あけましておめでとうございます

2012-01-01 14:31:48 | 日記


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は私自身も日本国内も大変な年でした。
体力とか給料とかいろいろ低下していますが、
今年は去年のマイナスをカバーしてなおかつプラスに持っていくべく頑張ります!

今年の初ゲームは「THE はじめてのRPG」でした。
現在は火山島に向かうところです。
積みゲーも解消したいですね。