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ロードランナー

2016-02-07 22:21:33 | ゲーム
 はるか昔の物語。そのころ普及していたホビーパソコンのMSXを持っていた友人の家に遊びに行って、そこで『ライズアウト』というゲームをプレイさせてもらいました。レンガやハシゴで構成された画面で、ちょこまかとしたキャラ達が金塊を奪い合っていました。そしてレンガの奥深くにある金塊を取るためにはレーザー銃を真横に撃ってレンガを溶かして道を作る必要がありました。これはなかなかすごいゲームに違いないと感銘を受けたのですが、この『ライズアウト』が『ロードランナー』の亜流だと知るまでには長い時間はかからなかったのでした……。

 しばらくして私はX1というPCを買い、X1版ロードランナー(テープ版)をずいぶんと遊び倒しました。当時は多様なPCが発売されていましたが、ロードランナーが移植されない機種はないというほどブームになりました。

 そんな中、ファミコンに参入するというハドソンがロードランナーを移植するというので注目していたのですが、雑誌で画面写真を見てびっくり! キャラが大きいのはいいのですが、1画面に収まりきらなくなって画面が左右にスクロールするというのです。ゲームとして成り立つのか心配しており、友人の家でプレイさせてもらったら案の定、画面の見通しが悪くてプレイしづらかった印象です。スクロール開始点が画面の端の方にあるので、出会い頭に敵にやられることが多くてイライラしたのを覚えています。

 一方、エディットモードはスクロールせずに1画面に収まる構成で、こちらは狭いだけにテーマを絞る必要があるため、非常に密度の高いステージが作成できます。当時のどの機種のロードランナーにもエディットモード(「コンストラクションモード」と呼ばれることが多かった)があり、私もX1版で多くのステージを作りましたが、雑誌などで最も盛り上がっていたのはファミコン版のエディットモードだった気がします。

 その後はファミコン版『チャンピオンシップロードランナー』を(友人に借りて)クリア。近年ではプレステの『ロードランナー レジェンドリターンズ』、プレステ2の『キュービックロードランナー』(ファミコン版が原型)などもプレイしましたが、独自ルールが多くなって本来のロードランナーらしさは薄れたような気がします。やはりゲームのルールは単純な方が良いと感じます。

 そしてつい最近、近所のブックオフで薄汚れたファミコン版ロードランナーのカセット(動作保証なし)が300円で売っていたので購入。全50面をコンティニューせずに通しでクリア。今プレイしてみるとえらく簡単でした。これでクリア認定しても良かったのですが、せっかくだからエディットモードで一つ作ってみようと考えてできたのが下の写真。



 ロードランナー経験の浅いプレイヤーにはやや難しいかもしれませんが、そこそこの難易度で駆け回るのが楽しいステージというコンセプトです。右の方はあまり楽しくならなかったかも。最後の最後の部分でに確実にクリアできない部分がありますが……。脱出ハシゴは3箇所です。暇な人は解法を考えてみてください。



 ファミコン版の動画。おバカなプレイをしています。



 こちらがオリジナルのAPPLE II版ロードランナー。多くのPCではこのような画面でした。ちなみにアーケード版ロードランナーはオリジナルとファミコン版の中間的な画面でした。