■毛呂乃(14-1)
千秋楽を待たず優勝を決めてしまった毛呂乃、優勝した昨晩、「どこかの横綱のように後輩をぶん殴って謹慎しようかしら」とコメントして以降、消息が分からず。固くなった四尺まらで殴られたらそれこそビール瓶どころではない。優勝を決め本場所の土俵に興味を失い、闘いの場を土俵外に移そうとしているかのよう。千秋楽は土俵に上がらず不戦敗となったが、大相撲の騒動同様、まらずもうも月曜以降尾を引きそうな展開。
○玉椿(7-8)
場所前に目標にあげていた幕内通算500勝、千秋楽にしてようやく達成。解放感にひたりたいところだが「今晩も仕事にいかなくちゃいかんのだよね。休みだったらビールでも飲みたいところだけどさ」と苦笑い。九州場所の感想をきかれると「負け越したけどさ、年齢考えたらよくやってると思うよ。ってか夜勤のない日は全勝なんだから、ある意味優勝みたいなもんだ」とあくまでポジティブ。
○金精山(12-3)
今場所も好調だった金精山。千秋楽の相撲は「かろうじての勝ちでやや不満。最後は派手に決めたかった」とやや納得のいかない表情ながら、土俵際で粘れるのは好調のしるし。これで殊勲賞・敢闘賞のダブル受賞も確定し、いい形で一年を締めくくることができた。次なる目標は幕内優勝か、あるいは大関とりか、来年は飛躍の年になりそうな雰囲気。本人も「悔いなくやるぜ!」と決意を新たにしていた。
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