○毛呂乃（3－0）
「相変わらず”突かれ方（つかれがた）”待ってます」と突かれる役割の者を募集中。四尺まらを抱え、とにかく突きたいらしい。「右足（まらの右側面のこと）がイッた！！いいです！！」と突く相手がいないので、ひとりで射出に入る。「先週ぶつけたところが今頃イッた！！いいです！！」まらの右側面を先週打ち付け、ドＭ心に火をつける快感を一週間我慢、いよいよ放出とあって、なかなか止まらない。いったい何に打ち付けたのか。「何にぶつけたんですか？硬いものですか？」と問われると「塀です」と即答。ブロック塀にまらの右側面をフルスイングで打ち付けていた。大相撲では横綱がビール瓶で幕内力士を殴打したとかで問題になっているが、こちらの理事長はビール瓶どころではない凶器で常にいろんなものを打ち付けている。ブロック塀をも打ち砕く粉砕バット勃起で順当に３連勝。
●玉椿（1－2）
「やべえよ。同僚に『俺のミルク』って飴もらっちまったよ。『俺のミルク』ってなんだよ、どう考えても下ネタじゃねえか。俺のミルクを口に入れろ、じっくり味わえ、ってことだろ。こんなの絶対に毛呂乃の仕込みに違いねえよ」と、飴玉ひとつにやたら怯える玉椿。前日の種なし柿に種を仕込まれるという精神攻撃を受けた直後に、きょうの『俺のミルク』。ジャブ程度の軽い攻撃とはいえ、二日続けて精神的にゆさぶりを受けては、メンタルの弱い玉椿はひとたまりもない。毛呂乃を過度に恐れるあまり、取組にも集中できず、綱取りの遠のく2連敗。
●金精山（1－2）
大関・玉椿がいきなり連敗ということで、かわりに毛呂乃の暴走をストップさせる役割を期待された金精山だが、期待されたとたんに負けてしまうのが、いかにも金精山らしい。悔しがる周囲をよそに、本人は「まあ、こんなものかと。とはいえ、あっさりと負けたのは無念」とさばさば。
