今年の夏は登山には最高だったのかもしれない・・・と、9月に入って思う。
週間天気予報を見ると9月中旬頃まで☁模様 下旬以降に期待するしかないようだ。
そんなことを考えると、今回はラッキーだった。
【8月26日4時50分 周囲でどこかの馬鹿笑いで目が覚める。
登山で早起きとは言え此処は一応ホテルの敷地内、宿泊客の迷惑は考えないといけませんね。
自分的には早めに起床できてラッキーでしたが・・・
今日の予定は、一の沢を出発~常念乗越~横通岳(2767m)~東大天井岳(2814m)~大天井岳(2922)の往復トレラン 距離にして約20km程度
① 0540 駐車場地区に到着するも、先客で満杯状態。何とか道路脇に止め0550出発。
10分ほどアップラン・・・昨日の疲労感は無し。快調^^
0600 一の沢 登山相談所に到着
このコースは2回目だが以前(平成18年)には無かった気がする。
施設的には大きなトイレも完備してあり、出発地としては良い感じです。
登山届を提出し0605スタート。
快調にジョグり、先行者を抜きまくる。登山道の脇には小川のせせらぎ・・・気持ちいいトレランコースです。
6年前の記憶だと胸突八丁まで特段の登りは無かったと思い、無理してでも走れるところは走る事にする。
水を500ml×2本携行したが、このコースは水源が多いので不要と判断し1本捨てる。
暫く行くと前方が開け常念岳が目に飛び込んでくる。 雲一つもない絶好の登山日和!
・・・ただし日差しが強く暑い!
7時半頃 胸突八丁到着 此処で水を補給 美味いです。・・・
20名前後のツアーと離合。殆ど中年女性、最近多く見かけます。
・・・旦那は何をしてる人なのか大変気になるところ。
そろそろ常念乗越かと・・・ 以前はこのようなベンチは無かったか?・・・
最後の水源を通過してしまい水不足気味、参ったな~と思いつつ最後らしい登りをノンストップで頑張ると・・・
じゃ~~ん 0805 常念乗越到着!!
一気に目に飛び込んでくる「あの」槍ヶ岳!!!
お~~この感動 6年前と全く変わりません。
これが登山に嵌ってしまった、言わば「人生の変換点」だっったんですね。
一通り、槍ヶ岳~穂高岳を堪能し先を急ぐ。
6年前常念岳頂上から見た記憶だと、常念乗越~横通岳~大天井岳は走りやすいフラットなコースに見えたが、最初の横通岳の遠さと急傾斜にチョットビビる。
チョイ登り常念岳を振り返ると、急激にガスが吹き上げてくる。 この後1分もしないうちに全く見えなくなる。
こちら方面もガスで視界と直射日光を遮る。寒くなったり暑くなったり・・・寒暖の差が激しいとはこのことか。
急登を心配していたが、横通岳はトップを通らずフラットなランコース。
↓ 此処まで走れる。 見ると気が遠くなってくるが走ってみると@言う間だった。
此処地点とは ↓ 大天井荘まで数百m地点
ガスで気が付かなかったが、目の前に大天井荘 これで水に預かれるとホッと一息。
この場所はトイレの匂いが無ければ絶好のビューポイント・・・
9時33分 114座ゲット これだけ眺めが良ければ十分。
暫く、頂上を堪能・・・ 残念ながら、薬師岳方向はガスが多くて確認できず。
山小屋で水分補給 500ml水補給100円+オレンジ500ml1本購入 一気に飲み干す。
こういう時のオレンジジュースは格別に美味い。
昼食にカレーライスかラーメンを食べようと思い山小屋の中を覗いたが時間的に、そんな雰囲気ではないので、携行したアンパンとソーセージパン、コロッケパンをかじる。
大して腹には効かないがカロリー的には1000キロ㌍程度あるからパンは怖い。
10時15分 復路発 往路をひたすら走る?つもりが疲労で徒歩多し・・・ダメだ。
ガスで急激に冷え込んだり、直射日光で急激に暑くなったりと尾根は大変だ。
11時半 常
念乗越到着 往路は1時間半 復路は1時間15分と大して変わらないのはどういう事か。
結構、往路は頑張ってるんかな~と・・・
後は駐車場まで一気の下り。
途中、多くのハイカーを抜き去り13時 駐車場に到着
往路 2時間10分 復路は1時間半 当然下りが速い。
今回の教訓
左の膝が着地時左に曲がる・・・これは山を始めてからで、どうやら蟹股になってきているようだ。
矯正は大変だろう。 強化は内転筋か腸脛靭帯か?
このままだと故障に繋がるので意識して治さないとロードがマズイ。
山を辞めれば治るだろうとは思うが、9月~10月は山は最高のシーズンを迎え辞められるわけ
がない。
蟹股にならないよう意識しての山行になりそうだ。
次回は、赤牛岳・烏帽子岳・餓鬼岳・有明山・霞沢・・・ じっくり楽しみながら決めよう。
天候に恵また素晴らしい眺望の写真ありがとうござます。
今朝はテレビ番組で、遠くへ行きたい「立山登頂」、自然百景「福島県・浄土平」、小さな旅「瑞牆山」と、山の景色を楽しませてもらいましたが、やはり自分の足で登りゲットする眺望に勝るものはないでしょうね。
浄土平・瑞牆山 観ましたよ。
NHKの撮影は流石に「上手い」と思いますが、到底実際の視界・視野、スケール感にはかないません。