トレイルランで2百名山?  

100名山を完了。
次は200名山+100温泉+100蕎麦++グルメ巡り

115座 灼熱の「中ノ岳」

2012年09月20日 | マラソン

越後の山は手厳しい^^;

15日・16日 天気予報は上越~東北の日本海側が「晴れ」 残念ながら岐阜~長野が「曇り/晴れ」との予報

から上越の山とした。

上越と言えば・・・・「越後駒ヶ岳」@「平ケ岳」等 物凄い急登で2度と登りたくないと思った記憶があるのみ。

それもそのはず、ヤマケイをみると日本100急登中 50番辺りにランクインされている山ばかり。

今回の「中ノ岳」も同様 えらい目に有ったのは言うまでもない。

 

前日の宴会のため、出だしが遅くなり、0900駐車場到着~9時半発、最短の直登コースを選定し主として足腰の鍛錬と予定して出発

【登山口】

いきなりの急階段+30度以上の猛暑   

水が心配だったが何時通り1㍑携行し、途中の水場に期待する事にした。  

  



登り始めると直ぐに「越後駒ヶ岳」の雄姿が見え始める。

高い! 待てよ、あれと同じくらいの高度だから・・・取りあえず水が心配になる。 

と言って今更引き返せない。

  


この山は1合目毎に表示が設置されてあり励み?となる。

  


さて、期待の水場に到着                

  

行って見ると・・・全くカラカラ   この往復が一番疲れた。 

この先、給水が心配になるが、道中の「池」に期待                                                                                       


直射日光が雲と林に遮られ、心配するほどの灼熱でもなく、何とかしのげたのが有りがたい。




ようやく日向山に到着・・・ 「中ノ岳」の全容が見えるも 遠い・・・  

此処まで行き会った登山者はわずか3名  

・・・この先2名とすれ違い3名を抜く・・・人気今一の山 




頼みの「地トウ」の水は、一口で病院行きになりそうでダメ   

しかし水は此処まで1/3しか飲んでいないので何とかなりそうだとチョット安心。





これで7合目?

・・・この先 急登+炎天下で厳しそう。 加えて虫の多さとスッキリしない山肌。

やはりアルプスとは違い爽やかさは無い。 

紅葉時期ならば評価は全く違うんだが、登った時期が悪い。

 

もう一登りで頂上。 この先一旦下り本格的に登り返す。

4~5歩登っては、一息つくを反復し漸く 12時20分 頂上に到着する。

 

兎に角 疲れた・・・                           


わかりやすい「頂上」の表示




展望はナカナカで一安心 ・・・越後駒ヶ岳と避難小屋


登ってきた道を振り返るときが一番達成感が湧く。  

長かった・・・ 水が足りて良かった。 1本まるまる残っているので大丈夫^^




奇形の八海山も目の当り  




今回は紅葉に一か月ほど早かったが、ほんの一部で紅葉している葉も 




昼食後13時 下山する。 特に名残惜しい事も無し。


このコースの危険個所と言えば1~2合目付近のチョイ急角度の岩場くらい、

とは言え、殆ど走れる場所は無し。 トレランには全く不向きな山だった。 

下山後、天気を確認。 「草津温泉」に行き車中泊となった。

翌日は116座「浅間隠し山」 ・・・イージ- 


114座 「大天井岳」

2012年09月04日 | マラソン

今年の夏は登山には最高だったのかもしれない・・・と、9月に入って思う。

週間天気予報を見ると9月中旬頃まで☁模様  下旬以降に期待するしかないようだ。

そんなことを考えると、今回はラッキーだった。

【8月26日4時50分 周囲でどこかの馬鹿笑いで目が覚める。 

登山で早起きとは言え此処は一応ホテルの敷地内、宿泊客の迷惑は考えないといけませんね。 
自分的には早めに起床できて
ラッキーでしたが・・・ 

今日の予定は、一の沢を出発~常念乗越~横通岳(2767m)~東大天井岳(2814m)~大天井岳(2922)の往復トレラン 距離にして約20km程度

① 0540 駐車場地区に到着するも、先客で満杯状態。何とか道路脇に止め0550出発。
 
 10分ほどアップラン・・・昨日の疲労感は無し。快調^^  

0600 一の沢 登山相談所に到着 

このコースは2回目だが以前(平成18年)には無かった気がする。


施設的には大きなトイレも完備してあり、出発地としては良い感じです。



登山届を提出し0605スタート。

快調にジョグり、先行者を抜きまくる。登山道の脇には小川のせせらぎ・・・気持ちいいトレランコースです。

6年前の記憶だと胸突八丁まで特段の登りは無かったと思い、無理してでも走れるところは走る事にする。

水を500ml×2本携行したが、このコースは水源が多いので不要と判断し1本捨てる。

暫く行くと前方が開け常念岳が目に飛び込んでくる。 雲一つもない絶好の登山日和!  

・・・ただし日差しが強く暑い!  




7時半頃 胸突八丁到着  此処で水を補給  美味いです。・・・

 

20名前後のツアーと離合。殆ど中年女性、最近多く見かけます。

・・・旦那は何をしてる人なのか大変気になるところ。 

 

そろそろ常念乗越かと・・・ 以前はこのようなベンチは無かったか?・・・ 

 

最後の水源を通過してしまい水不足気味、参ったな~と思いつつ最後らしい登りをノンストップで頑張ると・・・

じゃ~~ん 0805 常念乗越到着!! 

一気に目に飛び込んでくる「あの」槍ヶ岳!!!  

お~~この感動  6年前と全く変わりません。

これが登山に嵌ってしまった、言わば「人生の変換点」だっったんですね。


一通り、槍ヶ岳~穂高岳を堪能し先を急ぐ。

6年前常念岳頂上から見た記憶だと、常念乗越~横通岳~大天井岳は走りやすいフラットなコースに見えたが、最初の横通岳の遠さと急傾斜にチョットビビる。

チョイ登り常念岳を振り返ると、急激にガスが吹き上げてくる。 この後1分もしないうちに全く見えなくなる。

こちら方面もガスで視界と直射日光を遮る。寒くなったり暑くなったり・・・寒暖の差が激しいとはこのことか。

 

急登を心配していたが、横通岳はトップを通らずフラットなランコース。 

 
         ↓ 此処まで走れる。  見ると気が遠くなってくるが走ってみると@言う間だった。

 

   此処地点とは ↓  大天井荘まで数百m地点 


ガスで気が付かなかったが、目の前に大天井荘  これで水に預かれるとホッと一息。

 

この場所はトイレの匂いが無ければ絶好のビューポイント・・・

 
9時33分 114座ゲット  これだけ眺めが良ければ十分。 


暫く、頂上を堪能・・・ 残念ながら、薬師岳方向はガスが多くて確認できず。


山小屋で水分補給  500ml水補給100円+オレンジ500ml1本購入 一気に飲み干す。

こういう時のオレンジジュースは格別に美味い。  

昼食にカレーライスかラーメンを食べようと思い山小屋の中を覗いたが時間的に、そんな雰囲気ではないので、携行したアンパンとソーセージパン、コロッケパンをかじる。

大して腹には効かないがカロリー的には1000キロ㌍程度あるからパンは怖い。

 10時15分 復路発  往路をひたすら走る?つもりが疲労で徒歩多し・・・ダメだ。

ガスで急激に冷え込んだり、直射日光で急激に暑くなったりと尾根は大変だ。

11時半 常
念乗越到着 往路は1時間半 復路は1時間15分と大して変わらないのはどういう事か。

結構、往路は頑張ってるんかな~と・・・

後は駐車場まで一気の下り。 

途中、多くのハイカーを抜き去り13時 駐車場に到着  

往路 2時間10分  復路は1時間半  当然下りが速い。

今回の教訓

左の膝が着地時左に曲がる・・・これは山を始めてからで、どうやら蟹股になってきているようだ。

矯正は大変だろう。 強化は内転筋か腸脛靭帯か? 

このままだと故障に繋がるので意識して治さないとロードがマズイ。 

山を辞めれば治るだろうとは思うが、9月~10月は山は最高のシーズンを迎え辞められるわけ

がない。

蟹股にならないよう意識しての山行になりそうだ。

次回は、赤牛岳・烏帽子岳・餓鬼岳・有明山・霞沢・・・ じっくり楽しみながら決めよう。